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SEOワードとは?成果を出すためのサイト全体のキーワード戦略
SEO対策において、サイト全体で固有のキーワードを利用することは重要です。サイト全体でSEOワードを定めることで、それぞれのページが異なる内容になるので、ユーザーにとって分かりやすいホームページになりますし、さらには検索エンジンからの評価も高めることができます。
当ページでは、SEOワードの基本から、メリット、効果的な定め方を解説します。検索エンジンからの評価を高めつつ、ユーザーにも価値のあるホームページへと成長させるキーワード戦略として活用ください。
目次
SEOワードとは
SEOワードとは、各ページが上位表示を狙うキーワードのことを言います。
SEOワードを設定することで、訪問者にとって分かりやすいホームページとなりコンバージョン率の向上が期待できます。
さらに、検索エンジンはサイト全体のテーマを見ているので、それぞれのページで固有のSEOワードを設定することで、重複コンテンツがなくなり、サイト全体の検索順位が高まっていきます。
もちろん、SEOワードを定めたからと言って、必ずSEOに有利になるわけではなく、SEOワードを定めたうえで、良質なコンテンツ作成が必須となります。
ユーザーや検索エンジンに対して、ホームページを適切に評価してもらうためにも、SEOワードの設定の重要性は高いと言わざるを得ません。
サイト全体でSEOワードを定めるメリット
サイト全体でSEOワードを定めるメリットを解説します。適切なSEOワードを定めることで、サイト全体の検索順位とコンバージョン率の向上を実現することができます。
各ページのテーマが明確になり、ユーザーが迷わなくなる
SEOワードを定めることで、サイト全体が固有の内容のページになるので、ユーザーにとって分かりやすいホームページとなります。似たページが複数あるホームページの場合、訪問者が内部リンクを見たときに、どちらのページを見れば良いかが分からないことがあります。
その際にユーザーは、どちらか一方だけのページを閲覧して、自分が求めている情報が掲載されていないと、もう一方のページを読んでくれることはなく、基本的にはそこで離脱してしまう可能性が高いです。
そのため、ユーザーが迷わなくなることで、ホームページのコンバージョン率の向上に良い影響を与えることができるようになり、期待していた以上の成果を実現することができるのです。
ユーザー行動が最適化されSEO効果が高まる
SEOワードを定めることで、訪問者が迷わなくなった結果、ユーザー行動が最適化されるので、滞在時間の向上を期待することができ、結果としてSEO効果を高めることが可能です。
現在の検索エンジンは、どんどんユーザー目線のホームページの検索順位が高くなるアルゴリズムに変更をし続けています。そのため、SEOワードを定めることは、単にコンバージョン対策としてではなく、ユーザー行動の最適化によるSEO効果の向上も実現することができます。
重複コンテンツがなくなり、検索エンジンからの評価が高まる
SEOワードを定めることで、サイト全体で重複コンテンツがなくなるので、検索エンジンからの評価を高めることができます。
検索エンジンは、サイト内外問わずに重複コンテンツが発生していると、SEOのために新規ページ作成を行っていると判断をして、サイト全体の検索順位を引き下げる傾向があります。
ページ数の少ないホームページであれば、重複コンテンツが発生する可能性は低いですが、運営期間が長くなるほど、重複コンテンツへの意識が必要になるので、SEOワードを定める重要性は高いと言えます。
重複コンテンツについて詳しくはこちらをご覧ください。
SEOワードの効果的な定め方
実際に、SEOワードを定める方に向けた効果的な定め方を解説します。
ExcelなどにSEOワードを記載する
SEOワードを定める際には、他のページと重複しないことが大切になるので、ExcelやGoogleスプレッドシートなどを使って適切な管理を行いましょう。
たとえば以下のように定めることで、効果的なSEOワードの定め方が可能です。
URL | SEOワード |
/ | ホームページ制作 大阪 |
/service/corporate-site-create/ | コーポレートサイト制作 大阪 |
/blog/acting/ | SEOワード |
このように、Excelなどを使って、サイト全体のURLとSEOワードを記載していくことで、固有の内容を記載することができるので、高い効果を発揮するSEOワードを設定することができます。
記載時には類義語に注意する
各ページのSEOワードは固有でなくてはならないのですが、一点だけ注意点があり、それは類義語になります。類義語は、検索エンジンが同じ意味を持つ言葉として判断するので、重複コンテンツになる可能性が高くなります。
たとえば、当サイトで言えば、「ホームページとWebサイト」や「制作と作成」などが類義語になってくるので、SEOワードを定める際には、類義語の記載についても注意しなくてはなりません。
基本的には、SEOワードで考えるのではなく、ユーザーニーズを考えた場合に、同じニーズの訪問者が訪れるページにならない意識を持ってSEOワードを定める必要があります。
検索数が少なくてもユーザーの役に立つページを作成する
SEOワードを定めると、多くの方が、今自分が定めようとしているSEOワードに検索者数は存在するのかと気にされることがありますが、検索者数が少なくても、ユーザーに役立つページであれば作成するようにしましょう。
確かに、検索者数が少ないSEOワードを定めたページは、検索からの訪問者数が少なくなりますが、検索エンジンはサイト全体も評価しているので、関連ページの検索順位を高める効果があります。
そのため、検索数が少ないページであったとしても、ユーザーに役立つのであれば、SEOワードを定めて、ページ作成を行う重要性は高くなっています。
SEOワードのまとめ
SEOワードを定めることで、ホームページのコンバージョン率の向上やSEO効果に良い影響を与えられます。そのため、ページを作成する際には、過去に同じニーズのページを作成していないかを確認して、それぞれのページで固有の情報を掲載することを意識しましょう。
SEOワードの策定は、特殊なツールがなければできないわけではなく、ExcelやGoogleスプレッドシートでも十分に効果的な管理が行えます。
現在、闇雲にページ作成を行っていて、ホームページのSEO効果やコンバージョン率が高まらない方は、当ページをご覧の機会にSEOワードを定めた戦略的なホームページ運営を行いましょう。