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コンテンツ量アップで検索順位向上!行政書士のホームページの事例
制作実績の行政書士が、ホームページのコンテンツ量を増やしたことで、一気に成果を高めた事例があります。
コンテンツ量を闇雲に増やしたわけではなく、適切な指針を持って増やした結果、検索順位とコンバージョン数の向上、さらにはGoogleアナリティクスのデータが大幅に改善されました。
当ページでは、具体的に行政書士のホームページが行った対策法や、得られた効果を解説します。
目次
行政書士のホームページが行った具体的な対策法
行政書士のホームページが行った具体的な対策法を解説します。
多くのページに自社の経験を追加
行政書士のホームページでは、リライトを行い、各ページに自社の経験を追加しました。
これは、昨今重視されているE-E-A-T(「Experience(経験)」「Expertise(専門性)」「Authoritativeness(権威性)」「Trustworthiness(信頼性)」)を意識したSEO対策です。特に「Experience(経験)」を強化することで、検索順位の向上を狙いました。
具体的には、200ページあるコラムのうち、約130ページで自社の経験を加えることが可能だと判断し、約4ヶ月かけてリライトを実施しました。
また、業務内容のページでは、経験を直接含めるのが難しいため、ページ下部に事例紹介への内部リンクを設置しました。これにより、ページに経験に関するコンテンツがなくても、ユーザーを経験のあるページへと誘導する工夫を行いました。
リライトが難しい内容の薄いページを404エラーに
内容が薄いページをリストアップし、リライトで改善できるかを検討しましたが、約20ページは改善が難しいと判断しました。これらのページへの対策は3つ考えられます。
- 放置する
- 削除してから関連ページへ301リダイレクト
- 404エラーにする
これらのページは検索エンジンでの評価が低い可能性があるため、放置や301リダイレクトでは悪い評価を引き継ぐリスクがあります。そこで、行政書士のホームページでは、404エラーを選択することにしました。
約20ページであれば404エラーが多くなりすぎて、ユーザーエクスペリエンスの低下から、サイト全体の検索順位に大きな影響を与えないと判断しています。
良質を意識した新規ページを作成
SEO効果を高めるため、定期的に良質な新規ページの作成に取り組みました。新しいページを作成することで、新たなキーワードで検索結果に表示される機会が増え、サイト全体の関連性も向上します。その結果、他のページの検索順位向上にも良い影響を与えます。
そのため、上記の作業が完了した後は、1日1ページのペースで新規ページの作成を継続しました。
コンテンツ量を増やした行政書士サイトが得られた効果
具体的に、サイト全体で良質なコンテンツ量を増やした行政書士サイトが得られた効果を解説します。
検索順位の向上
作業開始から約3ヶ月後、さまざまなキーワードで検索順位が向上しはじめました。
一時的にページ削除の影響で順位が下がったものの、日々の新規ページ作成を続けることで、徐々にGoogleサーチコンソールの平均掲載順位が改善しています。具体的には、約4ヶ月かけて平均掲載順位が30位から15位に上昇することに成功しました。これにより、訪問者数の増加に加えて、平均CTRの向上も見られました。
SNSでのシェアを獲得
コンテンツ量の増加により、SNSでシェアされる可能性が高まりました。さらに、各ページは経験に基づいた解説が施されており、情報収集を目的とするユーザーにとって、フォロワーに紹介しやすい内容となっています。
現在のところ、月に1件程度のシェアが獲得できており、劇的なSEO効果や訪問者数の増加には至っていませんが、着実にお客様のモチベーションが向上しています。SNSでのシェアは、コンテンツの改善や持続的なSEO対策とともに、今後さらなる成長向上が期待されます。
コンバージョン数の向上
行政書士のホームページでは、月に1件ほどだった問い合わせが約10件にまで増加しました。これは訪問者数の増加に加え、ページに自社の経験を反映させたことで、似たニーズを持つ訪問者がコンバージョンしやすくなったためと考えられます。
コンバージョン率自体は0.1%から0.3%程度に過ぎませんが、ホームページからの成果が見え始めたことで、お客様の運営意欲を高めることに成功しています。
訪問者が内容を読んでくれるようになった
Googleアナリティクスのデータによると、コンテンツ量の増加により訪問者が内容をよりよく読んでくれるようになりました。
具体的には、平均エンゲージメント時間が20秒から46秒に向上しています。この結果を行政書士のWebマスターに共有したところ、コンテンツが読まれていることが明確に理解でき、今後はさらに良質なコンテンツ作成に注力する意欲が高まりました。
検索順位が向上した行政書士のホームページのまとめ
今回の事例では、経験の追加や良質なコンテンツ作成を通じて、検索順位はもちろん、ホームページの成果が大きく向上することができました。
具体的な施策としては、リライトや新規ページの作成、内容が薄いページの削除などが挙げられます。これにより、訪問者数やコンバージョン率、エンゲージメント時間も改善されました。
SEO対策は継続的な取り組みが重要であり、これらの成果をさらに伸ばすために、引き続き良質なコンテンツの提供を続けていくことが求められます。