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ホームページを作ったあとに必ず行うべきこと
ホームページを作ったあとに、すぐ運営を始めるのは辞めましょう。運営をスタートする前に、まずこのページで紹介するステップを実践することで、より効果的で魅力的なホームページへと成長させることができます。
このページでは、ホームページを作ったあとに取り組むべき具体的な手順を解説します。
目次
ホームページ作ったあとに取り組むべき具体的なステップ
ホームページを作ったあとは、すぐに運営を始めるのではなく、その前に初期の確認作業を行うことが重要です。これにより、ホームページのパフォーマンスを最適化し、長期的な効果を生むことができます。
以下の手順に従って、ホームページ運営の準備を整え、効果的なスタートを切りましょう。
1. 制作会社に無料修正期間の確認
ホームページ制作後の無料修正期間は、契約時に必ず確認しておくべき重要なポイントですが、確認漏れがあった場合は、公開直後に確認しましょう。この期間内での依頼であれば、軽微な修正や誤りの修正、小さな仕様変更への対応を無償で受けることができます。
具体的には、テキストの修正やデザインとレイアウトの調整、リンクの再設定、画像の差し替えなどが含まれます。無料修正期間は1~3ヶ月が一般的ですが、制作会社によって異なるため、詳細を確認しましょう。
また、期間内にできるだけ多くの改善点をリストアップし、修正を依頼することが大切です。これにより、初期段階でのホームページの品質を高めることができるので、ユーザー満足度の向上を図ることが可能になります。
2. 全ページの確認
ホームページを公開する前にテストサイトで確認をしていると思いますが、公開後にももう一度、全ページの確認を行いましょう。
たとえば、誤字・脱字、リンク切れ、画像の表示崩れなどはユーザーの信頼を損なう原因になります。
また、ページごとにタイトルやmeta descriptionの設定も確認し、SEO対策がしっかり行われているかをチェックしたり、レスポンシブデザインが正しく機能しているかをチェックするために、スマートフォンやタブレットでもレイアウトが崩れないかを確認することも重要です。
さらに、画像のサイズが適切でページの読み込み速度に影響していないかも確認します。
この一連の確認作業を通じて、サイト全体の品質を維持し、訪問者にとって快適なユーザー体験を提供することができます。
3. システムの動作を確認
ホームページのシステムの動作確認は、特にユーザーが直接利用する部分での不具合を防ぐために必須です。
フォームの送信が正常に行えるか、入力エラー時に適切なメッセージが表示されるかをテストします。さらに、ネットショップの場合は、買い物カゴや決済の処理がスムーズに進むか、注文確認メールがきちんと送信されるかを確認する必要があります。
また、システムではありませんが、SSLによるデータの暗号化、定期的なバックアップ設定など、セキュリティ対策が正しく行われているかも確認します。
これらの動作確認を徹底することで、ユーザーが安心して利用できるサイト環境を整えられます。
4. Googleサーチコンソールを実装
Googleサーチコンソールは、SEO対策において必須のツールであり、初期段階での導入が推奨されます。
まず、ドメインの所有権を確認し、サーチコンソールのアカウントにホームページを登録することから始めます。これにより、Google検索でのクリック数、表示回数、検索クエリ、CTRのSEOパフォーマンスをリアルタイムで確認できます。
検索パフォーマンスを分析することで、どのキーワードが成果を上げているのか、どのページが最もクリックされているのかを把握できるので、サイト改善に役立ちます。
また、エラーページの検出やクロールの問題点を抽出することができるので、これらを改善することで、ホームページの情報をGoogleに正確に伝えられるようになります。
5. 具体的な運営計画を立てる
運営計画の策定は、ホームページの長期的な成功を左右する重要なステップです。
まず、ホームページの目標設定を行い、月次や四半期ごとのKPI・KGIを定めます。次に、更新スケジュールを決め、新規コンテンツの作成や既存ページのリライトの計画を立てます。
また、合わせて、SNSやメールマーケティング、広告キャンペーンなど、他のマーケティング手法などを行う場合は、これらも含めたスケジュールや計画の策定を行いましょう。
具体的な目標には、月間訪問者数、新規問い合わせ数、コンバージョン率などが挙げられます。これにより、持続的な成長と改善が可能になり、成果を最大化するための道筋を明確にできます。
ホームページを作ったあとに行う内容のまとめ
ホームページを作ったあとの初期対応は、長期的なサイト運営の成果を左右する重要な要素です。
無料修正期間の活用、全ページの確認、システム動作の検証、Googleサーチコンソールの導入、具体的な運営計画の策定など、それぞれのステップを丁寧に進めることで、ホームページのパフォーマンスを最大限に引き出せます。
これらの取り組みは、ホームページの信頼性向上とユーザー体験の最適化に直結します。初期段階でしっかりと基盤を整えることで、持続的な集客と成約率の向上につなげることができるでしょう。