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検索エンジンからの直帰率を下げればSEO効果は高まる

直帰率が高いことは、ホームページのコンバージョンに悪影響を及ぼすことは多くの方がご存じです。

さらに、直帰率が高いことは、SEOにも悪影響を与えており、検索エンジンからの見込み顧客を期待しているWebマスターは改善しなくてはならない数値データの1つと言えます。

当ページでは、ホームページの直帰率とSEOの関係性、SEO効果を高まる直帰率を下げる方法、直帰率の改善でSEO効果が高まった体験談を解説します。

ホームページの直帰率が高いとSEOの関係性

直帰率の定義はこちらからご確認ください。

ホームページの直帰率とSEOには密接な関係性があり、その関係性を解説します。

Google Chromeのデータ

Google Chromeとは、Googleが提供しているブラウザです。

Google Chromeは、ページの処理速度が他のブラウザよりも早い特徴や、Google phoneの初期ブラウザになっているので、多くのユーザーが利用をしています。

これらのデータは、2024年5月に流出したGoogleの内部資料を見ると、Googleから管理され、その中の1つに直帰率が含まれている可能性が高いです。

GoogleChromeのユーザー行動がSEOに影響を与えているかも?

もちろん、可能性の話ではありますが、多くのホームページ制作会社やSEO会社では、経験から、直帰率を下げることがSEOへ良い影響を与えると発言しています。

そのため、直帰率を下げることで、Google Chromeユーザーの行動が最適化されるので、SEO効果を高めることができるのです。

検索結果での行動

検索エンジンは、検索結果から訪問したユーザーが、ブラウザバックを利用して、検索結果に戻ってくると、SEO効果を下げています。

こちらもGoogleからの発言ではなく、ホームページ制作会社やSEO会社の経験上の話になるのですが、直帰されないための対策を行うだけで、大きく検索順位を上げることができた事例が多くあります。

効率の良いSEO効果が高まる直帰率を下げる方法

効率的にSEO効果が高まる直帰率を下げる方法を順に解説します。

1. Googleアナリティクスを確認

GoogleアナリティクスとGoogleサーチコンソールを連携させましょう。

Googleアナリティクスにログインした後、レポート>Search Console>Google オーガニック検索レポート: ランディング ページ + クエリ文字列を確認して、ページごとの詳細データを閲覧します。

オーガニック検索レポートを表示

解析期間を先月の1日から末までに変更をして、1ヶ月間のデータとすることで、たまたまアクセス数が多かった日などを正常化させることができます。

アクセス数が多かった順に並び替える

アクセス数が多かったページ順に並び替え、Googleからの訪問数が多いページをピックアップしましょう。

最終的には、サイト全体の直帰率を改善することが必要ですが、SEO効果を発揮できる改善法としては、まずはGoogleからのアクセスが多かったページのみに着目することが大切です。

2. 各ページのデータを確認

SEOでのアクセスが多かったページの数値データを確認

次に、ライフサイクル>エンゲージメント>ページとスクリーンを開き、左上の項目を「ページパスとスクリーンクラス」に変更します。

その後、右に移動をして、1ページの表示件数を250件に変更した後、直帰率順に並び替えます。

もし、ここで項目に直帰率が出ていない場合は、右上にあるレポートのカスタマイズ>指標から直帰率の項目を選択して、保存>現在のレポートへの変更を保存する>保存をクリックした後、戻るをクリックすることで、項目が表示されます。

そして、SEOでの集客に成功しているページを確認して、直帰率が高いページが改善対象になります。

3. 対策の検討と実施

直帰率の改善法は、数値データを見ているだけでは意味がありません。

改善対象のページを確認して、タイトルに対して詳しいページになっているのかや、ユーザーを別ページへと誘導できる魅力的な内部リンクの設置を検討、ライバルサイトを確認して自社サイトに不足しているコンテンツはないのかなどをチェックします。

また、問題点が見当たらなかった場合は、Googleサーチコンソールにログインをして、該当ページにアクセスしているクエリを確認しましょう。

Googleサーチコンソールからクエリを確認

SEO効果は高いのに直帰率が高いページに絞り込んでクエリを見ることで、そのページが表示またはアクセスされた検索キーワードを知ることができます。

これらのキーワードの中から、御社が上位表示をしたいキーワードが低い数値になっていれば、適切な強調を行った文章にリライトすることで、直帰率が改善される可能性があります。

4. 継続して改善を行う

直帰率を改善して、SEO効果を高めるためには、1ページだけを改善しても検索順位は高まりません。

そのため、「今月は直帰率の改善対策を行う」→「来月は効果測定を行う」→「再来月は効果が伸びなかったページにさらなる改善を行う」などのように、継続した改善が重要になります。

これらを繰り返していくことで、ある日突然ホームページのSEO効果が高まり、検索エンジンからの訪問者数が倍増します。

直帰率の改善でSEO効果が高まった体験談

Googleアナリティクスのデータは公表できないので、体験談として直帰率の改善がSEO効果に影響を与えた事例を解説します。

お客さまの非鉄金属や銅の専門商社では、製品情報に多くのPDFを公開しています。

PDFであったとしても、多くの検索エンジンユーザーを集客していましたが、PDFには会社名の記載はありましたが、URLの記載をしておりませんでした。

その結果、多くの方が直帰してしまっており、SEO効果としても伸び悩みが発生していたのです。

そこで、せっかく訪問してくれたユーザーが直帰してしまうことはもったいないと提案をして、PDFにホームページへのURLを追加していただきました。

PDFに追加したホームページのURL

結果、直帰率は大きく改善されており、さらにはPDFページのSEO効果としても向上させることができました。

PDFページの検索順位が高まった

直帰率が与えるSEOへの悪影響のまとめ

直帰率が与えるSEOへの悪影響を解説しました。

直帰率を改善することは、SEOに影響がある可能性が高いので、ホームページのSEOに取り組んでいるすべてのWebマスターが取り組むべき対策法と言えます。

SEO効果が伸びないとお悩みのWebマスターの参考になれば幸いです。

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