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ホームページ制作会社は変更できる?乗り換えの流れや注意点を解説

お客さまから「ホームページ制作会社って変更できるの?」と確認されることがあります。

ホームページ制作会社を変更することは可能ですが、ただし乗り換える流れや注意点を理解してから取り組むことが重要です。

当ページでは、ホームページ制作会社を変更する主な理由、注意点、手続きと乗り換えの流れを解説します。

ホームページ制作会社を変更する主な理由

ホームページ制作会社を乗り換えても大きな問題になるケースは滅多になく、多くの会社が変更しています。

当社がこれまでに耳にしたことがある変更する理由は以下になります。

  • 運営のレスポンスが遅すぎる
  • システムバージョンアップの費用が高い
  • 集客やコンバージョンを高める提案をしてくれない
  • アクセス解析を使った分析ができない
  • ホームページに関するツールを全然知らない

ホームページ制作時には、レスポンスも早く対応も丁寧だったのに、運営になると満足できるサポートを提供してくれないケースがあるようです。

もちろん、上記のような場合は、ホームページ制作会社を変更すべきではありますが、いくつかの注意点があり、理解をしたうえで、乗り換えを行いましょう。

ホームページ制作会社を変更するときの注意点

ホームページ制作会社を変更するときの注意点を解説します。

費用で乗り換え先のホームページ制作会社を選んではいけない

乗り換え先のホームページ制作会社を探すときに、費用だけで選んでしまうと、同じ結果になってしまいます。

ホームページ制作会社は作業時間によって費用を定めているので、安いということは、レスポンスが悪いや品質が低いなどの問題を抱えている可能性があるのです。

そのため、なぜ変更するのかを明確にして、どういう点に優れているホームページ制作会社が良いのかを理解したうえで、乗り換え先の会社を選定しましょう。

ホームページ制作会社を変更すると割高な可能性がある

ホームページ制作会社を変更すると、運営の見積り額が少し高くなる可能性があります。

ホームページは、ソースコードを記述して制作されているのですが、それぞれの制作会社が特徴あるコーディングを行っているので、複雑な構成や多くのシステムを利用していると、分析のための予算が上乗せされます。

ただし、シンプルな構成やシステムもWordPressなどの一般的なシステムしか利用していない場合は不要です。

この割高な点は、運営依頼数が増えていくと、乗り換え先のホームページ制作会社もコーディングの癖を理解していくので、長く運営を依頼しているほど、少しずつ見積額が下がっていきます。

画像は元データのPSDファイルがないと変更しづらい

ホームページで利用している画像を編集する場合は、PhotoshopのPSDファイルが必要です。

PhotoshopのPSDファイル

PSDファイルがない場合は、完全に同じ画像を利用することはできず、模写を行うので、ぱっと見はそっくりですが、細かく見ていくと少し違う画像になってしまいます。

ホームページ制作会社はPSDファイルを納品しないことが一般的になるので、完全に同じ画像にはできないと認識しましょう。

ただし、個人事業主にホームページ制作を依頼している場合は、事情を説明して、どうしても必要だと理解してもらうことができれば、PSDファイルを納品してくれることがあります。

著作権が元のホームページ制作会社にあると何もできない

ホームページ制作の契約は、料金が支払われれば、お客さまに著作権が譲渡されることが一般的です。

ただ、まれに契約次第では、著作権がホームページ制作会社のままになっていることもあり、この場合、乗り換え先のホームページ制作会社は勝手に触ることができません。

著作権がホームページ制作会社のままの場合は、おそらく契約前に話があると思うので、過去のメールや契約書を見直して、どちらに著作権があるかを確認しましょう。

もし、著作権が元のホームページ制作会社にある場合は、その会社に相談をするしか対応方法はありません。

ドメインやサーバーの名義変更が必要な場合がある

ホームページ制作会社にドメインやサーバーの管理を依頼している場合、コントロールパネルへのアクセスができない可能性があります。

ドメインやサーバーの管理だけを元のホームページ制作会社に依頼すると、何かドメインやサーバーに関係する変更を行うたびに連絡を取らなくてはならないので、お客さままたは乗り換え先のホームページ制作会社に名義変更を行いましょう。

よほどの理由がない限りは、何かあるたびにホームページ制作会社の確認を取るのは煩わしいので、ドメインとサーバーはお客さま名義で契約しておいた方が良いでしょう。

ホームページ制作会社の変更手続きと乗り換えの流れ

ホームページ制作会社の変更手続きと乗り換えの流れを解説します。

1. 契約状況を確認する

ホームページ制作会社を変更する際には、まずは現在の契約状況を確認しましょう。

著作権がどちらにあるのかや、運営保守の最低契約期間、ドメインとサーバーの名義などの確認を行い、現在ホームページがどのような状態になるかを明確にしましょう。

2. 乗り換え先のホームページ制作会社を探す

乗り換えても問題がないと判断をしたら、依頼先のホームページ制作会社を探しましょう。

その際には、なぜホームページ制作会社を変更するのかを明確にして、多角的に検討して、同じ問題が起きない会社に運営や保守の契約を依頼しましょう。

3. 現在のホームページ制作会社と解約して乗り換える

現在のホームページ制作会社に解約手続きを依頼しましょう。

顧客データなどを元のホームページ制作会社が持っている場合は、すべて引き渡ししてもらうようにします。

解約手続きは、手続きを行った翌月や翌々月末に解約されることが一般的なので、余分な費用がかかってしまうことは理解しておく必要があります。

また、解約をする際には、お互いに気持ち良く解約をすることがおすすめされ、今後何かのタイミングで連絡を取る可能性も十分にあるので、円滑な関係のまま進めましょう。

4. 運営や保守に必要なデータを渡す

乗り換えるホームページ制作会社が決まれば、運営や保守に必要なデータを渡しましょう。

例えば、会社案内や商品カタログ、商品画像、サーバーのコントロールパネルへのアクセス法、FTPのアクセス法などを伝えます。

5. 既存サイトの調査を依頼する

既存サイトの調査を依頼しましょう。

ファイル構造やコーディングの癖などを調べてもらうことで、ホームページ運営を行う際に、無駄なコストを削減することができます。

ただし、ホームページ制作会社によっては、依頼があったときに都度調査費を請求する場合もあり、乗り換えるホームページ制作会社の考え方次第になります。

ホームページ制作会社を変更するときのまとめ

ホームページ制作会社の変更について解説しました。

変更する前に、現サイトの契約状況を確認することで、スムーズに制作会社を乗り換えることができ、ホームページへの影響が一切なくなります。

ホームページ制作会社の変更を検討されているWebマスターの参考になれば幸いです。

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