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ユーザーのためのホームページ運営とは?行う内容や制作実績から効果を解説
ホームページ運営で成果を上げるには、ユーザーのための運営が不可欠だと耳にしたことがあると思います。
しかし、ユーザーのためのホームページ運営とは具体的にどのようなものか、疑問に感じているウェブマスターも多いのではないでしょうか。
当ページでは、ユーザーのためのホームページ運営とは何か、行う内容、効果を解説します。
目次
ユーザーのためのホームページ運営とは
「ユーザーのためのホームページ運営」と似た表現に「ユーザーフレンドリーなホームページ」があります。
これらは非常に似ていますが、ユーザーフレンドリーなホームページは制作段階で使われることが多く、スマートフォン対応や明確なターゲット設定、視覚的に魅力的なWebデザイン作成などを指します。
一方、ユーザーのためのホームページ運営とは、運営段階で使われることが一般的で、アクセス解析を活用してユーザーの行動を把握し、ホームページをユーザーが使いやすいように成長させることを指します。
このように、それぞれで使うフェーズが異なるため、Webマスターはフェーズに応じた適切な認識が必要です。
ユーザーのためのホームページ運営で行う内容
ユーザーのためのホームページ運営で行う内容を解説します。
ユーザーが使いやすいホームページを目指す
ユーザーのためのホームページ運営を行う際には、ユーザーの声に対してのコンテンツ改善が重要です。
ユーザーの声を収集する方法として、ユーザビリティテストを行うことも考えられますが、より手軽に行う方法としては、Googleアナリティクスなどのアクセス解析を利用することが有効です。
アクセス解析を確認することで、どこからホームページに訪れたのか、ユーザーがどのページに興味を持ったのか、どのページへ移動したのかなど、生のユーザー行動を数値データとして確認できます。
これにより、ユーザーが扱いやすいホームページへと改善することが可能になります。
新規ページ作成
自社のビジネスに関する新しいページを作成することも、ユーザーのためのホームページ運営の一環です。
ユーザーは、1つの事柄を調べる際に、できるだけ1つのホームページで情報を収集したいと考えます。また、記事を読む中で新たに気になる内容が出てきた場合、その情報も一緒に確認したいと感じることが多いです。
そのため、ユーザーが1つのホームページで幅広い情報を得られるように新しいページを作成することで、ユーザーにとって価値のあるホームページへと成長します。
コンテンツの改善
過去に公開したコンテンツで、現在は役に立たない内容があればリライトを行います。また、Webマスターがページを読み直した際に、より分かりやすい表現を思いついた場合に、リライトに取り組むことで、ユーザーのためのホームページへと成長します。
ユーザーのためのホームページ運営の効果
制作実績の会社がユーザーのためのホームページ運営を行った効果を解説します。
東京の鍼灸師のホームページ
東京の鍼灸師のホームページでは、月に2~3ページの新規作成を行い、普段からコンテンツの品質を高めるためにリライトを行った結果、最初の3ヶ月で1日の訪問者数を300前後から400まで増加させることに成功しました。
さらに、SEOだけでなくYouTubeやX(旧Twitter)、Instagramなどのソーシャルメディアを活用したことで、1日の訪問者数は500人から700人前後まで向上しました。
また、ホームページのコンバージョン率も向上し、0.2%から0.5%まで改善されています。これにより、ユーザーのためのホームページ運営の効果は非常に高いと言えます。
このホームページでは、鍼灸法を紹介するブログの運営を中心に行い、Webマスターが毎日、ユーザーにとって読みやすい文章にできないか考えながらリライトを続けています。
ユーザー目線でリライトに取り組むだけで、これほどの効果を得ることができているため、ユーザーのためのホームページ運営はすべての企業が取り組むべき施策と言えるでしょう。
ユーザーのためのホームページ運営のまとめ
ユーザーのためのホームページ運営を解説しました。
ユーザーのためのホームページ運営とは、単にユーザーフレンドリーなデザインを施すだけでなく、訪問者にとって有益な情報や価値を提供できるホームページへと成長させることを指します。
ホームページの成果を高めたいとお考えなら、この機会にユーザーのための運営に取り組んでみましょう。