- 公開日： 最終更新日：
フリーランスにホームページ制作を依頼するメリットとデメリット
フリーランスにホームページ制作を依頼すれば、費用を抑えることができますが、さまざまな問題が発生する可能性も考えられます。
フリーランスの技術レベルや仕事に対する姿勢は千差万別で、慎重に見極めた上でホームページ制作を依頼する必要があります。
当ページでは、フリーランスにホームページ制作を依頼するメリット、デメリット、依頼前に行うべきこと、注意点、費用相場を解説します。
目次
フリーランスにホームページ制作を依頼するメリット
フリーランスにホームページ制作を依頼するメリットを解説します。
費用が安い
フリーランスは、経理や人事などの人件費や設備費がかからないため、ホームページ制作会社と比べて、費用を抑えられる傾向があります。
円滑なコミュニケーションが行える
ホームページ制作会社では、営業、デザイン、コーディングなどの作業をそれぞれ異なる担当者が行います。
そのため、お客さまが技術的な確認を行う際に、営業からそれぞれの部署への確認が必要になり、回答までに時間がかかることがあります。
しかし、フリーランスは、営業から制作までを1人で対応するため、確認をすればすぐに回答をもらうことができ、円滑なコミュニケーションが可能です。
納品までの期間が短い
フリーランスは、ホームページ制作会社より短期間で納品できることが多いです。
フリーランスは少数の案件を1人で担当するため、通常よりも短い期間での納品が期待できます。
柔軟な対応が可能
フリーランスはホームページ制作会社と比べて柔軟なスケジュールで対応できることが多く、要望に応じて調整がしやすい点もメリットの一つです。
フリーランスにホームページ制作を依頼するデメリット
フリーランスにホームページ制作を依頼するデメリットを解説します。
納期遅延や音信不通になる可能性がある
フリーランスにホームページ制作を依頼すると、案件が能力を超えている場合、納期遅延や音信不通のリスクがあります。
ホームページ制作会社であれば、信用問題に関わるため、責任を持って取り組んでくれるので、このようなトラブルが発生する可能性は低いでしょう。
そのため、フリーランスに依頼する際には、打ち合わせの際に、責任感を持って仕事に取り組んでくれるかどうかを見極めることが重要です。
スキルレベルに差がある
フリーランスのスキルレベルは個人によってさまざまです。
ホームページ制作会社と同じあるいはそれ以上のスキルレベルを持っているフリーランスもいれば、品質に問題がある状態で納品してくるケースもあります。
品質に問題があるホームページでは、期待する効果を得ることはできません。
そのため、フリーランスにホームページ制作を依頼する前に、必ず実績の確認と、さらには具体的な話をしたうえで発注しましょう。
フリーランスにホームページ制作を依頼する前に行うべきこと
フリーランスにホームページ制作を依頼する前に行うべきことを解説します。
以下で紹介する内容は、ホームページ制作会社であれば、当たり前のように行ってくれますが、フリーランスの場合は、工程を飛ばされる恐れがあるので注意しましょう。
目的を定める
ホームページの目的を明確に定めましょう。
- ターゲットは誰になるのか
- 月間目標訪問者数
- 月間目標コンバージョン数
これら3点を明確にすることで、どのようなホームページを制作すれば目標を達成できるかがはっきりし、具体的な対策を提案してもらうことが可能です。
デザインのテイストを定める
ホームページのデザインに関する希望を伝えることも大切です。
同業他社に関わらず、自分が良いと思うホームページをリストアップして、どの部分が魅力的かを具体的に伝えることで、フリーランスにWebデザインのイメージを共有できます。
納期を定める
ホームページ制作の納期を具体的に定めましょう。
納期を定めることで、Webデザインをいつまでに完成させるか、またテストアップをいつまでに行うべきかを検討することが可能です。
納期の話をせずに、ホームページ制作を開始して、作業中に突然納期を伝えても、対応できない場合は、これまでに対応した範囲の費用を請求される恐れがあるので、依頼前に必ず定めましょう。
フリーランスにホームページ制作を依頼するときの注意点
フリーランスにホームページ制作を依頼するときの注意点を解説します。
詳しい実績の話を行う
フリーランスにホームページ制作を依頼する際には、詳しい実績の話を行いましょう。
ポートフォリオを確認して、何となくWebデザインが良いなと思って発注することはリスクが高いです。
例えば、制作実績で優れたデザインのホームページがあったとしても、実はフリーランスが対応していたのはコーディングのみだったということを回避する狙いがあります。
ドメインとサーバーの契約について確認する
ドメインとサーバーの契約は、お客さま自身で行うことがおすすめで、もしフリーランスに任せてしまうと、月に1万円ほどの手数料を取られてしまうことがあります。
年間12万円と考えた場合に、その予算を使って、より良質なホームページへと成長させた方が、お客さまにとってメリットは大きくなるので、ドメインとサーバーの契約は必ずお客さま自身で行いましょう。
お客さま自身でドメインとサーバーを契約する際におすすめな会社は、レンタルサーバーとは？のページで解説しているので興味があればご覧ください。
サイト公開後にアフターフォローがあるかどうか
フリーランスでたまに耳にするのが、ホームページ制作は行ってくれますが、公開後のサポートは一切行わないというケースです。
ホームページから成果を実現するためには、公開後の運営が重要になってくるので、そこでサポートが一切ないと、別の業者にサポートのみを発注しなくてはなりません。
ホームページを制作した業者とサポートを発注した業者が異なってしまうと、割高の費用となってしまう可能性があるので、発注前に必ずサイト公開後のサポートの有無を確認しましょう。
連絡が取れる曜日や時間を確認する
フリーランスには営業日が存在していないケースがあり、連絡が取れる曜日や時間がホームページ制作会社と異なります。
そのため、何曜日の何時から何時までであれば連絡が取れるのかを確認しましょう。
フリーランスにホームページ制作を依頼する費用相場
フリーランスにホームページ制作を依頼する費用相場を解説します。
基準として、5ページ前後、SSLに対応、レスポンシブWebデザイン作成、WordPressの実装を行ったホームページ制作の費用相場です。
一般的なフリーランスの場合
一般的なフリーランスのホームページ制作費用の相場としては、10万円から30万円の間が多いです。
このレベルのフリーランスに依頼する場合には、お客さま自身もホームページ制作についての知識が必要になり、かじ取りはお客さまで行う必要があります。
技術力の高いフリーランスの場合
技術力の高いフリーランスのホームページ制作費用の相場としては、50万円くらいが多いです。
この価格は、一般的なホームページ制作会社と変わりません。
ただ、ホームページ制作会社と変わらない価格で販売している場合は、それだけスキルレベルが高い可能性があり、フリーランスのメリットを活かしたホームページを制作することができます。
フリーランスにホームページ制作を依頼のまとめ
フリーランスにホームページ制作を依頼するメリットとデメリットを解説しました。
フリーランスは、個人によってスキルレベルの差が激しく、適切な評価を行い、依頼する必要があります。
フリーランスにホームページ制作の依頼を検討中のWebマスターの参考になれば幸いです。
