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Googleからのアクセスが減少したホームページが実践すべきSEO

Googleからのアクセスの減少には様々な要因がありますが、適切な分析と対策によって回復が可能です。

この記事では、Googleサーチコンソールを活用した確認ポイントや効果的なSEO対策について詳しく説明し、問題の原因を特定し改善するためのプロセスを紹介ます。SEOの専門知識がなくても理解しやすいようにステップごとに解説していますので、アクセスの復活を目指す方に役立つ情報となるでしょう。

Googleからのアクセスが減少した理由を調べる

Googleからのアクセスが減少した場合、まずは原因を特定するための分析が重要です。無計画なページ作成や被リンク対策は一時的な成果に終わりがちで、持続的な解決にはなりません。

この分析には、Googleサーチコンソールを活用することで十分な情報を得ることができます。その後、効果的な改善策に取り組むことで、効率的にアクセスを回復させることができます。

Googleサーチコンソールって何?とお思いの方はこちらをご覧ください。

Googleからのアクセスが減少したホームページのSEO対策法

Googleからのアクセスが減少したホームページが行うべき具体的なSEOの課題発見と改善方法を解説します。

1. Googleサーチコンソールの確認が必須

Googleサーチコンソールを活用することで、アクセスが減少した原因を効率的に特定することができます。

特に確認すべきは「検索結果のパフォーマンス」ページで、このデータを分析することで、クリック数、掲載順位、CTR、表示回数などの各種指標が減少しているかどうかを把握できます。これにより、具体的な課題を特定し、それに対応するSEOを講じることが可能になります。

定期的な確認を行い、ホームページの健康状態を維持することがSEO施策の成功に繋がります。

2. 手動ペナルティを確認

Googleからのアクセスが突然大幅に減少し、ほぼゼロに近い数値になっている場合は、最初に手動ペナルティを受けていないか確認することが重要です。

手動ペナルティはGoogleのガイドラインに違反したと判断された際に課され、検索結果での露出が大幅に減少します。手動ペナルティを受けている場合、どれだけホームページを更新しても効果はありません。

まずはGoogleサーチコンソールの「セキュリティと手動対応」を確認し、どの部分が問題とされているかを特定しましょう。Googleは問題箇所を具体的に提示してくれるため、その指摘に従って修正を行い、再審査リクエストを提出することで、アクセスを回復させることができます。

3. 合計クリック数の確認

検索結果のパフォーマンスで合計クリック数を確認することは、アクセス減少の原因を探る第一歩です。

Googleサーチコンソールで過去28日間の推移グラフを表示し、合計クリック数が減少しているかどうかをチェックしましょう。もしクリック数が減少している場合は、サイト内のコンテンツの関連性や検索意図の変化、競合サイトの強化など、何かしらの原因が影響している可能性があります。

この確認を行うことで、アクセスの減少が実際に起きているかどうかを確認し、その原因を探る手がかりを得ることができます。

4. 平均掲載順位の確認

合計クリック数が減少している場合、次に確認すべきは平均掲載順位です。

この数値が下がっている場合、サイト全体のSEOパフォーマンスが低下している可能性があります。そのため、適切なSEO対策を講じる必要があります。SEO対策にはさまざまな手法がありますが、以下の2つのアプローチが有効です。

  • 平均掲載順位が低いページにコンテンツを追加
    既存ページに価値のあるコンテンツを追加することで、検索エンジンからの評価を高めることができます。
  • 新たなニーズの良質なページを新規作成
    ユーザーの検索意図を満たす新しいコンテンツを作成し、サイト全体の価値を向上させましょう。

ページ数が多いホームページの場合、平均掲載順位が低いページへのコンテンツ追加は時間と労力を要します。しかし、継続的に取り組むことで、徐々に順位を回復させることが可能です。

5. 平均CTRの確認

CTRは、検索結果ページで表示された際のクリック率を示す指標です。

CTRが低下している場合、ページタイトルやmeta descriptionの見直しが必要です。まず、CTRの推移をグラフで確認し、特にCTRが低いページを特定し、改善に取り組みましょう。

改善策として、タイトルにはユーザーの関心を引く要素を追加したり、最新の情報やキーワードを盛り込んだりすることが効果的です。また、競合サイトのタイトルやmeta descriptionと比較して、自社ページが目立つよう工夫することもCTRの向上に繋がります。

6. 合計表示回数の確認

合計表示回数は、ホームページが検索結果に表示された回数を示します。この数値が低下している場合、以下の3つの原因が考えられます。

  • インデックス未登録の増加
  • 検索ユーザー数の減少
  • Googleが不要なキーワードでの表示を減らした

インデックス未登録の増加が原因の場合、「クロール済み - インデックス未登録」や「検出 - インデックス未登録」の増加が影響している可能性があります。それぞれの問題に対して適切な改善を行い、インデックス登録が正常に行われるよう調整しましょう。

検索ユーザー数の減少や、Googleによる不要なキーワードでの表示減少が原因の場合は、元のクリック数へ回復させるために新規ページ作成が有効です。新しいコンテンツを追加することで、ユーザーの関心を引き、新たな検索キーワードで表示されるようになります。

過去の実績では、合計表示回数が減少している場合、毎日ホームページの更新を続けても、元の状態に戻るまでには1ヶ月から3ヶ月ほどの時間が必要となるケースが多いです。

7. 被リンクの確認

最後に、低品質な被リンクが過剰に増えていないかを確認することが重要です。

Googleは低品質な被リンクをある程度自動で無効化してくれますが、その機能は完全ではありません。そのため、一部のケースではサイト全体の検索順位が下がる可能性があります。

不自然な被リンクが見つかった場合は、最初にリンク元の運営者に連絡し、削除を依頼することが有効です。もしも、相手が海外サイトである、または削除依頼が無視される場合は、Googleのリンク否認ツールを使って該当リンクを無効化しましょう。

Googleからのアクセスが減少ときのSEOのまとめ

Googleからのアクセスが減少したときは、まず原因を特定することが重要です。

Googleサーチコンソールでクリック数、掲載順位、CTR、表示回数、被リンクなどを確認し、問題の根本を把握しましょう。手動ペナルティの有無やインデックスの状態も確認する必要があります。原因に基づいた適切なSEO対策を行い、コンテンツの見直しや新規作成を通じて、クリック数の回復を図りましょう。

SEOは継続的な取り組みが求められるため、定期的な分析と改善がアクセス復活の鍵となります。

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