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Googlebotのインデックスは1ページあたり15MBが上限

Googlebotのインデックスは1ページあたり15MBが上限です。Webサイトの管理者やSEO担当者は、GoogleのクローラーGooglebotがインデックスできるページサイズには制限があることを理解しておく必要があります。

普段の運用では意識することは少ないかもしれませんが、知識として持っておくことで、必要な場面で適切に対応できます。

本記事では、Googlebotのインデックス制限である15MBについて、確認方法やFAQを解説します。

Googlebotのインデックスは1ページあたり15MBが上限

Googlebotのインデックスは1ページあたり15MBが上限です。2022年7月28日のGoogleポリシーオフィスアワーで、Googleはインデックスできるページの最大サイズが15MBまでであると公表しています。

一般的なウェブサイトでは15MBを超えることはほとんどありませんが、どの程度のサイズか気になる方もいるでしょう。15MBはかなり大きな容量であり、通常のホームページでは上限に達することはほぼありません。

また、ホームページはHTMLだけでなく、CSSやJavaScriptなどのファイルで構成されています。15MBの制限はファイルごとに適用されるため、テキスト主体のHTMLファイルが15MB未満であれば問題ありません。

2010年の設立以来、多くのホームページを制作してきましたが、1つのHTMLファイルが15MBを超えたケースはありません。そのため、通常のサイト運営では特に気にする必要はないでしょう。

とはいえ、SEOに取り組むサイト管理者であれば、この仕様を知識として理解しておくことが重要です。

また、Google検索セントラルにはGooglebotと15MBに関連する事項というページが公開されており、公式情報として確認できます。気になる方は参考にしてください。

ページが15MBを超えていないか確認する方法

15MBの制限は、サイト全体ではなく、ページ単位での確認が必要になるため、特にページ数が多いホームページでは、テキスト量の多いページを事前にリストアップしておくとスムーズにチェックできます。ここでは、ページが15MBを超えていないかを確認する方法を解説します。

1. Google Chromeでページを開く

GoogleChromeで容量を確認したいページを開く画像

Google Chromeでサイズを確認したいページを開きます。

2. デベロッパーツールを開く

デベロッパーツールを開いた画像

Google Chromeでサイズを調べたいページを開いたら、Ctrl+Shift+Iを押すか、右クリックして検証を選択すると、デベロッパーツールを開くことができます。

3. Networkタブでファイルサイズを確認

デベロッパーツールを開いたら、Networkタブを選択し、Ctrl+Rを押してページを更新します。これにより、該当ページのファイルがすべてリストアップされます。

ネットワークタブを開いてCtrl+Rで更新する画像

次に、Name列でページのURLが記載された行を探し、Size列で該当ページのファイルサイズを確認します。

該当ページの容量を確認する画像

このSizeの値が15MB未満であれば、Googlebotのインデックスには問題ありません。

Googlebotのインデックスを考慮した軽量なサイト設計の重要性

Googlebotは、1ページあたり最大15MBまでしかインデックスできません。つまり、Googleは各ページのサイズを認識しており、ページサイズが小さいほどインデックスの効率が向上し、SEOにも好影響を与える可能性があると考えられます。

ページサイズを抑えるために、画像やその他のメディアを削減するのではなく、HTMLはテキストコンテンツのみを記述し、デザイン要素はCSS、JavaScriptは外部ファイルとして分離することで、より軽量なページ設計が可能になります。

ページサイズを適切に軽量化することで、Googlebotがスムーズにインデックスしやすくなり、結果としてSEO効果の向上につながる可能性があります。

ただし、これは当社の推測であり、Googleは単に15MBを超えない限り、正しくインデックスするだけという可能性もあります。それでも、当社では1ファイルあたりのサイズを可能な限り軽量化し、SEOを意識したサイト設計を進めています。

Googlebotの15MB制限に関するFAQ

Googlebotのインデックスは1ページあたり最大15MBまでとされています。ここでは、15MB制限に関するよくある質問を解説します。

15MBを超えるとどうなる?

Googlebotは、1ページあたり最大15MBまでのコンテンツをインデックスします。15MBを超えた部分はクロールされても、インデックスには含まれません。つまり、ページの上部はインデックスされますが、それ以降のコンテンツは検索結果に影響を与えない可能性があります。

平均的なファイルサイズはどれくらい?

Googleによると、一般的なウェブページの平均ファイルサイズは約30KBとされています。これは15MBと比べてはるかに小さく、通常のページで15MBの上限を超えることはほぼありません。

URLはファイルサイズに含まれる?

GoogleはURLも含めてインデックスを行うため、15MBの制限にはURLも含まれます。

Googlebotのインデックス制限のまとめ

Googlebotが1ページあたりインデックスできるのは最大15MBまでとされています。ただし、通常のウェブページで15MBを超えるファイルを作成することはほとんどなく、多くのサイト運営者には影響が少ないでしょう。

しかし、1ファイルあたりのサイズが小さいほうが、Googleにとって評価しやすい可能性も考えられます。SEOに取り組むサイトでは、この仕様を最低限の知識として押さえておくことをおすすめします。

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