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Googleローカルガイドとは?ポイントの貯め方やメリットと報酬を解説

Googleローカルガイドは、Googleマップ上で写真やクチコミなどを投稿することでポイントが貯まり、特典が受けれる仕組みです。参加は無料で、活動を継続すればレベルが上がり、ガイドとしての信頼性が高まります。

この記事では、Googleローカルガイドの基本的な仕組みから登録方法、メリットや報酬、レベルの詳細、ポイントの貯め方までを解説します。

Googleローカルガイドとは

Googleローカルガイド公式サイトの画像

Googleローカルガイドとは、Googleが提供する地域貢献プログラムの一つです。

Googleマップ上で店舗や観光地に関するクチコミを書いたり、写真を投稿したりすることでポイントが貯まり、その貢献度に応じてレベルが上がっていく仕組みになっています。個人の趣味として始める人もいれば、旅行や食べ歩きの記録として活用する人も多く、全国に多くのアクティブな参加者がいます。

投稿内容はGoogleマップに反映され、他のユーザーの判断材料として使われるため、情報の正確性や信頼性が重視されます。ローカルガイドとして活動を続けていくことで、バッジの取得や特典の案内、新機能への先行アクセスといったメリットも用意されています。

また、レベルが高くなるほど投稿の影響力も強くなり、Googleマップ上での表示優先度にも関係すると言われています。ビジネスではなく一般ユーザーが自由に参加できる仕組みでありながら、Googleのサービス全体に大きな影響を与えている存在と言えるでしょう。

Googleローカルガイドの登録方法

Googleローカルガイドに登録するには、まずGoogleアカウントが必要です。アカウントをお持ちでない場合は、事前に作成しておきましょう。登録の手順はとても簡単です。

Googleアカウントにログインした状態で、ローカルガイドの公式サイトにアクセスします。最初に、自分の住んでいる都市を選び、利用規約への同意とメール配信設定の確認を行うことで、登録が完了します。入力内容はほとんどなく、わずか数クリックで登録を済ませることができます。

日頃からGoogleマップを使っている方であれば、その延長線上で手軽に参加できるプログラムです。

Googleローカルガイドのメリットや報酬

Googleローカルガイドとして活動することで、参加者にはさまざまな特典やメリットが用意されています。ここでは代表的なものを紹介します。

他社向けのMEO対策に活用できる

ローカルガイドが投稿した口コミは、店舗のGoogleマップ上での見え方に影響を与えます。特にレベルの高いローカルガイドによる口コミは、信頼性が高いと評価されやすく、その店舗が上位に表示されやすくなる傾向があります。これはMEOと呼ばれる地図検索の最適化施策につながります。

たとえば、取引先の店舗を実際に利用したうえで、正確で丁寧な口コミを投稿すれば、その店舗の情報がより多くのユーザーに届くようになり、結果として集客の後押しになる可能性があります。

ただし、自社の店舗に対する口コミはGoogleのガイドラインに抵触するおそれがあるため控えるべきです。あくまで第三者の立場で、公平な視点から投稿することが重要です。

新機能への早期アクセスが可能になる

Googleローカルガイドの特典の一つとして、Googleが開発中の新機能にいち早くアクセスできる機会が提供されます。これは、一定のレベル以上に達しているアクティブなガイドに対して案内されることがあり、まだ一般公開されていない機能を先行体験できるというメリットがあります。

こうした特典は、ガイド活動のモチベーションを高めるだけでなく、Googleのサービス改善にも参加しているという実感が得られる点で、多くの参加者にとって魅力となっています。

ローカルガイドバッチがもらえる

ローカルガイドとしての貢献度が一定以上になると、プロフィール上にローカルガイドバッチが表示されます。このバッジは、自身の投稿がGoogleから信頼されていることの証であり、他のユーザーからも一目でわかる目印になります。

バッジの有無によって、投稿の信頼性や影響力にも差が出てくるため、継続的に活動してバッジを獲得することには大きな意味があります。店舗側にとっても、バッジ付きガイドからの評価は価値が高く、ユーザーとの接点強化にもつながります。

Googleローカルガイドのレベル

ローカルガイドでは、投稿や編集といった活動を通じてポイントが貯まり、その合計によってレベルが上がっていきます。レベルは1から10まであり、一定のポイントを超えると次の段階へ進みます。

レベル 必要ポイント バッジの有無
1 0 なし
2 15 なし
3 75 なし
4 250 あり
5 500 あり
6 1500 あり
7 5000 あり
8 15000 あり
9 50000 あり
10 100000 あり

レベル4以上になると、プロフィールにバッジが表示され、信頼性の高いガイドであることが一目でわかるようになります。ポイントの更新には最大24時間かかる場合がありますが、期限はなく、継続的な活動が評価される仕組みです。

ただし、ガイドラインに反する投稿が削除された場合には、ポイントが減ることもあります。上記の表は、各レベルごとの必要ポイントとバッジの有無を示したものです。活動量と貢献度に応じて着実にステップアップしていきましょう。

Googleローカルガイドのポイントの貯め方

ローカルガイドでは、Googleマップ上での貢献活動に応じてポイントが付与されます。投稿や編集など、行動の種類によって獲得できるポイントは異なり、積み重ねることでガイドとしてのレベルが上がっていきます。

この記事では、これからローカルガイドを始める方に向けて、効率よくポイントを貯める方法を紹介します。より詳細なルールについては、Google公式のマップヘルプにあるローカルガイドのポイント、レベル、バッジのページをご確認ください。

写真の投稿

店舗や観光地などの写真を投稿することで、1枚ごとにポイントを獲得できます。

写真は視覚的に情報を伝える手段として非常に効果的で、閲覧数が多い投稿ほど評価されやすくなります。画質や構図が良い写真はユーザーからの信頼も得やすく、ガイドとしての影響力を高める要素になります。

飲食店であればメニューの写真、施設であれば外観や案内板など、利用者が参考にできる内容を意識すると良いでしょう。

200文字を超えるクチコミの投稿

レビュー投稿の中でも、200文字以上のしっかりとしたクチコミはより多くのポイントが付与されます。単なる感想ではなく、店内の雰囲気や接客対応、アクセスのしやすさなど、他のユーザーが知りたいと感じる情報を具体的に記載することが重要です。

長文であっても読みやすい構成を意識し、主観と客観のバランスを取ることで、より信頼されるガイドとして評価されやすくなります。

新しい場所の追加

まだGoogleマップに登録されていない店舗や道路を自ら追加することで、高いポイントを得られます。新規スポットの追加は地図データの拡充にもつながるため、Googleからの貢献度評価も高くなります。

追加の際には、正確な名称・住所・カテゴリなどの基本情報に加え、必要に応じて電話番号や営業時間なども入力するようにしましょう。情報が詳細で正確なほど、審査の通過率も高まります。

誤りの修正

地図上の情報に誤りを見つけた際に、それを報告・修正することでもポイントが加算されます。たとえば、閉業している店舗の営業情報、間違った住所、営業時間の変更などを正確に報告することで、他のユーザーの利便性の向上に貢献できます。

修正提案は審査が行われ、反映まで時間がかかる場合がありますが、継続的に活動することで信頼性の高いガイドとしての実績を積み上げることができます。

まとめ:Googleローカルガイドを活用してMEO対策につなげよう

Googleローカルガイドは、身近な情報の共有を通じて地域や店舗に貢献できる仕組みです。クチコミや写真の投稿を積み重ねていくことで、ポイントが貯まり、レベルが上がっていきます。

まずは、プロフィールにバッジが表示されるレベル4の達成を一つの目標にしてみましょう。バッジを取得すると、ガイドとしての信頼性も高まり、投稿への注目度も上がります。取引先のMEO対策をさりげなく支援したい方にも、有効な手段となるでしょう。

地域の情報を共有しながら、自分自身の信頼も高めていけるのがGoogleローカルガイドの魅力です。まずは気軽な一歩から始めてみてはいかがでしょうか。

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