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ホームページにビジネスに関係のないページが多いときのデメリットと対策

ホームページで作成するページは、ビジネスとの関連性が非常に重要です。

ビジネスに関係のないページが増えると、集客やコンバージョンに大きなマイナス影響を与え、成果を上げにくいホームページとなる可能性があります。

このページでは、ビジネスに関係のないページが多い場合のデメリットと対策を解説します。

ホームページにビジネスと関係がないページが多いときのデメリット

ホームページにビジネスと関係がないページが多いときに被るデメリットを解説します。

SEO効果の低下

検索エンジンは、各ページの内容だけでなく、サイト全体のテーマも考慮してSEO評価を行っています。

もちろん、最も重要なのはページごとの品質ですが、サイト全体にビジネスと関係のない内容が増えると、サイト全体の関連性が低下し、結果的に個々のページの検索順位が上がりづらくなります。

当社の経験からは、ビジネスに関する内容のブログと、社長の趣味ブログを分けて運営していたホームページがあります。Googleサーチコンソールのデータを見ると、趣味に関するキーワードばかりが上位に表示され、ビジネスに関するキーワードでの表示はほとんど見られませんでした。

このように、ビジネスと関係のない内容が多すぎると、検索エンジンがホームページのテーマを誤解し、SEO効果を十分に発揮できなくなってしまいます。そのため、ビジネスとの関連性を意識したホームページの運営が重要です。

アクセス解析の数値データが見づらくなる

ホームページの改善は、Webマスターの勘や経験だけでなく、Googleアナリティクスなどのアクセス解析を活用し、数値データに基づくことが重要です。

しかし、ビジネスに関係のないページが多いと、不要な検索キーワードでのアクセスやSNSでの拡散が増えてしまい、ビジネスに関連するデータが埋もれてしまいます。その結果、正確なアクセス解析が困難になり、適切な改善策を導き出せなくなります。

したがって、ビジネスと無関係なページの作成は避けるべきです。

ユーザーにとって分かりづらいホームページになる

ビジネスと関係のないページが多いと、ユーザーにとって分かりづらいホームページになってしまいます。

ユーザーは、ホームページに訪問してすぐに、何ができるかを直感的に把握しようとします。しかし、ビジネスと無関係なページへの内部リンクをクリックすると、期待していた内容と異なるため、混乱し、離脱する可能性があります。

訪問者が離脱することで、コンバージョンにも悪影響を及ぼし、結果的にサイト全体の成果にマイナスとなるため、これが大きなデメリットとなります。

ビジネスと関係がないページが多いときの対策法

ビジネスと関係がないページが多いホームページが行う対策法を解説します。

404エラーにする

ビジネスと関係のないページは404エラーを設定しましょう。

ただし、もし50ページほどある場合、一気に削除するとトップページなど、ビジネスに関する重要なページの検索順位にも悪影響を与える可能性があるため、半年かけて段階的に行う計画が必要です。

Googleが404エラーはSEOに影響がないとホームページで公開している画像

Googleによれば、404エラーそのものはSEOに直接的な影響を与えないとされていますが、過剰に多い場合はユーザーエクスペリエンスが低下し、結果としてサイト全体の検索順位が下がるリスクがあります。

さらに、404エラーにする際は、そのページへの内部リンクを適切に修正することも重要です。

404エラーについて詳しくはこちらをご覧ください。

関連ページに301リダイレクトを行う

404エラーにしたページに関連するページがある場合は、301リダイレクトを行いましょう。

301リダイレクトとは、転送設定のことで、404エラーにアクセスしたユーザーを適切な関連ページへ転送するだけでなく、元のページのSEO評価を新しいページへ引き継ぐことができます。

例えば、制作会社のホームページで「効果的な釣りの行い方」と「釣りにおすすめスポット」というページがあった場合、一方を404エラーにしてから301リダイレクトを設定すると、ユーザーをもう一方のページへ誘導できます。

そして、一定期間様子を見た後、もう一方のページを削除して301リダイレクトを解除したら、SEOに大きな影響はありません。

ビジネスと関連するページ数を増やす

ページを削除することが難しい場合は、ビジネスに関連する新規ページを作成して、ビジネスに関係のないページ数の割合を減らすことが効果的です。

新しいページを作成することで、古い記事への内部リンクが少なくなり、ユーザーがアクセスしにくくなるほか、サイト全体のビジネス関連コンテンツの割合が増加します。これにより、検索エンジンがホームページを再評価し、適切なSEO効果が期待できます。

ただし、当社の経験から言うと、最終的には不要なページを削除する方が、より高いSEO効果とコンバージョン率の向上につながります。そのため、新規ページを作成しながら検索順位を確認し、状況に応じて404エラーや301リダイレクトの実施を検討することをおすすめします。

ビジネスに関係のないページが多いときのまとめ

ビジネスに関係のないページが増えると、サイト全体にさまざまなデメリットが生じます。SEO効果の低下、アクセス解析データの見づらさ、そしてユーザーにとっての分かりづらさが、集客やコンバージョンに悪影響を及ぼします。

そのため、不要なページは404エラーに設定するか、関連ページへ301リダイレクトを行うことが重要です。また、ページ削除が難しい場合は、ビジネスに関連する新規ページを作成して、サイト全体のバランスを調整することが効果的です。

最終的には、ビジネスに関係のないページを削除することで、高いSEO効果とコンバージョンを実現できます。

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