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ホームページが表示されなくなった原因と対応法

お客さまから、ホームページが表示されなくなったと連絡を受けるケースがまれにあります。

この場合には、さまざまな原因が存在しており、当ページでは、当社の事例だけではなく、よく耳にする事例も含めて紹介したいと思います。

ホームページが表示されなくなったからと言って、焦って対応を行うのではなく、まずは何が原因かを明確に把握してから対応することが大切です。

ホームページが表示されなくても焦った対応は行わない

ホームページが表示されなくなった場合に、焦った対応を行ってしまうと、ホームページが表示されない原因以外の箇所を修正してしまい、逆に問題点を増やすだけの恐れがあります。

そのため、ホームページが表示されなかったとしても、絶対に焦った対応は行わないようにして、まずはなぜホームページが表示されなくなったのかの原因を把握することから始めましょう。

一般的に、お客さまだけで原因を探すことは難しいと思うので、ホームページ制作会社に相談することで、原因を調査してくれるはずです。

その原因をピンポイントで改善することによって、ホームページは適切に表示されるようになります。

また、焦った対応を行ってからホームページ制作会社に問い合わせをすると、ホームページ制作会社の作業量が増えてしまうので、無駄な予算を使う羽目になる可能性があります。

ホームページが表示されなくなった原因と対応法

ホームページが表示されなくなった原因と対応法を解説します。

ホームページのアクセス過多

一時的にホームページのアクセス数が急増すると、サーバー会社が通信速度に制限を設けるので、ホームページが表示されなくなります。

例えば、自社商品がTVに報道されたり、大きめのイベントを開催すると発生するケースがあり、ホームページの管理者はアクセス過多を警戒しておく必要があります。

アクセス過多は、避けることが難しいですが、レンタルサーバー会社にブースターと呼ばれる多くのアクセス数を処理できるオプションが用意されているので申し込んだり、ホームページ制作会社にミラーサイトを制作してもらいましょう。

そうすれば、アクセス過多が原因でホームページが表示されなくなることを回避できます。

レンタルサーバー料金の支払い忘れと障害

まれにあるのが、レンタルサーバー料金の支払い忘れと、サーバー障害によってホームページが表示されなくなるケースです。

レンタルサーバー料金は、当社がおすすめするレンタルサーバー会社では、支払いの1ヶ月半前ごろにメールで連絡をくれたり、あるいはクレジットカード払いに対応しています。

そのため、サーバー料金の支払い忘れが発生しないためにも、メールの確認を徹底するか、クレジットカード払いに切り替えるのが良いでしょう。

また、昨今のレンタルサーバー会社では、突然のサーバー障害が発生する可能性は低く、基本的にはサーバーメンテナンスによる障害がメインです。

サーバーメンテナンスによる障害は、レンタルサーバー会社からのメールが届くのでそこから確認するか、レンタルサーバー会社の障害情報コンテンツからチェックすれば、何月何日の何時に行われるかの記載があります。

ドメイン費用の支払い忘れ

ドメイン費用を支払い忘れてしまうと、ホームページが表示されなくなります。

ドメイン費用の支払い忘れは絶対に回避すべきものになっていて、支払い忘れてから再契約するまでの間に、別の会社がそのドメイン名で契約してしまうと、御社はそのドメイン名で契約することはできません。

ドメイン管理会社は、レンタルサーバーと同様に、支払日の1ヶ月半前ごろにメールをくれたり、クレジットカード払いもできるようになっているので、自社が支払い忘れない支払い方法を選択しましょう。

CMSのバージョンアップや誤操作による不具合

ホームページにCMSを実装した場合に、システムのバージョンアップや誤操作によって、CMSに不具合が起こってしまい、ホームページが表示されないケースもあります。

バージョンアップでは、主にCMS自体ではなく、CMSのプラグインが影響を与えており、ホームページ制作時には、ホームページ制作会社が互換性を考えてプラグインを実装しますが、プラグインはバージョンごとにも互換性があるので、バージョンアップで互換性がなくなってしまうと、ホームページが表示されない可能性があります。

また、よくある事例として、CMSの管理画面上で基本設定を書き換えてしまったや、大切なファイルを削除してしまったなどの場合も、ホームページが表示されない可能性があります。

そのため、CMSのバージョンアップはホームページ制作会社に依頼することが大切で、さらにホームページを更新する管理画面のページ以外は触らないように注意しましょう。

外部システムやAPIのメンテナンスと障害

外部システムやAPIを利用しているホームページは、外部システムやAPIのメンテナンスと障害によって、ホームページが表示されなくなる可能性があります。

外部システムやAPIのメンテナンスと障害は、提供会社のホームページを見れば、必ず記載されているので、ホームページが表示されなくなったらチェックしましょう。

障害が発生した場合は、利用している外部システムやAPIによって対応法が異なるので、ホームページ制作会社に相談することをおすすめします。

外部からのスパム行為

悪意のある第三者から、スパムやサイバー攻撃を受けると、ホームページを生成するHTMLファイルを書き換えられてしまい、ホームページが表示されなくなる可能性があります。

外部からのスパムやサイバー攻撃は、対応を行っていたとしても、なんども攻撃を受けてしまうので、もし攻撃を受けている場合は、すぐにホームページ制作会社に問題点の改善と今後同じ攻撃を受けないための対応法を提案してもらいましょう。

ホームページが表示されなくなった場合の集客リスク

ホームページが表示されなくなった場合の集客リスクを解説します。

SEO効果の減少

ホームページが表示されなくなるとSEO効果が減少します。

Googleは、クローラーを使って、インターネットに公開されているホームページのコンテンツを自社のデータベースに格納して、データベース内で検索順位を決定しています。

ホームページが表示されなくなると、404 NOT FOUNDのページが表示されるのですが、そのタイミングでGoogleのクローラーがホームページに訪れると、Googleのデータベースのコンテンツが404 NOT FOUNDに上書きされてしまいます。

ホームページが表示されない時間が長ければ長いほど、データベース内にあるサイト全体のページのコンテンツが上書きされてしまうので、SEO効果を落としてしまう羽目になります。

そのため、ホームページが表示されなくなった場合は、焦って対応を行う必要はありませんが、少しでも早く復旧することを考えなくてはなりません。

SNSからの集客力も弱くなる

ホームページが表示されなくなると、SEOだけの問題ではなく、SNSからの集客力も弱くなります。

SNSで集客対策を行っている会社であれば、すべてのSNSからのリンクが404 NOT FOUNDになってしまうので、SNSでよく御社のホームページへのリンクを見ているユーザーは、御社のホームページへのリンクをクリックしても意味がないと判断します。

意味がないと判断されてしまうと、そのユーザーは、今後御社のホームページへのリンクをクリックしてくれる可能性がなくなります。

そのため、SNSからの集客は、実はSEOの被害よりも大きくなっており、信頼を失ってしまったユーザーの信頼を取り戻すためには、多くの時間が必要になります。

ホームページが表示されなくなった原因と対応法のまとめ

ホームページが表示されなくなった原因と対応法を解説しました。

ホームページが表示されなくなった場合は、まずはWebマスター自身で考えられる原因をリストアップして、ホームページ制作会社に相談するのが正解で、自分で焦った対応を行っても良い結果になることはありません。

ホームページが表示されなくなり困っている方の参考になれば幸いです。

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