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日本語ドメインとは?ホームページ制作でおすすめしない理由

日本語ドメインという言葉を聞いたことはありますか?

かつては多くの企業が日本語ドメインを使ってホームページを制作していましたが、現在ではその姿を見る機会が少なくなりました。

当ページでは、日本語ドメインとは何か、SEOメリットはあるのか、ホームページ制作でおすすめしない理由を解説します。

日本語ドメインとは

ドメインについてはこちらのページで解説しています。

日本語ドメインとは、たとえば「セブンデザイン.biz」のようにURLに日本語を使用したドメインのことです。

漢字、ひらがな、カタカナを使えるため、会社名や商品名をそのままドメインにでき、ユーザーにとって覚えやすいというメリットがあります。

また、URLを見るだけで、どのようなホームページかがわかりやすく、インパクトを与えることもできます。

日本語ドメインにはSEO効果があるのかという質問をよくいただきますので、次にその点について解説します。

日本語ドメインにSEOメリットはあるのか

日本語ドメインにSEOメリットがあるかを解説します。

Googleポリシーオフィスアワー

Googleは、URLの確認も行っているので、日本語URLを利用すれば、URLとコンテンツの関連性が強化され、SEOとして効果を発揮することができます。

こちらは、2022年8月18日のGoogleポリシーオフィスアワーのYouTube動画です。

質問者が示したURLを見ると、Google検索セントラルでローカライズした語句をURLに使用するという記載があり、つまり日本人をターゲットにしているホームページであれば、日本語URLは効果があるそうです。

ローカライズされたURLを利用する

ただ、GoogleSEO以外の部分で、日本語URLを利用する場合において、デメリットがあるのであれば、無理して利用する必要はないとも発言をしています。

Googleの公式発言

Googleのジョン・ミューラー氏は、日本語ドメインがSEOに直接的に大きな影響を与えないと何度か発言をしています。

URL自体はSEOの一部ではあるが、他の要素(コンテンツの品質、バックリンク、ユーザーエクスペリエンスなど)に比べると、検索順位への影響は非常に小さいと強調されています。

SEOの専門家の研究

SEO専門家の調査や事例研究では、日本語ドメインがランキングに与える影響はごくわずかであり、ドメイン自体よりもコンテンツの質や被リンクなどの要因がランキングに大きく影響することが示されています。

例えば、あるSEO調査では、日本語ドメインと英語ドメインのランキングを比較したところ、同じ品質のコンテンツを持つ場合、ドメインの言語はランキングの主要因ではないことが確認されています。

当社の制作実績

多くの競合サイトが英語ドメインを使用しているのに、日本語ドメインを使用しているお客さまでは、SEOに有利であるとは言い切れない結果となっていました。

日本語ドメインがホームページ制作でおすすめではない理由

日本語ドメインは、小さなSEO効果がありますが、ホームページ制作ではおすすめできません。

その理由は、SNSで日本語ドメインが拡散されると、インターネットの技術仕様と互換性の問題から、日本語のURLがピュニコードに変換されてしまうためです。

ピュニコードは、「https://セブンデザイン.biz/」が「https://xn--zck7a5f3c.biz/」のように表示され、見慣れない文字列がユーザーの不信感を招き、リンクのクリック率が低下する恐れがあります。

また、ブラウザのURLバーから日本語ドメインをコピーして、メールやチャットに貼り付けると、同じくピュニコードに変換されてしまい、読み手にとってわかりづらくなります。

このように、SEO効果がわずかにあっても、デメリットの方が大きいため、ホームページ制作では日本語ドメインの利用をおすすめできません。

代わりに、英語ドメインを使用することで、ユーザーにとってわかりやすく信頼性の高いURLを提供することが望ましいでしょう。

日本語ドメインのまとめ

日本語ドメインについて解説しました。

日本語ドメインの利用は、ホームページ制作ではおすすめすることはできず、昨今ではSNSからのアクセス数が増え続けているので、英語ドメインでの契約を行いましょう。

日本語ドメインの取得を検討中のWebマスターの参考になれば幸いです。

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