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BASEとは?安くネットショップを作成したい人におすすめ
ネットショップを始めたいけれど、初期費用や運営の手間が気になるという方におすすめなのが、無料で簡単にネットショップを作成できるサービス「BASE」です。スキル不要でスムーズにネットショップ開設が可能で、多彩な決済方法やSNS連携機能など、充実したサポートが提供されている点が特徴です。
この記事では、BASEの基本情報からメリット・デメリットまでを詳しく解説します。初心者でも気軽に始められるBASEで、あなたもオンラインショップの運営を始めてみませんか。
目次
BASEとは
BASEとは、無料でネットショップを作成できるサービスです。
基本的には無料で利用できますが、クレジットカード決済を行う際には、BASEが決済代行をするため、商品が売れるたびに「決済手数料13.6%+40円」と「サービス利用料3%」がかかります。
決済手数料を抑えたい場合には月額16,580円の有料プランがあり、このプランに加入することで決済手数料を2.9%まで引き下げることができます。 さらに、必要な機能を追加できる「BASE APP」というオプションが用意されており、追加機能にはそれぞれ月額料金が発生します。
そのため、基本機能だけを使うなら初期費用はゼロでネットショップをスタートでき、売上が発生したときにのみ手数料がかかる仕組みです。 実際にBASEを利用した企業のサポート経験もありますが、管理画面は初心者にもわかりやすく、ホームページ制作会社に頼らなくても自力で運営できる点も大きな魅力です。
BASEの特徴
BASEは、ネットショップを無料で始められる手軽さと、専門的なスキルが不要で誰でも簡単に運営できることが特徴です。以下に、具体的な特徴を解説します。
ネットショップが無料で開設できる
BASEは、初期費用や月額料金が一切かからず、無料でネットショップを開設できるのが大きな特徴です。
商品が売れた場合のみ「決済手数料13.6%+40円」と「サービス利用料3%」が発生します。初期投資を抑えたい方や、まずは少しずつネットショップを試してみたい方には最適なプランです。
また、必要に応じて有料プランへのアップグレードも可能で、売上が増えた際の手数料を軽減できます。このように、低リスクでネットショップを始めるための柔軟な料金設定が魅力です。
作成から運営までスキルが必要ない
BASEでは、専門知識がなくても、簡単にネットショップを作成し運営できる設計がされています。
ユーザーに優しいインターフェースと豊富なデザインテンプレートが用意されており、ドラッグ&ドロップ操作でページデザインを整えることが可能です。また、注文管理や在庫管理などの機能も分かりやすく、複雑な設定なしにネットショップ運営が可能です。
初心者にとっても扱いやすいプラットフォームで、スキルや経験に不安がある方でも安心して利用できる点が、BASEの大きな魅力です。
BASEのメリット
BASEには、ネットショップ運営を簡単にし、集客をサポートする多くのメリットがあります。以下にその主なメリットを解説します。
BASEかんたん決済の便利さ
通常、独自でネットショップを作成する場合、決済代行会社のシステムを利用するため、別サイトでの入金管理が必要です。また、入金サイクルが決済業者ごとに異なり、長いと2ヶ月ほどかかることもあります。
しかし、BASEかんたん決済を利用すれば、希望する決済方法を選ぶだけで、入金管理はすべてBASEの管理画面から行えます。売上の振込は申請から10営業日以内で、急いでいる場合は翌営業日にも対応可能です。
決済代行業者の選択はできませんが、迅速かつ簡単な入金管理が可能で、フルスクラッチ開発のネットショップよりも使いやすい設計です。
Instagramとの簡単連携
BASEでは、Instagramとの連携が簡単にできる「Instagram販売App」を無料で利用できます。
Instagram販売Appをインストールすることで、Instagramの投稿に商品をタグ付けし、BASEの商品ページへ直接誘導することが可能になります。特に若年層をターゲットにしたネットショップにおいては、Instagramからの集客は重要です。
この連携機能により、Instagramを中心とした集客戦略を持つネットショップにもBASEは魅力的なプラットフォームとなります。
800万人以上が使う専用アプリ
BASEでネットショップを開設すると、BASEアプリを通じて商品を販売することも可能です。
BASEアプリの利用者は800万人を超えており、知名度がないブランドやショップでも、多くのユーザーに情報を届けることができます。ネットショップを作成すると集客が課題ですが、BASEなら専用アプリを通して、幅広い顧客層に商品をアピールできる点は、大きなメリットといえます。
BASEのデメリット
BASEは手軽にネットショップを始められる反面、いくつかの注意点もあります。ここでは、BASEを利用する際に考慮すべきデメリットを解説します。
SEOに弱い
BASEはSEO面でのカスタマイズが制限されるため、検索エンジンでの上位表示を狙いにくい傾向があります。
特に独自のメタタグ設定やページ構造の調整が制限されているため、BASE単独ではSEOによる流入が期待しづらいです。外部からの集客を主にInstagramや広告に頼る形になりやすいことを理解しておきましょう。
自由度が低い
BASEは簡単に利用できる反面、カスタマイズの自由度が限られています。
デザインや機能に関して、選択できるテンプレートや拡張オプションが限られており、ブランド独自の雰囲気や機能を求める場合には制約があると感じるかもしれません。高度なデザインや機能性を重視する方には、物足りなさを感じる可能性があります。
売上が上がると費用負担が大きくなる
BASEは基本的に無料で始められますが、商品が売れるたびに「決済手数料13.6%+40円」と「サービス利用料3%」がかかります。
そのため、売上が増えると手数料負担も大きくなり、収益に影響が出ることがあります。高い収益を見込む店舗運営の場合は、別のプラットフォームや決済方法を検討した方がコスト効率が良いかもしれません。
BASEとはのまとめ
BASEは、無料で簡単にネットショップを開設できる便利なプラットフォームです。
初期費用をかけずにスタートでき、特別なスキルがなくても、豊富なテンプレートや管理画面の使いやすさでスムーズに運営が可能です。BASEかんたん決済やInstagramとの連携機能、800万人以上が利用する専用アプリなど、集客や利便性を高めるサポートが充実しています。
一方で、SEO面でのカスタマイズ制限や、売上に応じて手数料負担が増える点には注意が必要です。より自由なカスタマイズや費用対効果を求める場合には他のプラットフォームと比較検討することもおすすめです。
総合的に、低リスクでネットショップを始めたい方やSNSを活用した集客を目指す方には、BASEは優れた選択肢と言えるでしょう。