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ニュースレターをWeb化することでSEO効果を高めた事例
当社のお客様の中に、ホームページ制作をご依頼いただく前から、既存顧客向けにニュースレターを配布していた企業があります。このニュースレターは、企業の最新情報や実績を紹介する内容で、これをWeb上に公開することでSEO効果を高めることに成功しました。
本ページでは、ニュースレターを活用してSEO効果を高めたいとお考えの企業に向けて、どのような提案を行い、どのように成果を実現したのかをご紹介します。
目次
ニュースレターのWeb化とは
ニュースレターのWeb化とは、既存顧客に配布しているニュースレターをサイト上に公開することを言います。
ホームページでSEO効果を発揮するためには、継続的な運営が不可欠であり、そのためには豊富なコンテンツが必要です。しかし、継続的に原稿を作成するには多くの労力と時間がかかるため、安定的に運営できる企業は限られています。
本事例で紹介する企業も、更新にかける時間の確保が難しく、運営頻度が不足していました。そこで当社は、すでに配布しているニュースレターをWeb上に公開することを提案しました。この取り組みにより、更新頻度が高まり、狙ったキーワードで1位表示を実現することに成功しました。
ニュースレターをWeb化したホームページのSEO効果の事例
当社のお客様で、大阪のインクジェット印刷会社がニュースレターをWeb化することでSEO効果を高めた事例について解説します。
提案内容
ニュースレターをWeb化するにあたり、実際のニュースレターを確認して、以下の提案を行いました。
ニュースレターを分割して公開
ニュースレターは全体で6ページほどあったため、すべてを1ページで公開すると情報量が多くなりすぎ、ユーザーが最後まで読まない可能性があります。そこで、各ニュースレターを分割し、複数ページにわたって公開する提案をしました。
見出しをホームページのタイトルに設定することで、1枚のニュースレターから約4ページのWebページを作成できるようにしました。この方法は一から文章を作成するよりも効率的で、SEO効果の向上に役立ちます。
文章はテキスト形式で公開
ニュースレターの内容をテキストデータとして公開しました。インクジェット印刷会社がテキストデータを保管していたため、この作業はスムーズに進みました。
検索エンジンは画像テキストの解析も可能ですが、テキストの方が正確に評価されやすいため、この形式を推奨しました。
横並びの情報は見出しタグで縦並びに
ニュースレターは紙媒体のため、自由なレイアウトが可能ですが、ホームページでは見出しタグを活用し、横並びのレイアウトを縦並びに変更しました。
これにより、Webページの更新がしやすくなり、SEO効果も期待できます。
画像は必要最低限に
ニュースレター内の画像で関連性がないものは使用しないようにしました。
関連性のない画像はSEO効果に悪影響を及ぼす可能性があるほか、適切なサイズにトリミングする作業に時間がかかり、運営効率が低下します。重要な画像はトリミングして掲載していますが、不要な画像は省くようにお願いしました。
1日の公開量は1ページとする
SEOでは突発的な更新よりも、少量でも毎日継続する運営が効果的です。そのため、1日の公開量を1ページに限定し、これを長期にわたって継続するようお願いしました。
その効果
ニュースレターをWeb化した結果、ホームページ公開から約1ヶ月で【インクジェット印刷 大阪】という主要なキーワードで1位表示を達成しました。
訪問者数はまだ多くありませんが、さまざまなキーワードで上位表示されるようになり、少しずつアクセス数が増加しています。 今後もニュースレターのWeb化を続けることで、さらにニッチなキーワードでの集客対策に力を入れ、見込み顧客数を増やしていく予定です。
ニュースレター以外でもSEO効果を高められる
別のお客様である寺院の事例では、ニュースレター以外の方法でSEO効果を高めています。この寺院では、参拝者からのメール相談が頻繁に届くため、その内容を整理してWeb上で公開することで、SEO効果を向上させました。
SEO効果を高めるためには、ユーザーにとって価値のある情報を提供し、実際の経験を反映することが重要です。寺院が公開している相談内容は具体的で、ユーザーに役立つ情報が含まれているため、検索エンジンからも高く評価されています。
また、メール内容を整理する作業には時間がかかるものの、作成したページ数はすでに100ページを超え、効率的なサイト運営を実現しています。
SEOを検討中の方は、時間がかかる原稿作成を効率化する方法を工夫することで、効果的なSEOを実践できるでしょう。
ニュースレターのWeb化でSEO効果を高めた事例のまとめ
ニュースレターをWeb化することで、既存のコンテンツを効率的に活用し、SEO効果を高めることが可能です。
この取り組みによって、更新頻度が向上し、狙ったキーワードでの上位表示を実現しました。さらに、ニュースレターの内容を分割・テキスト化することで、検索エンジンが評価しやすい形に整え、継続的な集客効果も得られました。
もちろん、ニュースレター以外にも、既存のコンテンツを活用し、ユーザーに価値のある情報を提供することで、効率的にSEO効果を向上させることができます。