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自分で貼ったnoteからの被リンクにSEO効果はあるのか
noteから自分のサイトへリンクを貼ったときに、SEO効果があるのかどうかは、多くの方が気になるポイントです。noteはSEOに強い無料ブログとして知られており、上手く活用すれば、本体サイトのSEO強化につながる可能性があります。
このページでは、noteからの被リンクにSEO効果があるのかを解説し、自分でリンクを設置する方法や、注意すべき点についてまとめています。
目次
noteからの被リンクにはSEO効果があるのか
noteに自分のサイトへのリンクを貼った場合、それがSEOにどの程度影響するのかは気になるところです。ここでは、noteからの被リンクのSEO効果について、直接的・間接的な視点で解説します。
SEO効果としては限定的
noteに設置したリンクにはnofollowが付与されており、Googleのクローラーはそのリンクを信頼できるリンクとして評価しにくい仕組みになっています。そのため、被リンクとしての直接的なSEO効果は限定的と考えるべきでしょう。
ただし、Googleは近年nofollowを参考として扱うと明言しており、場合によってはある程度の効果が期待できる可能性も残されています。過度な期待は禁物ですが、全く無意味というわけではありません。
間接的なSEO効果がある
直接的なSEO効果が弱いとしても、noteからのリンクが意味を持たないわけではありません。
例えば、noteで紹介された本体サイトの内容に興味を持ったユーザーが、他の媒体から本体サイトへリンクを貼ってくれることで、自然な被リンクの獲得につながるケースもあります。また、note経由でアクセスが集まり、訪問者数やブランド認知が高まることで、間接的に検索順位に好影響を与えることもあります。
noteはSNSとの相性も良いため、広がり次第で思わぬSEO効果につながることもあるでしょう。
noteから自分で被リンクを獲得する方法
noteを使って自分のサイトに被リンクを貼りたいと考えたとき、ただリンクを置くだけでは期待するSEO効果は得られないかもしれません。ここでは、noteを使った被リンク対策として検索エンジンに正しく評価されやすくするために取るべき方法を解説します。
noteを開設する
まずはnoteアカウントを開設し、自分のプロフィールやチャンネルを整えることから始めます。
被リンク目的で使う場合でも、ユーザーに信頼されるアカウントであることが重要です。初期設定では、プロフィール情報・アイコン・自己紹介文などを丁寧に整えることで、リンク先の信頼性が高まり、訪問ユーザーに安心感を与えることができます。
note自体が読み物コンテンツであるため、信頼性の高い運営姿勢はSEO的にも間接的な価値を持ちます。
良質なコンテンツを作成する
noteからの被リンクにある程度のSEO効果を期待するなら、コンテンツの質は避けて通れません。
ただリンクを貼るだけでは評価されにくく、検索エンジンにとって価値のある情報が含まれた記事にすることが重要です。読み手のニーズに合ったテーマを選び、自分のサイトと関連性のある内容をしっかり書くことで、リンク先の評価にも良い影響を与えます。
本文内から関連ページへリンクする
記事の中で、自分のサイトにある関連ページへと自然なリンクを設置することが、noteからの被リンクとしての基本的な考え方です。リンクを無理に差し込むのではなく、文章の流れに沿って参考情報や詳しくはこちらといった形で設置するのが効果的です。
検索エンジンに対して違和感なく伝わられるだけでなく、ユーザーからも自然な導線として受け取ってもらいやすくなります。リンク先の内容が、読者にとって自然に知りたくなる内容かどうかを意識して設置しましょう。
他のユーザーと交流する
noteはコンテンツを投稿するだけでなく、コミュニティ的な要素も強いプラットフォームです。
いいねやフォロー、コメントなどを通じて他のユーザーと交流することで、noteがより多くの人に見られる機会が増えます。結果として、note内のコンテンツが引用されたり、掲載したリンクを他のユーザーが利用してくれる可能性が高まります。
ただリンクを貼るだけではなく、note内で積極的に活動し、コンテンツの価値を高めていくことが、SEO効果の向上につながるポイントです。
SNSで拡散する
作成したnote記事をXやFacebookなどのSNSでシェアすることで、より多くのユーザーにコンテンツを届けることができます。
特にnoteはSNSとの相性が良いため、シェアによって多くの人の目に触れれば、noteへの訪問や自社サイトへのリンクが他の人に使われる可能性もあります。
被リンク効果につながるきっかけを広げる手段としてSNSの活用は効果的です。
noteから被リンクを得るときの注意点
noteから自分のサイトへリンクを貼る際に、ただ設置するだけでは逆効果になるケースもあります。ここでは、noteからの被リンクを行う上で注意しておきたいポイントを解説します。
プロフィール欄からのリンクを避ける
noteのプロフィール欄に自分のサイトへのURLを記載することができますが、ここからのリンクは全ページに表示されるため、SEO的には不自然なリンクと判断されやすくなります。検索エンジンからの評価を下げるリスクがあるため、被リンク対策としてはおすすめできません。
代わりに、自社サイトへのリンクを含めた自己紹介記事を作成し、その記事のURLをプロフィール欄に貼ることが効果的です。これにより、被リンクとしての質を保ちながら、読者にとっても違和感のない導線が作れます。
つぶやきからのリンクには注意が必要
noteのつぶやき機能は、140文字以内で気軽に投稿できる便利な機能ですが、SEO目的でリンクを貼るには注意が必要です。
短文の中にURLを差し込むと、内容の薄いリンクとみなされる可能性があり、被リンクの効果が弱まるだけでなく、場合によってはスパムと判断されることがあります。
特に、大量に自サイトへのリンクを貼り続けるような使い方は避けるべきです。被リンクとして活用する際には、つぶやきではなく、内容のある記事内でのリンク設置が望ましいといえます。
できれば他の人に貼ってもらうのがベスト
noteからの被リンクでSEO効果を高めたい場合、自分でリンクを貼るだけでなく、他のユーザーに自然に紹介してもらえる形が理想です。第三者からのリンクは、nofollowであっても検索エンジンにとって自然な被リンクとして評価されやすく、SEO上の価値が高まる傾向にあります。
そのためには、note上で価値のある記事を作成し、自社サイトの内容にも興味を持ってもらえる流れを意識することが大切です。あくまでも被リンクを目的とせず、ユーザーにとって役立つコンテンツとしてnoteを活用することが、結果的に被リンクされやすくなるポイントです。
noteからの被リンク効果のまとめ
noteに自分のサイトへのリンクを貼ることによるSEO効果は、大きくはありませんが一定の意味はあります。
特に、noteを通じて他のユーザーに自社サイトを知ってもらい、その結果として自然な被リンクを獲得できる流れがつくれる点は、SEOにおいてもプラスに働く可能性があります。また、noteからのリンクを活用してサイトへ誘導する場合は、リンクの貼り方や注意点を正しく理解しておくことが重要です。
noteからのリンクをうまく活用するには、まずnoteそのものの特徴を理解しておく必要があります。詳しくはnoteとは?のページをご覧ください。