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短納期でホームページを制作!難しい理由や制作法、成果を出す方法、事例を紹介
短納期でのホームページ制作は、おすすめできません。
しかし、まれにお客さまから「1ヶ月以内にホームページを制作して欲しい」と相談を受けることがあるので、そういった場合に当社がどのように提案しているかを紹介します。
当ページでは、短納期のホームページ制作が難しい理由、短納期で制作する方法、成果を出すための対策法、事例を紹介します。
目次
短納期のホームページ制作が難しい理由
短納期でホームページを制作することは、物理的に難しくなります。
ホームページ制作会社に、問い合わせを行った後、一般的なホームページ制作の流れと期日は以下になります。
- 問い合わせからヒアリング:2週間
- ヒアリングから提案:2週間
- 提案から発注:1週間
- 提案内容の見直し:1週間
- ワイヤーフレーム作成:2週間
- デザイン作成:1ヶ月
- コーディング:1ヶ月
- 公開
問い合わせからであれば4ヶ月、制作作業を開始してからは3ヶ月かかることが一般的です。
もちろん、ホームページ制作会社が、他に対応している案件が少なかった場合は、早く制作することは可能ですが、1ヶ月以内は物理的に難しくなります。
無理やり急いでしまった場合、ホームページが運営しづらいや、サイト全体の品質が低い、コミュニケーション不足のため想定と違ったコンテンツを作成されたなどの問題が発生します。
そのため、短納期でホームページ制作を行うことはおすすめではなく、高い予算を出してホームページを制作するなら、期待通りの成果を得るために、十分な期間を確保していくことが重要です。
短納期でホームページを制作する方法
お客さまから「短納期でホームページを制作して欲しい」と言われた場合に提案する内容を解説します。
WordPressのデザインテーマを利用する
WordPressのデザインテーマを利用することで、早いと1ヶ月以内にホームページを公開することができます。
当社が良く利用するWordPressのデザインテーマはSWELLになり、サーバーにWordPressを実装して、少しカスタマイズを行えば、ホームページが完成です。
ただし、原稿や画像は、ダミーになっているので、すべてを差し替える必要があります。
画像であれば、イメージの箇所はホームページ制作会社が用意します。
しかし、実際の写真を利用する箇所や原稿はお客さまからの支給になるので、ホームページを早く制作できたとしても、原稿や画像をお送りいただくのに時間がかかれば、その分納期は長くなります。
段階的にホームページを制作する
段階的なホームページ制作で短納期を実現している制作会社は多いです。
例えば、納期までに、1ページのシングルページを制作して、シングルページを公開したあと、正式なホームページ制作に取り掛かります。
お客さまからすると、シングルページとホームページ制作費がかかるので、少し割高になってしまいますが、同じホームページ制作会社に依頼していれば、いくらかは値引きをしてくれる可能性があります。
段階的なホームページ制作であれば、検討時間を十分に確保することができるので、お客さまが期待する以上の成果を実現することが可能です。
短納期が得意なホームページ制作会社に依頼する
大阪ではあまり見られませんが、東京には短納期を売りにしているホームページ制作会社も見られます。
例えば、最短で5営業日のNORENや、最短3営業日のウェブサクッを利用することで、希望通りの納期にホームページを公開することができます。
ただし、どちらもホームページ制作プランになっていて、初期費用の他に月額費用がかかることや、ページ数や機能が限定されています。
短納期のホームページ制作で成果を出すために
短納期でホームページを制作したとしても、成果を実現したいとお考えのWebマスターに向けて、成果を出す対策法を解説します。
ホームページの集客対策を行う
ホームページは制作しただけでは成果を出せず、理由は訪問者を集客できないからです。
どんなに優れたデザインやコンテンツのホームページであったとしても、見込み顧客が訪問していなければ、成果を実現することはできません。
ホームページの集客対策は多いですが、その中でおすすめなのが、SEOとSNS運用の2つです。
どちらも無料で行うことができ、SEOでは良質なホームページへと成長させる、SNSでは見込み顧客とのコミュニケーションを楽しむことを意識すれば、自然と集客力は高まっていきます。
ただし、SEOにおける良質なホームページとは、上位表示を狙った検索キーワードに対して、サイト全体で関連するページ数も影響するので、良質なページ数を増やすことと品質の高まるリライトを行うことが大切です。
ホームページのコンテンツを改善する
ホームページは良質でなければ、成果を実現することはできません。
そのため、定期的にホームページを読み直して、誤字や脱字、表現が分かりづらい箇所などを発見して、リライトに取り組みましょう。
また、Googleアナリティクスを活用して、数値データとして、ホームページが抱える問題点の発見と改善を行うことも重要です。
Webマスターが気が付かなかったけれども、訪問者が迷っているや離脱しているコンテンツを発見して改善することで、ホームページのコンバージョン率は最大化されます。
定期的にホームページ制作会社に修正提案をしてもらう
短納期でホームページを制作すると、検討や確認漏れが発生している可能性があり、十分に成果対策が行えていないケースがあります。
これらの問題点を改善するために、定期的にホームページ制作会社に修正提案をしてもらいましょう。
1ヶ所を改善すれば、飛躍的に効果が高まることはありませんが、1年続けていくことで、1年前と比較をすると、大きく成果数を伸ばすことができます。
短納期でホームページを制作した事例
短納期でホームページを制作した事例を解説します。
双子用抱っこ紐の販売サイト
双子用抱っこ紐の販売サイトは1ヶ月半で制作しました。
作成したページは、シングルページとスタッフブログになり、ページ数は少なかったですが、ショッピングカートとして、フルスクラッチシステム開発の問い合わせフォームで対応しています。
シングルページになっているので、1ページに必要な情報を掲載したので、多くの制作時間がかかっていますが、お客さまの期待通りのホームページが制作できました。
双子用抱っこ紐の販売サイトでは、メインの集客対策がXとInstagram、YouTubeになり、期待通りの売上を実現しています。
短納期のホームページ制作のまとめ
短納期のホームページ制作について解説しました。
短納期のホームページ制作では、闇雲に作っても成果を発揮することができませんが、成果を出すための対策法を考えてから、ホームページを制作することで、成果を実現することが可能です。
短納期のホームページ制作を検討中のWebマスターの参考になれば幸いです。