お客様事例！検索エンジン最適化（SEO）に使っている時間を紹介

検索エンジン最適化（SEO）には、結果を得るためにどれくらいの時間が必要なのか、疑問に思ったことはありませんか？SEOの取り組みにかける時間は、ビジネスの規模や目標により異なりますが、成功を収めるためには継続的な努力が欠かせません。

ここでは、実際にお客様がどのくらいの時間をSEOに費やしているかをご紹介します。日々数時間かけているケースから、月に数時間のケースまで、多様な事例を通じて最適な取り組み方を見つける参考にしてください。

検索エンジン最適化にかかる期間とは

検索エンジン最適化で効果が現れるまでの期間は、Googleによれば約4ヶ月から1年とされています。しかし、この間ホームページを放置しているだけでは検索順位の向上は見込めません。ユーザー視点を意識したサイト運営を継続することが鍵となります。

そこで、多くのお客様が気にされるのは、「ただ運営を継続していればSEO効果が出るのか」という点です。しかし、実際には、自社だけが努力を続けても大きな効果を得るのは難しいでしょう。

SEOは、同じキーワードで上位表示を目指す競合サイトとの熾烈な競争です。目標とするキーワードで上位に表示されるためには、競合サイト以上に豊富で良質な情報を提供することが必要です。このため、以下でご紹介するお客様の検索エンジン最適化にかけている時間はあくまで一例です。

実際の必要な時間は、業種や競合状況によっても異なることをご理解ください。

ここでは、当社のお客様が検索エンジン最適化にどれだけの時間を費やしているかをご紹介します。お客様それぞれが、目的やリソースに合わせて異なる時間を検索エンジン最適化に費やしています。具体的な事例をご覧いただくことで、効果的なSEOの取り組み方についての参考になれば幸いです。

また、当ブログでGoogleサーチコンソールを公開しても良いと許可をいただいているお客様に限り、Googleからのアクセス数を紹介したいと思います。

毎日4時間をかけて新規ページを作成しているのは、お祓いを行う寺院のホームページです。

このホームページには3年前からSEOサポートを提供しており、当初は検索順位が低く、文章作成にも多くの時間を割いていました。しかし、そのころから毎日4時間を新規ページ作成に充てることで、原稿作成速度も高まり、現在のページ数は1,636ページに達しています。

Googleサーチコンソールのページ数データ画像

そのSEO効果としては、1日あたり約800人の訪問者を集め、コンバージョンも多く獲得できるホームページへと成長しています。

Googleサーチコンソールの訪問者数データ画像

ただ、毎日4時間もSEOに時間をかけられるケースは非常に稀で、当社の実績の中でも、最も多くの時間を費やし、成果を出している例の一つです。

毎日1時間をかけて新規ページを作成しているのは、大阪のカナダ留学サポートの会社のホームページです。

このホームページでは、1時間で1記事が完成しない場合は、翌日に続きを作成しているため、毎日の更新は行っていませんが、着実にページ数を増やしています。また、カナダへの出張がある際は更新を一時的に休止し、担当者が社内にいる日に限り、毎日1時間の作業を続けています。

このような取り組みにより、現在では1日に約300人の見込み顧客を集客することに成功し、SEO効果も順調に高まっています。

週に1時間程度を新規ページの作成やリライトに充てているのは、東京・渋谷・恵比寿にある鍼灸治療院のホームページです。

限られた時間のため、ページ数は現在69ページと少なめです。

Googleサーチコンソールのページ数データ画像

しかし、リライトにも力を入れていることでSEO効果を高め、1日あたり約500人の訪問者をGoogleから集めることに成功しています。

Googleサーチコンソールの訪問者数データ画像

検索エンジン対策と言うと、新規ページの作成だけに注力する方も多いですが、この鍼灸治療院のようにリライトに力を入れることも、SEO効果を高める効果的な手段です。

無理に新規ページを増やし、低品質なページを作成するよりも、サイト全体の質の向上に取り組むことが、検索エンジン対策としても有効であることがわかります。

月に1時間の新規ページ作成に取り組んでいるのは、ANAやJALの株主優待券を販売するネットショップです。

もともとは毎日2時間、新規ページ作成に時間を割いていたものの、Googleからの訪問者が1日300人を超え、高い売上が安定するようになってからは、更新頻度を月に1時間に減らしました。

その影響で、Googleからの訪問者数は徐々に減少し、現在は1日あたり約200人となっています。しかし、ネットショップの特性から、会員登録をしたユーザーがリピート購入してくれるうえ、口コミも広がり、売上は順調に拡大し、現在では年商3億円を超える規模に成長しています。

一方で、SEO効果が低下しているため、当社としては今後、新規ページ作成にもう少し時間を割くようにお願いしています。

今回ご紹介したように、SEOの取り組みには企業ごとに異なる時間や方法が取られています。

毎日数時間をかけて積極的に新規ページを作成する例から、月に1時間程度の更新でリピーターを確保しているネットショップのように、SEOの成功には「時間」だけでなく「戦略」と「継続」が重要なポイントです。

検索エンジン最適化には長期的な取り組みが欠かせませんが、継続を意識することで集客や売上アップに貢献することが可能です。

自社のリソースや目標に合わせた適切な取り組み方を見つけ、効果的にSEOを進めることが成功の鍵となります。ぜひ本記事を参考に、SEOの取り組み時間について検討してみてください。