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自分でWordPressサイトを制作したときに導入したいプラグイン
WordPressにはプラグインと呼ばれる、機能を簡単に拡張できるツールがあります。これを利用することで、ホームページをさらに使いやすく、高機能にすることができます。
自分でWordPressサイトを制作したときに、「どのプラグインを導入すれば良いのか?」と迷っている方も多いのではないでしょうか。そこで、当社が実際にホームページ制作でよく導入している、おすすめのプラグインを詳しくご紹介します。
このページでは、ホームページのセキュリティ向上やバックアップの自動化、画像の最適化など、WordPressサイトを運営する際に欠かせないプラグインを解説します。
目次
自分でWordPressサイトを制作したときに導入したいプラグイン
WordPressサイトを制作する際に導入したいプラグインを解説します。
お問い合わせフォームならContact Form 7
WordPressにお問い合わせフォームを設置するなら、Contact Form 7がおすすめです。特に、スパム対策として有効なreCAPTCHAを簡単に実装できる点が大きな強みです。
サイト運営が長くなると、お問い合わせフォームを通じてスパムメールが増加する傾向があります。スパムメールが多くなると、重要なメールを確認する際に誤って大切なメールを削除してしまうリスクも高まるので、Contact Form 7の活用はおすすめできます。
画像の表示速度を早くするEWWW Image Optimizer
ホームページの表示速度が遅い、またはSEOに注力している場合は、EWWW Image Optimizerがおすすめです。これを導入することで、画像の品質をほぼ維持したまま圧縮することができ、ページの表示速度を向上させることが可能です。
Googleは「ページの表示速度をSEOランキングの要素の1つに加えている」とされており、EWWW Image Optimizerで画像を圧縮することで、SEOにおいても有利になる可能性が高まります。
自動でデータのバックアップが取れるBackWPup
ホームページの安全性を高めるためには、定期的なバックアップが欠かせません。BackWPupを導入すれば、自動でバックアップを取得できるため、手間をかけずにホームページのデータを保護することが可能です。
もしホームページがウイルスに感染したり、WordPressの自動バージョンアップでレイアウトが崩れてしまった場合でも、BackWPupのバックアップデータを使って簡単に元の状態に戻すことができます。
安全なホームページを維持することは、ユーザーの信頼を高めるだけでなく、SEOにも良い影響を与えのでBackWPupは必須のプラグインです。
管理画面への不正ログインを防ぐSiteGuard WP Plugin
WordPressは世界で最も多くのユーザーに利用されているCMSであるため、不正ログインの標的になるリスクが高まります。これを防ぐためにおすすめなのが、SiteGuard WP Pluginです。
SiteGuard WP Pluginを導入することで、ログインページのURLを変更したり、ログイン時に画像認証を追加することができます。また、過去にアクセスしたことのないIPアドレスからのログインを拒否するなど、様々なセキュリティ対策が可能です。
これにより、ホームページの安全性が大幅に向上し、安心してスムーズな運営が実現できます。
SEOに必須のAll in one SEO
ホームページのSEO対策を行うのであれば、All in one SEOはおすすめのプラグインです。
当社でもAll in one SEOを強く推奨しており、実際に多くのホームページがこのプラグインの適切な運用により、優れたSEO効果を実現しています。
SEO系プラグインには他にもYoast SEOやSEOPressなどがありますが、どれを使うかは自分の好みによります。ただ、当社の経験からは、All in one SEOが最も使いやすく、初心者から上級者まで幅広く対応できると感じています。
ネットショップならWelcart
WordPressでネットショップを作成するのであれば、Welcartは非常におすすめのプラグインです。
Welcartは、ショッピングカート機能を簡単に導入できるプラグインであり、商品の登録や在庫管理、注文管理など、ネットショップ運営に必要な機能を一通り備えています。当社でも多くのネットショップサイトでWelcartを導入しており、実際にスムーズな運営が可能となっています。
他にも、WooCommerceなどの選択肢はありますが、日本向けの機能が充実しているWelcartがおすすめです。
その他のおすすめプラグイン
他にも、便利なプラグインは数多くあります。一例として、以下のプラグインが挙げられます。
- スパム対策のAkismet XML
- サイトマップの生成ならGoogle XML Sitemaps
- リンク切れチェックのBroken Link Checker
- 表示速度を改善するW3 Total Cache
ただし、これらのプラグインは必ずしもすべてのホームページに必要というわけではなく、ホームページの状況や目的に応じて導入するかを検討することが重要です。
WordPressは多様なプラグインが提供されており、自社サイトのニーズに合ったものを選定することが成功への鍵です。
また、プラグイン選定時には、定期的にバージョンアップが行われているかの確認が必要です。バージョンアップが行われていないプラグインは、セキュリティ上のリスクを引き起こす可能性があります。
自分でWordPressサイトを制作したときのプラグインのまとめ
WordPressサイトを制作する際に、適切なプラグインを導入することで、ホームページの機能や安全性を大幅に向上させることができます。
今回ご紹介したプラグインは、どれも使いやすく、サイト運営に役立ちます。Contact Form 7はお問い合わせフォーム、EWWW Image Optimizerは画像圧縮、BackWPupは自動バックアップ、SiteGuard WP Pluginは不正ログイン対策、All in one SEOはSEO対策に効果的です。ネットショップにはWelcartがおすすめです。
プラグインの選定時には、ホームページの状況に合わせて最適なものを導入し、定期的なバージョンアップが行われているか確認しましょう。これらを活用して、効率的なサイト運営を目指しましょう。