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SEOの半自動化を狙う!ホームページに行う対策法
SEOには、多くの作業が必要で、すべてをWebマスターが手作業で実行することは大きな負担です。
そのため、SEOの一部を自動化し、重要なポイントのみ手作業を加える半自動化を狙うことが重要です。
当ページでは、SEOを半自動化する重要性、ホームページで実行する具体的な対策法を解説します。
SEOの半自動化を狙う重要性
SEOの半自動化で、日々の作業負担が軽減されることはもちろん、より効率的な成果の追求が可能になります。
Google曰くSEO効果を発揮するには4ヶ月から1年もの期間が必要です。
ただし注意点があり、ホームページを公開して4ヶ月から1年放置していてもSEO効果が発揮されず、成果を出すには運営の継続が求められています。
つまり、Webマスターは、まったく成果が出ていない状態で、4ヶ月から1年のホームページ運営を考えなくてはならず、その作業量は膨大になっています。
この作業を半自動化することによって、Webマスターのホームページにかかる時間を短縮することができるので、効率の良いSEOを実施することができます。
また、SEOの半自動化は単に時間の短縮だけではなく、戦略や戦術を考える時間を取ることができるので、効果的な対策にも繋がります。
現在すべてを手作業で行っているWebマスターは当ページをご覧の機会に半自動化を狙いましょう。
SEOを半自動化するホームページの対策法
SEOを半自動化するために行うホームページの対策法を解説します。
ユーザー投稿型コンテンツを作成
ホームページにユーザー投稿型コンテンツを作成しましょう。
ユーザー投稿型コンテンツは、SEOにおいて重要な良質なコンテンツ量はもちろん、訪問者からの信頼性を高めることができるので、コンバージョン率の向上効果もあります。
ただし、闇雲に設置をしても効果がなく、ユーザーが書き込みをしてくれ、いい加減な内容を投稿されないような仕組みづくりが必要です。
ユーザー投稿型のコンテンツの企画
ユーザー投稿型コンテンツでSEOの半自動化を実現するには、どんな投稿を行ってもらうかを検討しましょう。
例えば、通販サイトのAmazonでは、商品詳細ページにレビューや口コミの記載が行えるようになっています。
通販サイトであれば、口コミを掲載すれば良いですが、BtoBやBtoC企業のホームページではなかなか口コミは難しいと思います。
その場合は、お客さまの声を活用して、アンケート用紙と写真を送ってもらうことで、その内容をWebマスターがホームページに掲載していくようにしましょう。
お客さまの声の場合、多少の手間はかかりますが、初めから文章を作成するときと比べると、圧倒的にその作業量は少なくなっています。
また、写真があった方が、その投稿の信頼性が高まるので、例えばアンケート用紙の画像や応えていただいた方の顔写真などを掲載することで、信憑性を高めることができます。
ユーザーに書き込みを行ってもらうために
単に口コミやお客さまの声があるので、書き込んでくださいと依頼をしても、なかなか書き込みを行ってくれる方は少ないと思います。
そのため、書き込みを行うメリットを提示することが大切で、例えばポイント制度を導入して、次回から利用ができる割引を行ったり、優先的に商品やサービスの提供などを打ち出しましょう。
本来であれば、ユーザーメリットがなくても書き込みをしてもらえた方が良いですが、大手の通販サイトのAmazonですら対策を行っているので、ユーザーメリットを打ち出すことの重要性は高くなっています。
ただし、レビューを金銭で購入することは、ステマ規制に該当するリスクがあるので、お金のやり取りは発生させてはいけません。
掲載内容を精査する仕組み
ユーザーが自由に書き込める場合に問題なのが、関係のない内容を書かれることです。
仮に悪い評判だったとしても適切な対応を行うことで、お客さまからの信頼性は失われませんが、関係がない内容を書かれると、他のユーザーがホームページの品質が低いと判断する恐れがあります。
そのため、システム上でNGワードを設定したり、ホームページに反映させる前にWebマスターが一読するようにしましょう。
ChatGPTの活用
昨今のホームページでよく見られるのが、SEOの半自動化を目的としてChatGPTを活用する対策です。
あくまで当社のこれまでの経験ですが、ページタイトルやmeta description、本文などを1から作成してもらうのであれば、有料版を利用することがおすすめです。
また、ChatGPTを使ったホームページ制作・運営法はこちらをご覧ください。
ChatGPTはこちら
プロンプトが重要
ChatGPTに依頼を行う際には、プロンプトという指示をしっかりと作成しましょう。
ChatGPTは優れたAIライティングツールではありますが、指示が曖昧だと、ぼんやりとした文章を書いてしまったり、よく分からない文章を生成してしまう傾向があります。
プロンプトが具体的であればあるほど、魅力的な文章を作成することができるのですが、具体的にどのような内容であれば良いか分からない方も多いと思います。
※こちらは一部になり、完全版はこちらから
そういった方におすすめなのが、AI専門家の野口竜司氏のYouTubeです。
どういったポイントを意識してプロンプトを作成すれば良いのかが具体的に紹介されているので、この動画を見れば、初めてChatGPTを利用する方であっても、よい指示を行うことが可能です。
Webマスターが読み直して必要に応じてリライト
ChatGPTが生成した文章は、そのままホームページに反映させてはいけません。
必ずWebマスターが一読して、文章がおかしな箇所や、情報が古い箇所、何を言っているのか分からない箇所を発見してリライトを行うようにしましょう。
内部リンクや画像、動画は自分で設置する
ChatGPTが生成した文章に、内部リンクや画像、動画の設置はWebマスター自身で行いましょう。
ユーザー目線に立った内部リンクや画像、動画の設置を行うことで、訪問者の満足度の向上や、サイト全体の回遊率が向上して、期待以上のSEO効果を発揮することができます。
SNSでの拡散を狙う
SEOにおいてSNSでの拡散の重要性は高いです。
SNSで拡散されることによって、訪問者の獲得が実現できたり、さらにはユーザーの中にブログを運営している方がいれば、コンテンツが評価され被リンクの獲得に繋がります。
ちなみに、SNSからの被リンクには、nofollowが付与されているので、SEO効果はありません。
SEOにおける被リンクの重要性はまだまだ高く、多くのホームページから獲得することによって、Googleから人気があると判断されて検索順位が高くなります。
具体的な対策法は、まず自社サイトにソーシャルボタンを設置しましょう。
ソーシャルボタンは、スマートフォンでの利用率が低いですが、0ではないので、設置だけを行っておくことで、SNSで拡散される可能性が高まります。
さらに、自社でもSNSアカウントを開設して、見込み顧客とのコミュニケーションに取り組みます。
見込み顧客に優れたSNSアカウントと認識してもらうことができれば、SNSで拡散される可能性が高まります。
SEOの半自動化のまとめ
SEOの半自動化について解説しました。
SEOは本当に膨大な努力量が求められているので、半自動化を行うことで、Webマスターの負担を軽減させることが、長く対策を継続するコツになっています。
SEOの半自動化に興味がある方は当ページを参考に取り組んではいかがでしょうか。