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SEOで1位を目指すために!自分でできる対策法を解説
SEOで1位を目指したいと考えるWebマスターは多いです。
ただし、SEOで1位を取ることに過剰に期待してはならず、SEOは1つのキーワードだけを対策しても、十分に訪問者を集客することができず、さまざまなキーワードで検索順位を高める必要があります。
当記事では、SEOで1位を獲得するメリット、目指す前に知りたいこと、自分でできる対策法、やってはいけないことを解説します。
目次
SEOで1位表示を獲得するメリット
SEOで1位表示を行うメリットは、CTRの高さにあります。
アメリカのホームページですが、2024 comparison of Google organic clickthrough rates (SEO CTR) by ranking positionを見ると、2024年のGoogleで1位表示した場合、39.8%のユーザーがクリックしてくれます。
つまり、1位表示を実現することで、多くの訪問者を集客できる可能性があります。
SEOで1位を目指す前に知りたいこと
SEOで1位を目指す前に知りたいことを解説します。
1つや2つのキーワードで1位になっても意味がない
前提として、1つのキーワードで1位表示を実現しても、期待通りに訪問者数は集まらないと理解しましょう。
Google曰く、現在の検索キーワードはさまざまなものになっていて、1つあたりの検索キーワードの検索回数は減少傾向にあるそうです。
これは、20年以上前から言われており、実際に、クライアントでビジネスに直結する2つのキーワードで1位表示を実現しているホームページのGoogleからのアクセス数は以下になります。
こちらはBtoB企業になり、1位表示している2つのキーワードは、誰でも知っているような一般的な言葉ですが、訪問者数は1日に5,6人しかいません。
このように、狙ったキーワードだけで上位表示を行ってしまうと、苦労の割にリターンが少ないという状況になってしまうので、1位表示を狙う際には、他のキーワードでも上位表示が行えるようにしましょう。
ホームページのメインキーワードは最低4ヶ月が必要
Google曰く、SEO効果が発揮するまでの期間は4ヶ月から1年になるそうです。
もちろん、4ヶ月から1年の間、何もしなければSEO効果は高まらず、その期間はホームページ運営を継続しなくてはなりません。
つまり、効果を出すためには、それなりの努力量が必要になり、その努力を継続することで、1位表示を実現できる可能性があります。
良質なホームページでなければ1位は難しい
SEOの対策法は無数にありますが、前提として、良質なホームページでなければなりません。
検索エンジンは、定期的に、低品質なホームページの検索順位を下げたり、あまりにひどい場合は、SEOペナルティを与えており、検索結果を良質なホームページのランキングにしようとしています。
そのため、Webマスターは、サイト全体で訪問者のことを考えた良質なものにして初めて、1位表示を実現できる可能性があると認識しましょう。
自分でできるSEOで1位を目指す対策法
自分でできるSEOで1位表示を狙う対策法を解説します。
検索順位チェックツールを導入
検索順位チェックツールを利用して、1位を狙っているキーワードの検索順位を毎日計測しましょう。
毎日検索順位を計測することで、自分が行っている運営の方向性が正しいかを確認することができるので、検索順位が落ちれば運営法の見直しができます。
マイナス評価のないドメインか
これまでの経験から、マイナス評価を受けているドメインの場合、SEOで1位表示を行うためには1年以上の期間がかかります。
SEOでマイナス評価を受けているかどうかの判断法は、過去にブラックハットSEOを行った経験がある場合と、被リンク対策を行った経験がある場合、大量のページ削除を行った経験がある場合になります。
上記を行ってるホームページは、できればドメイン変更を行ってから、SEOに取り組みましょう。
また、中古ドメインを購入している場合は、Googleサーチコンソールでは分からない、ページ削除や被リンク、ブラックハットSEOを行っていた可能性があるので、新規ドメインのほうが良いかも知れません。
Googleサーチコンソールを定期的に確認する
SEOで1位表示を狙う方は、必ずGoogleサーチコンソールを確認しましょう。
Googleサーチコンソールを実装して、XMLサイトマップを送信したら、検索パフォーマンスの確認を行う習慣をつけます。
検索パフォーマンスを見ると、合計クリック数と合計表示回数、平均CTR、平均掲載順位を確認できるようになるので、順調に数値が向上していれば運営法が正しい、もし下降していれば運営法の変更が必要です。
ライバルサイトのページ数を数える
1位表示を狙っているキーワードで、Google検索を行い、上位表示を実現しているホームページのページ数を数えましょう。
検索エンジンは、ページの品質で検索順位を定めている他にも、サイト全体で関連性が高いかも見ているので、SEOで1位表示を狙うには、ライバルサイトのページ数も重要です。
ページ数のカウント方法は、SEOキーワードで上位表示を実現しているホームページの平均ページ数で紹介しているので、もしご存じでなければ、合わせてご確認ください。
ページごとに固有の1つのSEOキーワードを徹底する
SEOでは、似た内容のページを作成すると、キーワードカニバリゼーションが発生します。
キーワードカニバリゼーションは、1つの検索キーワードで2ページ以上が表示されている状態のことを言い、キーワードカニバリゼーションのページは、少し低い検索順位で表示されています。
また、サイト全体でキーワードカニバリゼーションが発生しているページが多いと、サイト全体で検索順位を落とされてしまうので、減らすための対策が必要になります。
対策法は、ページごとに1つの固有のSEOキーワードを定めることになります。
さらに、固有のキーワードを定めることで、さまざまなキーワードで上位表示ができるので、期待通りのSEO効果を実現することができます。
ホームページ運営を継続する
SEOで1位を狙うのであれば、狙っているSEOキーワードに関連した新規ページ作成と、品質の低いページのリライトに取り組みましょう。
新規ページ作成は、ライバルサイトよりも少し多いくらいのページ数があれば良いですが、似たページ数なのにライバルサイトよりも検索順位が低い場合は、品質で負けています。
そのため、ライバルサイトよりも、サイト全体が良質でなくてはなりません。
被リンク対策を行う
闇雲な被リンク対策は、検索エンジンから無効化されますが、良質な被リンクであれば、自演であっても検索順位を高める効果があります。
良質で自分で行える被リンク対策は、国が運営しているホームページに登録することです。
ただし、ホームページを公開してすぐに行ってはならず、これまでさまざまなホームページに被リンク対策を行ってきましたが、検索エンジンから良質と判断されている状態で被リンク数を増やしたホームページが検索順位を高めています。
そのため、まずはホームページを良質なものにして、最後の対策として被リンク対策を行うことで、期待通りに1位表示を実現できます。
SEOで1位を獲得するためにやってはいけないこと
SEOで1位を獲得するためにやってはいけないことを解説します。
ペイドリンク
ペイドリンクとは、被リンクを購入することです。
ペイドリンクを行ってしまうと、大半が無効化されてしまい、さらに過剰な場合は、Googleからペナルティを受けてしまい、検索結果に表示されることがなくなります。
そのため、ペイドリンクは、予算の無駄になってしまい、Googleからペナルティを受けると、1位表示までの期間が長くなるだけなので、絶対に行ってはなりません。
ページの削除
当社の経験則としてですが、ページ削除は辞めるべきです。
ページを削除すると404 NOT FOUNDになるのですが、Google曰く404 NOT FOUNDはSEOに影響がないそうですが、当社の経験上は、検索順位が上がったことはなく、むしろ下がっているケースがほとんどです。
また、ページを削除した後、元の検索順位に戻すためには、削除したページ以上に多くの新規ページ作成が必要になるケースが多いので、ページ削除は行わず、リライトで対応する習慣をつけましょう。
SEOで1位を目指すためにのまとめ
SEOで1位を目指すための対策法を解説しました。
SEOで1位を目指すことは、確かにCTRが高いので成功できる可能性はありますが、SEO戦略として、さまざまなキーワードで上位表示を狙う方が、訪問者としてもコンバージョン数としても高くなります。
SEOで1位を目指している方の参考になれば幸いです。