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SEOを上げる!ホームページ制作中から取り組む内容
ホームページから成果を出すために、SEOを希望されるお客様は多いです。
SEOを上げるには、適切な知識と継続的な運営が不可欠で、単発の対策では結果は得られません。
当ページでは、SEOを上げるための基本はサイト内外が良質であること、ホームページ制作中から取り組む内容、公開後に取り組む内容、2つの検索順位の上がり方を解説します。
目次
SEOを上げるための基本はサイト内外のコンテンツが良質であること
検索エンジンは、サイト内のコンテンツに加え、リンク元や先の外部サイトの品質も確認して、低品質なコンテンツが多いとSEO効果を下げ、良質なコンテンツが多いとSEO効果を上げています。
ホームページの品質は、数値データでは提供されていないので、文章作成に取り組んだWebマスターが公開する前に以下のポイントを押さえて読み直しを行いましょう。
- 魅力的なページタイトルになっているか
- ページタイトルに対して詳しいページか
- 誤字・脱字はないか
- 分かりづらい表現はないか
- 分かりづらい箇所は画像で補足説明をしているか
- ユーザーにさらに価値のあるリンクを設定しているか
- meta descriptionで要約文を作成しているか
これらを確認して、必要に応じてリライトに取り組んだ後、公開することで、SEOが上がる可能性が高いページとなります。
SEOを上げるためにホームページ制作中から取り組む内容
SEOを上げるためにホームページ制作段階に取り組む内容を解説します。
SEOに強いホームページを制作する
検索エンジンは、コンテンツの品質を基準に検索順位を決定しています。そのため、例えば、ページの表示速度やモバイル対応といった技術的な要素は、以前ほど直接的な影響を与えません。
しかし、SEOに強いホームページを制作することは、長期的なSEO効果を得るために重要です。初期段階でSEOに強い設計をしておくことで、運営中に新しいページを追加した際に、その効果がより大きく発揮されます。
これらの対策は即効性こそないものの、サイト全体のSEOパフォーマンスを高めるために欠かせない要素です。
公開後に向けて必要なコンテンツを準備する
SEO効果を上げるには、ホームページを公開する前から新規ページ作成やリライトに取り組むことが大切です。
たとえば、実績ページを作成する場合、ページ構成が分かれば、必要な文章量や画像枚数を事前に把握できるでしょう。また、スタッフブログでは、ページタイトルや本文、画像、meta descriptionをあらかじめ用意しておくことで、公開直後からSEO効果を期待できます。
実際に、制作実績のANAとJALの株主優待券を販売するネットショップでは、ホームページ制作中に良質なコンテンツを作成した結果、公開してすぐに売上目標を達成しました。
SEOは検索キーワードに対してサイト全体の詳しさも評価しているので、ライバルサイトと似たページ数を用意しておくことで、SEO効果が上がるタイミングを早めることができます。
信頼性や権威性の高い被リンク元サイトを探す
検索エンジンは、自作自演の被リンクを無効化する傾向が強まっています。しかし、信頼性や権威性の高い被リンクであれば、依然としてSEO効果を上げることが可能です。
では、信頼性や権威性の高い被リンクとは何かというと、関連するビジネスを展開する取引企業や、政府機関が運営するホームページからのリンクが該当します。
ホームページを公開してすぐに被リンクを獲得できるよう、信頼性や権威性の高いホームページを事前に探しておき、URLをメモしておくことが大切です。
SEOを上げるためにホームページ公開後に取り組む内容
SEOを上げるためにホームページ公開後に取り組む内容を解説します。
準備していたコンテンツを公開する
ホームページ公開直後に、準備していたコンテンツを公開しましょう。これにより、ライバルサイトとのページ数の差が埋まるので、より早くSEO効果が上がる可能性が高まります。
ただし、準備していたコンテンツを公開した後、Webマスターが目視でページを確認して、レイアウトの崩れや文章がユーザーニーズに応えられるかを判断することが重要です。ユーザーに価値のないコンテンツを公開してもSEOでデメリットを被る可能性が高くなるだけです。
新規ページ作成とリライトに取り組む
日々のホームページ運営では、良質な新規ページ作成と、品質の高まるリライトを行いましょう。
ここで大切になるポイントは、突発的に多くの新規ページ作成やリライトを行うことではなく、毎日少しずつでも良いので、その作業を5年でも10年でも継続し続けることです。
無理なスケジュールを立ててしまうと、必ずどこかのタイミングで新規ページ作成とリライトを辞めてしまう恐れがあるので、Webマスターは継続こそが最重要と考えたスケジュールの立案と実行が重要になります。
Xを運用する
SEOを上げるためには、SEOだけに取り組むことよりも、他の対策も併用したほうが、検索順位が上がりやすい傾向があります。そのため、手軽に行える対策として、Xの運用がおすすめです。
Xは、140文字までの投稿制限があるので、お忙しいWebマスターにとって短時間で運用することが可能です。
ただし、Xの運用にはポイントがあり、単に自社サイトのURLを投稿するのではなく、価値のあるコンテンツの提供を心がかけましょう。具体的なホームページの成果に繋がるXの運用法はこちらをご覧ください。
SEOを行うホームページに見られる2つの検索順位の上がり方
当社の経験から、SEOを行うホームページには2つの検索順位の上がり方が見られます。それぞれのパターンについて解説します。
一気に検索順位が上がる
SEOに取り組むWebマスターが理想とする状況は、一気に検索順位が上がり、検索エンジンからのアクセスが急増するパターンです。
これまでの経験では、ホームページ制作中に計画的に新規ページを準備していた企業が、公開直後に一気に検索順位が高まる傾向があります。
たとえば、上記で紹介したANAとJALの株主優待券を販売するネットショップや東京の鍼灸師のホームページなどは、公開直後に一気に検索順位を高め、そこから緩やかに向上しています。
そのため、一気に検索順位を高めたい会社は、ホームページ制作段階からコンテンツの作成やリライトに取り組むことが重要です。
少しずつ検索順位が上がる
一般的なSEO効果の上がり方は、少しずつ検索順位が上昇していくパターンです。
検索順位は、上がったり下がったりを繰り返すので、3ヶ月や半年後に上がっていればSEOは成功したと言えます。ただし、ホームページを放置したり、低品質なコンテンツを追加していては検索順位は上がりません。良質なコンテンツを意識し、計画的に運営に取り組んでいれば、SEO効果は着実に上がるでしょう。
Googleによると、SEO効果が現れるまでの期間は4ヶ月から1年になるので、日々の小さな検索順位の変動に一喜一憂せず、ユーザーに価値あるコンテンツを増やすことがSEO効果を上げるためのカギとなります。
SEOを上げるために取り組む内容のまとめ
SEOを上げるために取り組む内容を解説しました。
SEO効果を高めるための基本は、コンテンツが良質であることが重要になり、この基本を知ったうえで、ホームページ制作中や運営の中で良質な新規ページの作成とリライトに取り組むことが重要です。
これからホームページを制作して、SEOに取り組むWebマスターの参考になれば幸いです。