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【2025年1月】日本のPC・スマホ・タブレットのブラウザシェア
インターネットの利用環境は日々変化しており、PC・スマホ・タブレットなど、さまざまなデバイスでWebブラウザが使われています。日本におけるブラウザシェアの動向を把握することは、ホームページ制作や運営において重要なポイントのひとつです。
このページでは、2025年1月の日本のブラウザシェアをデバイス別に紹介します。市場の変化を知ることで、より適切なホームページの改善に役立てることができます。
ブラウザシェアとは
ブラウザは、インターネット上のWebサイトを閲覧するためのソフトウェアであり、PC・スマホ・タブレットなどのデバイスごとに、異なる種類のブラウザが利用されています。近年では、Google Chrome、Safari、Microsoft Edge、Firefoxなどが主要なブラウザとして広く使われています。
Webサイトを運営する上で、ユーザーがどのブラウザを利用しているのかを把握することは、UI・UXの最適化やコンバージョン率向上につながります。特に、日本国内でのブラウザシェアの推移を定期的に確認することで、ホームページのデザインや機能の改善ポイントを見つけやすくなります。
なお、掲載しているブラウザシェアのデータは、無料のオンライン訪問者統計ツールであるStatcounter Global Statsの情報を基にしています。
2025年1月の日本のブラウザシェア
日本ではPC・スマホ・タブレットごとに異なるブラウザが利用されています。ここでは、PC・スマホ・タブレット別に、2025年1月時点のブラウザシェアのデータを紹介します。
PCのブラウザシェア
Google Chrome | 61.35% |
Microsoft Edge | 20.82% |
Firefox | 9.87% |
Safari | 5.7% |
Opeara | 0.79% |
その他 | 1.46% |
PCでは、Google Chromeのユーザー数が圧倒的に多く、次いでMicrosoft Edgeがシェアを持っています。
現在のPCのブラウザシェアを考えると、Google Chromeを中心にホームページを確認し、Microsoft Edgeでもチェックしておくと、レイアウト崩れや機能の不具合を防ぎやすくなります。
また、最近のブラウザはレンダリングの標準化が進んでいるため、PC環境ではGoogle ChromeとMicrosoft Edgeでの表示が適切であれば、FirefoxやSafari、Operaでレイアウト崩れが起こることはほとんどありません。
スマホのブラウザシェア
Safari | 47.7% |
Google Chrome | 46.47% |
Samusung Internet | 2.11% |
Microsoft Edge | 1.06% |
Firefox | 1.05% |
UC Browser | 0.53% |
Opera | 0.29% |
QQ Browser | 0.25% |
Sony PSP Vita | 0.12% |
その他 | 0.44% |
2025年1月のスマホのブラウザシェアでは、Safariが47.7%でトップ、次いでGoogle Chromeが46.47%という結果になりました。
iPhoneユーザーを中心にSafariが広く利用されており、AndroidユーザーはGoogle Chromeをメインに使用しています。その他、Samsung InternetやMicrosoft Edge、Firefoxなどのブラウザも利用されていますが、シェアは比較的低い状況です。
ホームページをスマホ向けに最適化する際は、SafariとGoogle Chromeでの表示確認が特に重要です。これらのブラウザで適切に表示されていれば、ほとんどのユーザーにとって問題なく閲覧できるでしょう。
ただし、スマホではOSやブラウザごとのレンダリングの違いがPCよりも顕著であるため、デバイスごとの表示確認がより重要になります。特にiOSとAndroidでは挙動が異なるケースが多く、Safariでは特定のCSSやJavaScriptの動作に影響が出る可能性があります。
そのため、事前に各デバイスで動作確認を行い、表示や機能の最適化を図ることが推奨されます。
タブレットのブラウザシェア
Google Chrome | 44.68% |
Safari | 40.59% |
Android | 12.9% |
Microsoft Edge | 0.99% |
Opera | 0.38% |
その他 | 0.46% |
2025年1月のタブレットのブラウザシェアでは、Google Chromeが44.68%で最も多く、次いでSafariが40.59% という結果になりました。
タブレット市場では、iPadユーザーが多いため、Safariのシェアが高い傾向にあります。一方で、Androidタブレットを中心にGoogle Chromeも広く利用されています。その他、AndroidブラウザやMicrosoft Edge、Operaなども一定のシェアを持っていますが、その割合は低めです。
タブレット向けにホームページを最適化する際は、Google ChromeとSafariでの表示確認が特に重要です。これらのブラウザで適切に表示されていれば、ほとんどのユーザーが問題なく閲覧できるでしょう。
また、タブレットはPCとスマホの中間的な特性を持つため、デバイスによって挙動が異なる点に注意が必要です。特にiPadはデスクトップサイトを標準表示する仕様になっているため、PC向けのデザインでも問題なく閲覧できることが多いですが、Androidタブレットではスマホ寄りの動作になるケースがあります。
そのため、デバイスごとの動作確認を行い、UI・UXを最適化することが推奨されます。
2025年1月の日本のブラウザシェアのまとめ
2025年1月時点の日本におけるPC・スマホ・タブレットのブラウザシェアを紹介しました。
現在、PCではGoogle Chromeが圧倒的なシェアを誇り、Microsoft EdgeやFirefoxが続いています。スマホでは、SafariとChromeが主要ブラウザとなっており、タブレットではGoogle ChromeとSafariの利用率が高くなっています。
ブラウザシェアの推移を確認することで、ホームページ制作や運営における最適な対応が可能になります。特に、主要ブラウザでの動作確認やUI・UXの最適化を行うことは、ユーザーの利便性向上につながります。
日本のブラウザシェアの動向を把握し、最新の市場環境に適したホームページ制作・運営を行いましょう。