セブンデザイン 成果を追求した大阪のホームページ制作会社

  • 2024.06.27

地域SEOとは?エリアを絞った検索キーワードで上位表示を実現するために

特定のエリアに絞った検索キーワードでSEOを行うことを地域SEOと言います。

地域SEOを行うことで、SEO難易度を下げることができたり、顧客になる可能性が高い検索ユーザーが利用するキーワードになるのでホームページから成果を出すためには必須と言っても過言ではありません。

当ページでは、地域SEOとは何かや、成功するための考え方、会社の所在地がないエリアの地域SEOは可能かどうかについて解説します。

地域SEOとは

地域SEOとは、特定のエリアに住んでいる方や会社に対してのみ、検索結果に表示させることを目的にしたSEOのことを言います。

そのため、ネットショップでは地域SEOを行う必要がなく、BtoBやBtoC企業のコーポレートサイトで行うケースが多いです。

分かりやすい事例で言うと、地域SEOは、以下のようにエリアを含んだキーワードで検索をしたときに上位表示を狙う対策のことを言います。

地域SEOとはエリア名を含んだ検索キーワードで上位表示を狙うことです

例えば、京橋駅周辺で喫茶店を探している方であれば【喫茶店 京橋】と検索したり、大阪市内で美容室を探している方であれば【美容室 大阪】といった検索を行うので、地域SEOを適切に行うことで、サーチエンジンから多くの見込み顧客をホームページに集客することができます。

さらに、地域SEOを行うことは、単にサーチエンジンからの見込み顧客の集客だけではなく、エリア名を含んで検索するユーザーは購買意欲が高いことが予測されるので、ホームページのコンバージョン率も高めることが可能になります。

そのため、エリアを絞って見込み顧客を集めるべき業界や業種では、地域SEOの重要性が高いと言えます。

地域SEOで成功するための考え方

これから地域SEOを行う方が成功するための考え方を解説します。

トップページのページタイトルとmeta descriptionにエリア名を入れる

地域SEOを行うなら、必ずトップページのページタイトルmeta descriptionにエリア名を入れましょう。

ページタイトルは、Googleが重要と認識しているので、エリア名を含めることで、地域SEOで成功する可能性が高まります。

meta descriptionは、SEOに直接的な影響はないのですが、meta descriptionの内容を基にして該当ページの関連性を高める効果があるので、気持ち程度ですが地域SEOとして効果を発揮します。

サイト全体に自然な形で地域名を含める

地域SEOを行う場合、サイト全体に自然な形でエリア名を含めましょう。

サイト全体にエリア名を自然な形で含める方法はフッターを利用するケースが多いです。

フッターを使った地域SEO

フッターは、ページの内容を読んでくれた訪問者に表示させるコンテンツになっているので、住所があることは自然であり、Googleから高い評価を受ける可能性があります。

また、ホームページのデザイン次第では、ヘッダーにもエリア名を含めることがあります。

ヘッダーを使った地域SEO

会社概要は都道県名から記載する

会社概要の所在地は、都道府県名から記載しましょう。

例えば、東京都中央区に所在地がある会社が中央区から書いてしまうと、大阪にも中央区があるので、サーチエンジンがどちらの中央区かを判断することができず、地域SEOの効果が落ちてしまいます。

当社の場合は、大阪府大阪市都島区に所在地があり、大阪市から書いても誰でも分かると思ってしまいますが、Googleに正確なエリア名を伝えたいので大阪府から記載しています。

地域SEOでは、このようなちょっとしたポイントが効果の可否を分けると考えており、正確な所在地を記載することが効果を発揮するには大切な要素です。

ホームページの原稿で無理にエリア名を含まない

地域SEOに取り組む場合に、本文にエリア名を含めなくてはならないと考えてしまう方がいます。

自然な形で本文にエリア名を入れられるのであれば含めた方が効果的ですが、無理に入れてしまってユーザーの読みやすさを損なってしまうと、逆に地域SEOの効果を弱めてしまいます。

Googleが重要と考えているのは、ユーザーに価値あるコンテンツを提供することになっており、価値あるコンテンツには文章の読みやすさも含まれています。

そのため、地域SEOに取り組んでいるからと言って、無理に本文にエリア名を含めると、地域SEOはもちろん、その他のSEOにも悪影響が出てしまうと認識しましょう。

エリア名にこだわらず、良質な新規ページ作成や品質の高まるリライトを継続することが、地域SEOの基本的な対策法と言えます。

Googleビジネスプロフィールに登録する

地域SEOを行うホームページでは、Googleビジネスプロフィールへの登録が必須です。

Googleビジネスプロフィールに登録して、所在地をしっかりと記載することで、エリア名とホームページの関連性を高める効果があるので、地域SEOで効果を発揮しやすくなります。

また、Googleビジネスプロフィールに掲載する住所は、ホームページと表記を統一させることが大切になり、例えば「都島中通り3丁目5番2号 英伸ビル2階」と書くのか、「都島中通3-5-2-2F」と書くのかなど、インターネット全体で表記を統一することで、地域SEOやMEO効果を高めることができます。

SNSを活用する

SNSを活用することも地域SEOの効果を高める対策の1つです。

SNSにはプロフィール欄が必ずあり、そこに表記を統一した住所と自社サイトへのリンクを掲載しましょう。

リンクのSEO効果を狙うのではなく、GoogleからSNSアカウント自体をエリア名で認識してもらい、そこからnofollowであったとしてもリンクを行うことで、自社サイトのエリア名での評価を高めることができます。

昨今のリンクは、dofollowであれnofollowであれ、サーチエンジンが関連性を確認して効果を出すかどうかを定めているので、エリア名とSNSアカウントの関連性を意識して運用することで、ホームページの地域SEOは成功する可能性があります。

会社の所在地ではないエリアの地域SEOは可能かどうか

当社のお客さまで、日本全国の都道府県や市・区・駅名を使った地域SEOに取り組み、その7割以上の検索キーワードで10位以内に入っている会社があります。

そのため、会社の所在地ではないエリアでも地域SEOを行うことが可能です。

ただし、その際にはいくつかのポイントが存在しており、当社の予測ですが、以下内容を実現できる場合には取り組んでも問題はないと言えます。

  • 下層ページで地域SEOを行う
  • 地域SEOを行うエリア名をすべてピックアップ
  • エリア名を使ったページタイトルを作成する
  • 1ページの文字数は5,000以上
  • カニバリが発生しないように各ページで明確に内容を変える
  • 良質を意識して文章を作成する
  • ページ削除は行わない

実際に、上記を複数のお客さまに提案をしてきましたが、正確に実行できたのは1社だけで、かなり難易度が高い対策と言えます。

ただ、そのお客さまの効果で見ると、日本全国からの案件を受注することができているので、どんどん会社規模を大きくすることに成功しています。

そのため、上記の7点を達成できる場合は、会社の所在地ではないエリア名でも地域SEOを行えますが、もし無理と思うのであれば、辞めた方が良いでしょう。

まとめ

地域SEOについて解説しました。

地域SEOは、SEO難易度も少し低く、さらには成約率が高い検索ユーザーになるので、ホームページのコンバージョン率を高める効果もあり、すべての会社が取り組むべき施策であると言えます。

地域SEOって何?とお思いの方の参考になれば幸いです。