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被リンクとは?SEO効果や種類、増やし方、確認法、対処法、注意点

ホームページのSEOに取り組んでいる方は、被リンクの獲得を行っていますか?

現在のSEOでは、被リンクを獲得できていなかったとしても上位表示を狙うことは可能ですが、被リンクがあることで、より早く上位表示を実現することができます。

当ページでは、被リンクとは何かや、SEOにおける効果、種類、増やし方、確認法、悪意のある被リンクの対処法、注意点を解説します。

被リンクとは

被リンクとは、外部のホームページからリンクをされることを言い、被リンクを獲得することで、見込み顧客をホームページに集客したり、SEO効果を発揮することができます。

被リンクとは

被リンクは、バックリンクや外部リンクと言われることもあります。

SEOにおける被リンクの効果

被リンクが与えるSEOの効果を解説します。

検索エンジンからのページの評価が高くなる

被リンクを獲得することで、獲得したページのSEO評価を高めることができます。

検索エンジンは被リンクを獲得したページを、被リンクが獲得できるくらい良質なページであると認識するので、そのページのコンテンツ以上に高いSEO評価を行ってくれます。

クローラーを集客できる

クローラーとは、検索エンジンの情報収集プログラムのことを言い、クローラーの集客力を高めることはSEOにおいてかなり重要です。

クローラーは、リンクを辿りさまざまなホームページやページにアクセスして、ページのコンテンツを自社のデータベースに格納しています。

この格納は、1度ページにアクセスしただけでは、2,3行のコンテンツしか持ち帰っておらず、1年くらいの期間をかけて何度も訪問することによって、ページすべてのコンテンツをデータベースに格納しているのです。

つまり、SEOを行うホームページは、被リンク数を増やしてクローラーを集客することが大切になり、多くの被リンク数は必要ありませんが、最低限の被リンク数を集めれば、より早くSEO効果を実現できます。

被リンクの種類

被リンクの種類を解説します。

良質な被リンク

良質な被リンクには以下のポイントがあります。

  • 関連性が高いページから
  • 良質なページから
  • ページの内容が分かりやすいアンカーテキストを利用
  • 信頼性が高いホームページから
  • クリックしてくれそうなデザインと配置のリンク

つまり、良質な被リンクとは、ユーザーが利用する可能性が高いリンクのことを言い、良質な被リンクであれば、訪問者数の獲得やSEO効果の向上を実現することができます。

低品質な被リンク

低品質な被リンクとは、以下のポイントがあり、良質な被リンクの逆になります。

  • 関連性のないページから
  • 低品質なページから
  • アンカーテキストが闇雲に作成された被リンク
  • 信頼性の低いホームページから
  • リンク目的のホームページから
  • ユーザーがクリックしてもらえなさそうな被リンク

これらをまとめると、ユーザーのためではなく、SEOのためだけに設置された被リンクになっていて、低品質な被リンクは検索エンジンから無効化されています。

良質な被リンクの増やし方

良質な被リンクの増やし方を解説します。

ナチュラルリンクを獲得する

もっとも効果的な良質な被リンクの獲得法はナチュラルリンクを狙うことです。

ナチュラルリンクとは、訪問者が自発的に行ってくれるリンクのことを言うのですが、獲得するためには、良質なコンテンツを作成することが大切です。

つまり、訪問者が、「良いページを発見した!自分のホームページの訪問者にも見てもらうために、似たテーマで記事を作成してリンクを行おう」と思ってもらうことが大切になります。

実際に、制作実績のホームページはもちろん当サイトも、そこまで多くのナチュラルリンクは獲得できていませんが、定期的に数を増やすことに成功しています。

ナチュラルリンクの獲得は、思うほど難しいものではなく、ユーザーのためにコンテンツを作成していれば、必ず獲得することが可能です。

SNSでコンテンツを拡散する

SNSでコンテンツを拡散することで、多くの良質な被リンクを獲得できます。

SNSからの被リンクにはnofollowが付与されていますが、Google曰くnofollowは検索エンジンへのお願い程度の効果しかなく、検索エンジンが関連性があると思えばSEO効果を発揮できます。

SNSでコンテンツを拡散するためには、まずはSNSの種類の中から、自社が継続して運営を行えるSNSアカウントを開設しましょう。

もちろん、すべての投稿で自社サイトのURLを投稿していては意味がなく、メインはSNSを利用する見込み顧客とのコミュニケーションになります。

このコミュニケーションを行うことで、自社がSNSでURLを拡散した際には、投稿をシェア(リツート)してくれたり、リンクをクリックしてくれる可能性が高くなるので、SEOに繋がる可能性も向上します。

さらに、自社サイト内のスタッフブログや実績・事例コンテンツには、ソーシャルボタンを設置します。

当サイトのソーシャルボタン

上記は、当サイトのソーシャルボタンになり、訪問者がソーシャルボタンをクリックすることで、クリックした方のSNSアカウントでURLが拡散されるようになり、より多くの見込み顧客に御社のページをアピールすることができます。

もちろん、SNSからの被リンクだけではなく、その投稿を見たユーザーが「良いページだった」と感じてもらえれば、その中でホームページを運営している方がいれば、自分のホームページから良質な被リンクを行ってくれます。

関連するホームページに登録を行う

良質な被リンクを獲得する方法として、関連したホームページに登録しましょう。

例えば、国が運営しているホームページに登録をすれば、国が運営しているホームページは良質であり、さらには企業という関連性があるのでSEO効果が発揮される可能性があります。

また、業界ごとのポータルサイトに登録をしたり、ブログを運営しているホームページであれば、にほんブログ村に登録をしてもSEO効果が高まる可能性があります。

この対策は、Webマスターが登録できる関連サイトを探し、登録を行うだけで良いので、簡単に良質な被リンクを獲得することができますが、効果が出る可能性はもっとも低くなると認識しましょう。

被リンクの確認法

被リンクを確認する方法は、Googleサーチコンソールの左ナビゲーションにあるリンクのページを見れば、どのページから獲得できているのかや、どのページがよく獲得できているかを知ることができます。

Googleサーチコンソールが分からない方は、Googleサーチコンソールとは?のページを確認ください。

Googleサーチコンソールのリンク

検索エンジンは、原則低品質な被リンクを無効化していて、おそらくですが、Googleサーチコンソールに表示されるリンクのリストは、効果があるものに限定されていると思います。

被リンクを獲得できるツールは、他にもさまざまなものがありますが、検索エンジンの無効化があるので、Googleサーチコンソール以外は見る必要はないと思います。

悪意のある被リンクを獲得したときの対処法

被リンクを獲得しているときに、明らかに悪意のある被リンクがあった場合の対処法を解説します。

1. サイト運営者に問い合わせ

悪意のある被リンクを発見したら、そのホームページの問い合わせフォームから解除の依頼をしてみましょう。

ただ、悪意がある方の大半は、無視をしてくると思われるので、被リンクを解除してくれればラッキー程度に考えておきましょう。

2. 否認する

悪意のある被リンク元サイトに問い合わせをしても無視をされた場合は、リンク否認ツールを活用します。

リンク否認ツールは、Googleが提供しているツールになり、リンク否認ツールを使って送信したURLの被リンクはなかったこととして処理されます。

ただし、Googleが評価している被リンクを無効化してしまうと、当然順位が落ちてしまいます。

そのため、基本的にはGoogleは低品質な被リンクは無効化してくれているので、無理に利用することは避けた方が良いと言われています。

被リンク獲得の注意点

被リンク獲得の注意点を解説します。

被リンクを購入してはいけない

被リンクを購入することをペイドリンクと言います。

ペイドリンクは、ブラックハットSEOの代表格になっており、ブラックハットSEOとは、検索エンジンのアルゴリズムの穴を突いた対策のことを言います。

つまり、ペイドリンクを行えば、一時的にSEO効果が高まる可能性はありますが、数ヶ月で検索エンジンにブラックハットSEOがばれてしまい、検索順位が落とされるのです。

そのため、被リンクを購入することは絶対にしてはならず、被リンク本数を増やすのであれば、上記の対策に取り組むようにしましょう。

関連性の低い被リンクは避ける

関連性が低い被リンクも避けるべきです。

関連性が低い被リンクは、基本的には検索エンジンから無効化されているのですが、過剰に数が多いと、手動あるいは自動ペナルティを受けてしまい、SEO効果が下がってしまいます。

そのため、関連性が低い被リンクは避けて、ナチュラルリンクで関連性が低いページからばかり被リンクを獲得している場合は、最悪のケースではリンク否認ツールを活用しましょう。

SEOスパムはやってはいけない

被リンクを獲得するために、自作自演でSEOスパムを行ってはいけません。

例えば、自社の別サイトから被リンクを獲得するために、隠しリンクを設置することはブラックハットSEOになり、自作自演で無料ブログを開設してそこから大量に被リンクを行ってもすぐに検索エンジンにバレてしまい無効化され、あまりに被リンク数が多いとSEOスパムとして検索順位が落とされてしまいます。

そのため、SEOスパムだけは絶対に行ってはならないと理解をして、被リンク対策ではなく良質なコンテンツ作成に力を注ぎましょう。

被リンクのまとめ

被リンクについて解説しました。

被リンクを適切に獲得することで、リンクを使って訪問者が訪れる可能性が高まったり、検索エンジンが認める品質であればSEO効果を高めることも可能になるので、すべてのWebマスターは被リンクを意識しなくてはなりません。

被リンクって何?とお思いの方の参考になれば幸いです。

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