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ドメインとは?種類や取得法、ドメイン名の決め方を解説

ホームページをインターネットに公開するためにはドメインが必須ですが、ドメインについて理解されている方はそれほど多くないでしょう。

ホームページ制作前に、ドメインを理解することによって、適切なドメイン名を決めることができるので、より高い成果を実現できる可能性があります。

当ページでは、ドメインとは何かや、サブドメインとは何か、種類、取得方法、SEO効果を考えたドメイン名の決め方、事例について紹介します。

ドメインとは

ドメインとは何かを紹介します。

インターネット上の住所

ドメインとは、インターネットの住所をイメージすると分かりやすいです。

例えば、当社のホームページであれば、https://www.sevendesign.biz/というURLになるのですが、ドメイン名はsevendesign.bizになり、wwwはホスト名になります。

URLとメールアドレスのドメイン

また、ドメインはメールアドレスにも利用されていて、sample@sevendesign.bizであれば、ドメインは@以降のsevendesign.bizになります。

この文字列があることで、どんなホームページであるかや、どの企業のメールアドレスかを、ユーザーが直感的に理解することができるので、インターネットを利用する場合には、ドメインが必須になっています。

IPアドレスとの紐付けられる

ドメインがない場合に、メールアドレスやホームページのURLは、123.456.789.00というようにIPアドレスで表示されます。

しかし、IPアドレスでは、ユーザーが何のホームページかや、どの企業のメールアドレスかが分からないので、DNSを設定して、IPアドレスからドメイン名への変換が必須になります。

ドメインの維持には費用が必要

ドメインを取得すると、取得費用以外にも維持費が必要になります。

一般的にドメインは、1年単位での費用の支払いになっていて、1年後に更新費用を払わなければ、ドメインの契約が切れてしまうので、ホームページが表示されなくなったり、メールアドレスが利用できなくなってしまいます。

昨今のドメインの契約は、クレジットカードで契約することができるので、支払い忘れをしてしまう可能性がある場合は、クレジットカードで契約を行いましょう。

サブドメインとは

ドメインについて理解をしたと思いますが、実はドメインにはサブドメインと呼ばれるものもあります。

サブドメインとは、ホームページのURLで利用することが一般的になっており、ドメイン名の前にあるホスト名を任意の文字列に変更することを言います。

サブドメインの解説

wwwは、World Wide Webの頭文字を取った略になり、すなわちインターネットに公開するページのことを意味しています。

このwwwを任意の文字列に変更することで、サブドメインを用意することが可能になり、そこに本体サイトとは異なったデザインやテーマのホームページを制作することが可能になります。

サブドメインについて詳しくは、サブドメインとは?のページをご覧ください。

ドメインの種類

日本国内の企業が知っておくべき3つのドメインの種類を解説します。

分野別トップレベルドメイン(gTLD)

分野別トップレベルドメイン(gTLD)とは、世界中の誰でも利用ができるドメインのことを言います。

一般的に利用されている分野別トップレベルドメイン(gTLD)には以下のようなものがありますが、さらに詳細に知りたい場合は、日本ネットワークインフォメーションセンターのドメイン名の種類のページからご覧ください。

gTLD 用途
.com 商業組織用
.net ネットワーク用
.org 非営利団体用
.info 制限なし
.biz ビジネス用

汎用JPドメイン

汎用JPドメインとは、.jpの前に好きな文字列を組み合わせるドメインのことを言います。

当社のホームページ制作で多いのは、個人事業主などがホームページを制作する際に、汎用JPドメインを取得することになっていて、汎用JPドメインであれば、URLを見ただけでユーザーは日本企業が運営しているホームページであることに気が付きます。

属性JPドメイン

属性JPドメインとは、co.jpやne.jpなどの日本国にある法人や団体が取得しているドメインのことを言います。

例えば、法人であればco.jpや、教育機関であればac.jp、特殊法人であればor.jpなどが該当します。

属性JPドメインは、1つの法人や団体が取得できる数は1つのみになっているので、その法人や組織の顔とも言えるドメイン名になっています。

一般的にある属性JPドメインには以下のような種類があります。

属性JPドメイン 解説
.co.jp 日本国内で登記を行っている法人が1つだけ取得できます。
.or.jp 財団法人や社団法人、医療法人、監査法人、宗教法人、特定非営利活動法人、特殊法人などが取得できます。
.ne.jp 財団法人や社団法人、医療法人、監査法人、宗教法人、特定非営利活動法人、特殊法人などが取得でき、1つの法人で複数取得することができます(属性JPドメインの中でも例外)。
.ac.jp 高等教育機関や学校法人などが取得できます。
.ed.jp 初等中等教育機関などの18歳未満を対象とした教育機関が取得できます。

ドメインの取得方法

ドメインの取得方法は大きく分けて2つあります。

依頼業者 解説
ドメイン管理会社 お名前.comなどのドメイン管理を専門にしている会社に依頼。
メリットはドメインの種類が豊富にあるという点。
レンタルサーバー会社 レンタルサーバー会社にドメインの管理も依頼。
メリットは、一般的なドメイン名であれば取得ができ、ドメインとサーバーの請求元が同じになる。

当社では、一般的にレンタルサーバー会社でドメインを取得することをおすすめしており、レンタルサーバーとは?のページで紹介しているレンタルサーバー会社で契約することで、スムーズな契約とレンタルサーバーとドメインの紐付けなどの初期設定が可能になります。

SEO効果を考えたドメイン名の決め方

ドメインを取得する際には、ドメイン名を検討しなくてはならず、当社がおすすめするSEO効果が出るドメイン名の決め方を紹介します。

ドメイン名はSEOに影響がないと言われることが一般的です。

しかし、当サイトのGoogleサーチコンソールを見ていると、URLにしか使っていないキーワードで検索結果に表示されていることもあり、高いSEO効果は見込めませんが、関連性を高める役割はあると思います。

個人事業主なら.jp、法人ならco.jp

日本人をターゲットにしているホームページなら、個人事業主は.jp、法人はco.jpドメインを取得しましょう。

.jpや.co.jpドメインは、日本国を表すドメイン名になっているので、URLを見たユーザーが日本語で書かれているホームページであると認識することができます。

さらには、Googleは関連性を重視しているので、日本人をターゲットにしているホームページが.jpや.co.jpドメインであれば、SEO効果を高めることも可能です。

日本語ではなく英語

検索エンジンのシェアは大半がGoogleになっています。

Googleはアメリカの企業になるので、日本語ではなく英語ドメインを取得した方が認識力が高まります。

さらには日本語ドメインは、SNSで拡散されると、「セブンデザイン.biz」が「xn--eck9ao2c3dwid.biz」のようにピュニコードに変換され、ユーザーがスパムを疑ってしまうURLになります。

GoogleはピュニコードのURLを見たときに、もともとの日本語ドメインではなく、ピュニコードで認識してしまうので、日本語ドメインでは、ホームページとキーワードの関連性が高まらず、SEO効果を得ることができないのです。

また、日本語ドメインがホームページ制作でおすすめではない理由はこちらで解説しています。

制作するホームページのテーマにあったドメイン名

ドメイン名を決める際には、制作するホームページのテーマにあったドメイン名にしましょう。

理由は、検索エンジンはドメイン名とホームページの関連性を見ているからです。

もちろんドメイン名がホームページのテーマと同じであれば、1位表示できるものではなく、小さなSEO効果ではありますが、ドメイン名で少しでも効果が高まるのであれば、関連性を意識した方が良いと言えます。

長くなりすぎない

ドメイン名が長くなりすぎないように意識することも大切です。

長いドメイン名は、ユーザーが覚えることができませんし、外部のホームページにURLが紹介された場合に、ユーザーがスパムを疑う可能性もあります。

さらに、名刺や会社案内などの印刷物に、ホームページのURLやメールアドレスを掲載する場合でも、あまりに長いとスペースが足りなくなってしまう可能性があり、短縮URLを使わなくてはなりません。

SEOには関係がありませんが、過剰に長くなってしまった場合は、ユーザーが入力ミスをしてしまわないような省略したドメイン名を検討していくことが重要です。

ドメイン名の事例

制作実績のホームページからドメイン名の事例を解説します。

会社名をドメインにしたパターン

会社名をドメインにしたパターン

社名をドメイン名としたパターンとして、外壁や屋根塗装を行うホームページがあります。

社名にしようと考えた理由は、営業活動を行った際に、会社名の方がお客さまに覚えやすいと判断をして、.comにした理由はWebマスターの好みです。

サイト名をドメイン名にしたパターン

サイト名をドメイン名にしたパターン

サイト名をドメイン名にしたパターンとして、ANAとJALの株主優待券を販売するネットショップがあります。

ただし、ANAとJALはドメイン名は含めておらず、ネットショップで何を販売しているかだけを打ち出したドメイン名にしました。

これにより、ドメイン名が短くすることができているので、ユーザーの記憶に残りやすいと判断をし、.comを選んだ理由は同様にWebマスターの好みです。

ドメインのまとめ

ドメインについて紹介しました。

ドメインは、インターネット上の住所のようなものになり、数値の羅列であるIPアドレスを人間が認識しやすいようにしたものです。

ホームページやメールアドレスを利用するには、ドメインの取得が必要になるので、ドメインについて最低限は理解しておくようにしましょう。

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