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ドメインとは?ホームページやメールに必要な理由と取得費用
ホームページやメールを利用するには、ドメインが必要になります。ドメインはインターネット上の住所のような役割を持ち、適切に設定することでホームページやメールの利用が可能になります。
このページでは、ドメインの基本から、種類と登録条件、取得の流れまでを解説します。これからホームページを作成する人や、メールアドレスの利用を考えている人にとって役立つ情報をまとめています。ドメインに関するよくある質問にも触れているので、ぜひ参考にしてください。
目次
ドメインとは
ドメインとは、インターネット上でウェブサイトやメールを運用するために必要な識別情報です。住所のような役割を持ち、ドメインを設定することで、ホームページを公開したり、メールアドレスを利用したりすることができます。
すべてのドメインは固有であり、同じものは存在しません。そのため、希望するドメインを確保するには、早めの登録が推奨されます。
ホームページとメールのどの部分がドメインなのか
ホームページのURLやメールアドレスには、それぞれドメインが含まれています。ここでは、ホームページとメールにおいて、どの部分がドメインに該当するのかを解説します。
ホームページの場合
ホームページでは、URLの中にドメインが含まれています。
例えば、https://example.com/というURLの場合、example.comの部分がドメインに該当します。このドメインによって、ユーザーはインターネット上で特定のホームページにアクセスできます。
ドメインはサーバーと紐づけられており、適切に設定することでホームページが正しく表示されます。ドメインを変更すると、URLが変わるため、これまでのリンクやブックマークが無効になります。そのため、ドメインの管理は慎重に行うことが重要です。
メールの場合
メールアドレスにもドメインが含まれています。
例えば、info@example.comというメールアドレスの場合、example.comの部分がドメインにあたります。このドメインによって、どのメールサーバーを利用しているのかが識別され、適切に設定されていることで、メールの送受信が可能になります。
共有ドメインと独自ドメインとは
ドメインには共有ドメインと独自ドメインの2種類があります。ここでは、共有ドメインと独自ドメインの特徴について解説します。
独自ドメインとは
独自ドメインとは、ユーザーが自由に取得・管理できる専用のドメインです。
例えば、example.jpなどのように、希望する文字列で登録できます。
独自ドメインは、他の人と共有することなく自由に運用できるため、自分専用のドメインとして利用できます。また、ホームページやメールアドレスに使用でき、例えば、https://example.com/とinfo@example.comのように統一感を持たせることが可能です。
企業やブランドの公式サイトでは、独自ドメインを使用することで信頼性を高められるため、ビジネス用途にも適しています。さらに、.com、.jpなど、用途に応じたドメインの種類を選択できます。
独自ドメインを利用することで、ブランド力を強化できるだけでなく、長期的な運用がしやすくなります。ただし、取得や維持には費用がかかるため、計画的に管理することが重要です。
共有ドメインとは
共有ドメインとは、特定のサービスが提供するドメインの一部を利用するドメインです。
例えば、sample.xserver.comなどのように、サービス提供元のドメインを借りて使用する仕組みです。
共有ドメインは、主に無料で利用できる場合が多く、ブログサービスやレンタルサーバーの無料プランの一環として提供されることがあります。
ただし、このタイプのドメインはサービス提供者の管理下にあり、独自の設定やカスタマイズが制限されることが一般的です。
また、共有ドメインにはサービス名が含まれるため、企業のブランド力を高めるには適していません。自由にドメインを変更したり、細かいカスタマイズを行ったりすることが難しいため、ビジネス用途には不向きです。
共有ドメインは、個人ブログや趣味サイトには便利ですが、企業サイトでの活用には向いていません。ブランドの信頼性を重視し、自由度の高い運用を求める場合は、独自ドメインの取得を検討するのが望ましいでしょう。
ドメインの種類と登録条件
ドメインにはさまざまな種類があり、それぞれ用途や取得条件が異なります。ここではドメインの種類ごとの登録条件を解説します。
取得条件のないドメイン
取得条件のないドメインは、個人や法人を問わず、誰でも登録できるドメインです。中小企業の商用サイトや個人ブログなどで広く利用されています。
.com | 商用サイト向けのドメインですが、用途に制限はなく、多くの企業や個人が利用 |
.net | ネットワーク関連のサイト向けとして誕生しましたが、現在は幅広く使用可能 |
.org | 非営利団体向けとして設計されたが、現在は制限なし |
.biz | ビジネス用途向けのドメインで、商用サイト向けに適している |
.info | 情報提供サイト向けに作られたが、誰でも取得可能 |
取得条件のあるドメイン
特定の組織や法人のみが取得できるドメインもあります。これらは、特定の用途に適したサイトであることを保証するために、一定の条件を満たす必要があります。
.co.jp | 日本国内で登記された法人のみ取得可能 |
.ne.jp | 日本国内のネットワークサービス提供者が取得可能 |
.or.jp | 社団法人や財団法人、医療法人などの特定法人が取得可能 |
.go.jp | 日本の政府機関・省庁が使用できる専用ドメイン |
.ac.jp | 大学、高等専門学校、職業訓練校などの教育機関向け |
ドメイン登録の流れ
ドメインを取得するためには、いくつかの手順を踏む必要があります。ここでは、ドメインの決定から取得、設定までの流れを解説します。
ドメイン名を決める
まず、取得するドメイン名を決めます。
ドメイン名は、ホームページのURLやメールアドレスに使用されるため、企業名やブランド名と関連性のあるものを選ぶのが一般的です。
ドメイン名には半角英数字、半角ハイフンのみが使用可能で、文字数は3文字以上63文字以下となっています。すでに使用されているドメインは取得できないため、ドメイン検索ツールで空き状況を確認しましょう。
ドメインを取得する
ドメインの取得方法には、大きくレンタルサーバー会社で取得する方法とドメイン専門会社で取得する方法の2つがあります。
レンタルサーバー会社で取得すると、ドメイン取得とサーバー契約を同時に行えるため、設定がスムーズです。ただし、ドメイン専門会社より費用が高くなることが多いため、コストを抑えたい場合は注意が必要です。
ドメイン専門会社で取得すると、ドメインのみを取得し、別途サーバーと紐づける必要があります。価格が比較的安く、自由にドメインを管理できるのがメリットです。
また、ドメインを取得するとWhois情報を公開する必要がありますが、多くのドメイン取得サービスではWhois代理公開というオプションを提供しており、個人情報の非公開設定が可能です。
ネームサーバーを設定する
取得したドメインをホームページやメールで利用するには、レンタルサーバーとドメインを紐づけるネームサーバー設定が必要です。
ドメインを取得した会社とは別のレンタルサーバーを利用する場合は、手動でネームサーバーの変更を行う必要があります。設定方法はサービスごとに異なるため、契約したサーバー会社のマニュアルを確認しましょう。
ビジネス利用におすすめのドメイン
ビジネス用途でドメインを取得する際は、日本向けのドメインを選ぶのが一般的です。特に、.jpとついているドメインは、日本国内での利用に適しており、信頼性の向上につながります。
法人であれば.co.jpを選ぶのが理想的です。.co.jpは、日本に登記されている企業のみが取得できるため、公式な企業ドメインとしての信用度が高いのが特徴です。企業のホームページやメールアドレスに使用することで、顧客や取引先に安心感を与えることができます。
一方、個人事業主や小規模ビジネスの場合は、.jpのドメインがおすすめです。.jpは日本国内に住所があれば誰でも取得できるため、ビジネス利用にも適しており、個人でもブランド力を高めることができます。
日本で事業を展開するなら、.jpや.co.jpドメインを選ぶことで、信頼性の高いホームページを運営できます。
ドメインの取得費用
ドメインの費用は、ドメインの種類や提供サービスによって異なります。また、取得時の費用だけでなく、更新費用や他社への移管費用も考慮する必要があります。ここではドメイン取得費用の相場を紹介します。
ドメインの取得費用の相場
ドメインの取得費用は、選択するドメインの種類によって大きく異なります。以下は、主要なドメインの取得費用の目安です。
- .com:1,000~3,200円程度
- .net:1,400~3,200円程度
- .jp:330~4,000円程度
- .co.jp:4,000~11,000円程度
一般的な.comや.netは比較的安価に取得できるため、個人や中小企業にも人気があります。一方で、.co.jpは日本の法人向けのドメインであり、取得費用が高めに設定されています。
ドメインの更新費用の相場
ドメインは年ごとに更新が必要となるため、更新費用も確認しておくことが重要です。更新費用の相場は以下のとおりです。
- .com:1,000~4,000円程度
- .net:1,400~4,000円程度
- .jp:2,800~8,000円程度
- .co.jp:3,900~8,000円程度
更新費用は取得費用よりも高くなる場合が多く、長期的な運用を考える場合は維持費を考慮してドメインを選ぶとよいでしょう。
ドメインの移管費用の相場
ドメインを他の管理会社へ移管する際には、移管手数料が発生します。移管費用の相場は以下のとおりです。
- .com:1,000~3,200円程度
- .net:1,300~3,200円程度
- .jp:2,800~4,000円程度
- .co.jp:1,300~5,200円程度
ドメイン管理会社によっては、移管時にキャンペーンを行っている場合もあるため、移管を検討する際には費用を比較すると良いでしょう。
ドメイン取得におすすめのサービス
ドメインを取得する際には、コストの安さや管理のしやすさを考慮してサービスを選ぶことが重要です。ここでは、ドメイン取得におすすめの2つの方法を紹介します。
お名前.com
お名前.comは、国内最大級のドメイン取得サービスであり、価格の安さが魅力です。
.comや.jpなどの主要ドメインをはじめ、多くのドメインを提供しており、定期的なキャンペーンによって格安で取得できることもあります。また、Whois情報公開代行が無料で利用できるため、個人情報を保護しながらドメインを運用できます。
管理画面も分かりやすく、DNSの設定なども簡単に行えるため、低コストで独自ドメインを取得したい場合に適したサービスです。
レンタルサーバー会社
レンタルサーバー会社でも、サーバー契約時にドメインを取得できるサービスを提供していることが多く、特にエックスサーバーやロリポップ!などが代表的です。
レンタルサーバー会社でドメインを取得する大きなメリットは、ネームサーバーの書き換えが不要なことです。通常、ドメインを取得した後にサーバーと紐づけるためにネームサーバーの設定を変更する必要がありますが、サーバー会社でドメインを取得すれば、その手間がなく、すぐにホームページを公開できます。
また、サーバー契約時に無料でドメインを取得できるキャンペーンが適用されることもあり、コストを抑えつつスムーズに運用を開始できるのも利点です。
ドメインのよくある質問
ドメインを取得・運用する際に、多くの人が疑問に思うポイントをまとめました。ここではドメインに関するよくある質問を紹介します。
無料ドメインの取得を考えています
無料でドメインを取得できるサービスもありますが、ビジネス利用にはあまりおすすめできません。無料ドメインの最大のリスクは、提供元のサービスが突然終了する可能性があることです。運営元の方針によって、取得したドメインが使えなくなることがあり、長期的な運用には向いていません。
ただし、レンタルサーバー会社のキャンペーンを活用すれば、一定期間無料で独自ドメインを取得できる場合があります。この方法で取得した独自ドメインは、通常の有料ドメインと同じように運用できるため、長期的にホームページを運営する場合は、こうしたキャンペーンを利用するのが良いでしょう。
ドメイン名の付け方が分からない
ドメイン名は、ホームページの認知度やブランドの印象に関わるため、慎重に決める必要があります。
基本的には、コーポレートサイトなら社名の英語表記、サービスサイトならサービス名を含めるのが一般的です。趣味のサイトや個人ブログであれば、サイト名をそのままドメイン名にするのも良いでしょう。
また、ドメイン名はシンプルで短いほど、ユーザーの記憶に残りやすくなります。長すぎるドメイン名は、入力ミスを招くこともあるため、できるだけ短く、分かりやすいものを選びましょう。
さらに、日本語ドメインを利用することも可能ですが、メールアドレスで利用ができなかったり、一部のシステムで正しく認識されないことがあるため、あまりおすすめはできません。日本語ドメインの詳細については、日本語ドメインとは?のページで詳しく解説しています。
ドメインのまとめ
ドメインは、ホームページのURLやメールアドレスに欠かせない要素であり、適切に選ぶことで信頼性や利便性が向上します。特に、ビジネス用途では.co.jpや.jpなどの日本向けドメインが推奨されます。
ドメインの取得には費用がかかりますが、レンタルサーバー会社のキャンペーンを活用すれば、独自ドメインを無料で取得できることもあります。長期的な運用を考慮し、適切なドメインを選ぶことが重要です。
ホームページを制作する際には、ドメインの種類や取得方法を理解し、目的に合ったものを選ぶことで、より効果的な運用が可能になります。