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外部SEOとは?指標や重要性、対策法、成果を出す対策法を解説
外部SEOを適切に行うことで、検索エンジンからのホームページの評価以上に高いSEO効果を実現できます。
ただ、具体的に適切な外部SEOとは何?と思われている方も多いと思います。
当ページでは、外部SEOとは何かや、内部SEOとの違い、指標、重要性、対策法、Googleペナルティについて、役立つ無料ツール、高い成果を実現するための対策法を解説します。
目次
外部SEOとは
外部SEOとは、外部のホームページを使って、被リンクやサイテーションを獲得することで、自社サイトのSEO効果を高める対策のことを言います。
検索エンジンは、ホームページの品質だけで検索順位を定めているわけではなく、インターネットユーザーから人気があるホームページは、多くのホームページから紹介を獲得できたり、話題になっていると考え、人気があるページのSEO効果を高めています。
つまり、外部SEOとは、この人気を獲得するための対策になっており、SEOとしての重要性はかなり高いと言わざるを得ません。
ただ、現実問題として、多くのSEO会社やSEOのパイオニアは、外部SEOの重要性をXなどでよく投稿していますが、Google自体は外部SEOの効果は昔ほどではなくなっていると発言をしています。
当社では、このGoogleの発言は、関連性がないや低品質な闇雲に獲得した外部SEOのことを指していると考えており、良質で関連性がある外部SEOでは現在でも高い効果を発揮できています。
外部SEOと内部SEOの違い
外部SEO似た言葉に内部SEOという言葉があります。
内部SEOとは、クローラーの巡回を促したり、検索エンジンにページの内容を正確に伝えたり、Webユーザビリティを高めることで、上位表示するに値するホームページであると認識してもらうための対策です。
一方、外部SEOは、外部サイトを使って、良質な被リンクやサイテーションを集めることを指します。
外部SEOと内部SEOは異なるものではありますが、切り分けて考えるのではなく、SEOを行う方は、どちらの対策もバランスよく実施することが大切です。
外部SEOの指標
外部SEOの指標は3点になります。
- 被リンクの量
- 被リンクの質
- サイテーション数
もちろんそれぞれで、自社サイトあるいはページとの関連性があることや、著名な方が運営するホームページから、ユーザーがクリックする可能性が高いリンクである必要があります。
すなわち良質な被リンクやサイテーションの数が重要になっているのです。
低品質な被リンクやサイテーションは、ペンギンアップデート以降、無効化あるいはペナルティを受ける可能性があるので、品質を意識した外部SEOの実施が大切です。
外部SEOの重要性
Googleは外部SEOの効果は昔ほど高くないと発言をしていますが、現在でもかなり高い効果を生み出すものになっていると感じます。
さらには、Googleの外部SEOの効果は落ちているという発言は、公式サイト内ではなく、XなどのSNSでの発言が中心になっており、もし本当に効果がなくなったのであれば、GoogleサイトのGoogle が掲げる 10 の事実から記述を削除するはずです。
Google が掲げる 10 の事実を見ると、外部SEOについて以下の記載があります。
上記を説明すると、Webにおいても民主主義は機能しており、価値のあるコンテンツであれば、自然と他のホームページにリンクされ、そのリンクをGoogleは投票と考えて、検索順位を高めています。
もちろん、昨今のSEOでは、被リンクがまったくないホームページでも、SEOに成功している会社もありますが、より高いSEO効果を実現するためには、外部SEOへの取り組みが求められているのです。
外部SEOの対策法
外部SEOの対策法を解説します。
検索意図を満たすコンテンツを作り続ける
外部SEOの基本は、検索意図を満たすコンテンツを作り続けることになります。
検索意図とは、ユーザーがなぜそのキーワードで検索を行ったかのことを言い、ユーザーが検索した理由のアンサーを適切に文章で答えることで、ユーザーは良いホームページを見つけたと考えてくれます。
良いホームページを見つけたと考えてくれたユーザーの数%が、自分が運営しているホームページやSNSでページを被リンク付きで紹介してくれたり、リンクのないURLを掲載してくれるようになります。
SNSで拡散されやすいサイト設計を行う
外部SEOを考えるのであれば、ホームページがSNSで拡散されやすいサイト設計を行いましょう。
例えば、実績・事例コンテンツやスタッフブログのページの下部に、ソーシャルボタンを設置することで、ユーザーがクリックすると、自分が運営しているSNSに、該当ページのタイトルやURLを投稿することができます。
パソコンであれば、URLをコピーすることは手間ではありませんが、スマートフォンの場合は少しだけ手間になるので、ソーシャルボタンを設置することで、SNS上で拡散されやすいホームページとなります。
外部SEOはGoogleペナルティに注意
外部SEOに取り組む方は、Googleペナルティを意識しましょう。
Googleペナルティを受けてしまうと、大きく検索順位を落とすか、検索結果から除外されてしまうので、検索順位を高めるために外部SEOを行っているのに、まったく意味がない対策となってしまいます。
特に、外部SEOは、Googleペナルティを受ける可能性が高く、どのような外部SEOがGoogleペナルティの対象になるかというと、低品質な被リンクやサイテーションを過剰に多く獲得しているホームページになります。
外部SEOは、確かに数を集めることは大切ですが、自作自演で一気に低品質な被リンクやサイテーションを獲得してしまうと、高い確率でGoogleペナルティの対象になってしまうので、良質を意識した外部SEOに取り組むことが大切です。
外部SEOに役立つ無料ツール
外部SEOに役立つ無料ツールを紹介します。
Googleサーチコンソール
Googleサーチコンソールの左ナビゲーションにあるリンクをクリックすることで、「リンクされているページ」や「リンク元サイト」を調べることができます。
リンクされているページとリンク元サイトを確認して、さらにそのページが多くリンクを獲得するために、必要なコンテンツのリライトを行いましょう。
また、リンク元サイトを確認して、過剰に低品質なホームページだった場合は、外部SEOとしてマイナス評価を受けている恐れがあるので、リンク否認ツールの利用を検討します。
Google検索
サイテーションを調べるツールは存在していません。
そのため、WebマスターがGoogleで以下の検索を行います。
- 会社名(商品やサービス名)
- 住所
- 電話番号
- URL
会社名や住所、電話番号を統一することはMEOの1つになるNAP対策と呼ばれ、NAPが言及されることで、サイテーション効果を生み出せるので、SEO効果も得ることが可能です。
また、リンクのないURLもサイテーション効果があるので、外部SEOとして効果を発揮します。
外部SEOで高い成果を実現する対策法
これまで多くのホームページに外部SEOを行ってきましたが、同じ被リンクや同じサイトからの言及であっても、SEO効果が出るホームページと出ないホームページがありました。
当社では、その違いは何かを検討したところ、効果が出るホームページは、サイト自体が良質と判断をされていて、高い検索順位を獲得していることが分かりました。
こちらは、6月11日に公開した制作実績になる東京で鍼灸を行う治療院サイトのGoogleサーチコンソールの結果になり、8月4日のクリック数が急増しています。
これは、7月末から外部SEO対策として当サイトから治療院サイトに2本の被リンクを行った結果になり、他の対策は一切しておりません。
8月5日のデータを見ると、まだ途中までしか表示されていませんが、現段階で400アクセスを超えているので、明日はもっと多くのクリック数が表示されると推測れます。
つまりGoogleは、ホームページが良質でなければ被リンクを獲得することができないと考えており、治療院サイトのように良質なホームページでなければ、外部SEOの効果を得ることができないのです。
そのため、現在外部SEOを検討されている方は、まずは自社サイトを読み直しを行い、品質の高まるリライトに取り組むことが大切です。
リライトの方法については、リライトとは?のページをご覧ください。
外部SEOのまとめ
外部SEOについて解説しました。
外部SEOは重要性が高くなりますが、外部SEOだけでSEO効果を実現することは難しく、まずはサイト内を良質にしてから外部SEOに取り組むことで検索順位を大きく高めることが可能です。
外部SEOって何?とお思いの方の参考になれば幸いです。