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ホームページのバックアップとは?必要な理由や取るタイミング、取り方を解説

ホームページを制作したらバックアップを取っていますか?

バックアップを取らずにホームページを運営していると、不具合が発生した場合に、多くの時間と予算が必要になってしまう可能性があるので、バックアップを取ることは必須と言っても良いでしょう。

当ページでは、ホームページのバックアップとは何かや、必要な理由、取るタイミング、取り方、保管法について解説します。

ホームページのバックアップとは

ホームページのバックアップとは、インターネットに公開しているデータではなく、万が一に備えて、別で保管しているデータのことを言います。

バックアップを取ることによって、万が一、ホームページに問題が発生した場合であっても、バックアップデータに差し替えることができるので、ホームページに問題が発生する前の状態に戻すことが可能です。

多くのWebマスターは、問題なんて起きないと考えることが多いですが、インターネットにホームページを公開するとウイルス感染のリスクがあったり、更新する際に意図せず誤操作してしまい、ホームページが適切に表示されないというケースは十分に考えられます。

そのため、ホームページを制作したら、バックアップを取ることで、安全なホームページへと成長します。

ホームページのバックアップが必要な理由

ホームページのバックアップが必要な2つの理由を解説します。

セキュリティーのため

ホームページのバックアップを取ることで、セキュリティ対策とすることができます。

ホームページをインターネットに公開すると、悪意のある第三者から攻撃をされる可能性があり、ウイルスに感染するリスクが存在してきます。

万が一、ウイルスに感染してしまうと、ホームページを更新できなくなったり、ユーザーをフィッシングサイトへと転送するタグを埋め込まれてしてしまう恐れもあります。

こういった場合に、ホームページのバックアップがあると、FTPにはアクセスが可能になるので、一度すべてのデータを削除して、バックアップデータをアップロードすることで、ウイルスに感染する前の状態に戻すことができます。

予想外の出費を防ぐ

ホームページのシステムのバージョンアップによる不具合の発生や、更新を行う際に誤操作をしてしまい、ホームページが適切に表示されなくなる可能性があります。

ホームページに不具合が発生した場合には、ホームページ制作会社に状況を伝えることで改善はしてくれますが、不具合箇所が分かりづらいと多くの出費が発生してしまいます。

こういった場合に、バックアップデータがあることで、不具合が発生する前の状態に戻すことができるので、予想外の出費を抑えることができます。

ホームページのバックアップを取るタイミング

ホームページのバックアップをどのタイミングで取れば良いかを解説します。

ホームページの更新時

ホームページを更新する際には、必ず更新前のバックアップを取りましょう。

もちろん、CMSを実装しているホームページで、管理画面から更新するたびに取る必要はありませんが、重要度が高いや改定箇所が多い修正の場合はバックアップを取ることがおすすめです。

システムのバージョンアップ時

CMSを実装したホームページやネットショップでは、定期的に、システムやPHP、データベースなどのバージョンアップが必要になります。

システムのバージョンアップを行う際に、バージョンアップによりシステムの互換性が失われてしまい、ホームページが適切に動作されなくなってしまう可能性があります。

そのため、システムをバージョンアップする前には、バックアップを取ることが必要になり、万が一、不具合が発生したとしても、バージョンアップ前の状態に戻すことが可能です。

サイクルを定めて定期的に取る

ホームページのバックアップを取るサイクルを定めて、定期的に取りましょう。

当社がおすすめするサイクルは、1ヶ月に1度のペースになり、定期的にバックアップを取っていただくことで、より高い安全性のホームページへと成長します。

ホームページのバックアップの取り方

ホームページのバックアップの取り方を紹介します。

HTMLで制作されたホームページであればサーバーだけでも良いですが、PHPなどのシステムを利用しているホームページではサーバーとデータベースの両方のバックアップが必要です。

レンタルサーバー会社の機能を利用

レンタルサーバー会社には、必ずバックアップ機能が存在しています。

例えば、当社が利用することが多いエックスサーバーでは自動バックアップという機能があり、申込みを行うことで、過去14日間のバックアップをレンタルサーバー会社が自動的に取ってくれます。

エックスサーバーの自動バックアップ機能

ただし、エックスサーバーであれば、過去14日間のWebとメールのバックアップを取ってくれますが、レンタルサーバー会社ごとに期間や取ってくれるバックアップが異なるので、ご利用のレンタルサーバー会社のバックアップについてのページを閲覧するようにしましょう。

自動バックアップ

レンタルサーバー会社のバックアップ機能を利用せずに自動的にバックアップを取るためには、システムの開発が必要になります。

ただ、WordPressであれば、BackWPupなどのWebとデータベースの両方のバックアップを自動的に取ってくれるプラグインもあります。

そのため、フルスクラッチ開発ではなく既製品のCMSを利用している場合は、そのCMSごとに存在するプラグインの中からバックアップが自動的に取れるツールをインストールしましょう。

ちなみに、BackWPupの使い方はエックスサーバーのプラグイン(BackWPup)を使用するが詳しく解説されていたのでそちらからご覧ください。

エックスサーバーの2.プラグイン(BackWPup)を使用する

手動バックアップ

少し難易度が高いですが、手動でバックアップを取ることも可能です。

HTMLで制作したホームページであれば、サーバーにアクセスして、すべてのデータをダウンロードすればバックアップを取ることが可能です。

ただし、PHPなどのシステムを実装しているホームページでは、サーバーだけではなく、データベースのバックアップも必要になります。

データベースのバックアップは、phpMyAdminにアクセスをして、データベースに保管されているすべてのデータをダウンロードする必要があります。

ホームページのバックアップの保管法

ホームページのバックアップを、いつまで、どこに保管していけば良いかを解説します。

保管期間はどれくらいか

ホームページのバックアップは、最低でも1年は保管しておきましょう。

バックアップデータごとに日付のファイル名にしておくことで、どこかのタイミングで利用する際に、希望通りの日付の状態まで戻すことが可能になります。

どこに保存しておくのか

ホームページのバックアップの保存場所は、外付けハードディスクかフラッシュメモリに保管しましょう。

自分のパソコンの保管していると、パソコンが突然起動しなくなったときに、すべてのデータが消えてしまうので、バックアップを取っている意味がなくなる可能性があります。

当社では、テストアップ用にレンタルサーバーを1台借りているので、そこにバックアップを保存しています。

ただし、ホームページのデータをアップロードしているサーバーを利用することはおすすめできず、SEOにどのような影響があるかが分からないので、できる限りそれ以外の安全な場所に保管しましょう。

ホームページのバックアップのまとめ

ホームページのバックアップについて解説しました。

安全なホームページとするためには、定期的にバックアップを取ることが必須になり、昨今ではレンタルサーバー会社やプラグインなども充実しているので、自動的に取ることが可能です。

ホームページのバックアップを取っていない方は、当ページをご覧の機会に取り始めましょう。

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