- 公開日: 最終更新日:
ネットショップとは?高い売上を実現できる集客法や成果対策を解説
これまで多くのネットショップを成功へと導いてきた経験があります。
ネットショップで成功するためには、難しいノウハウは不要になり、当たり前の対策を確実に実行するだけで、高い売上を獲得することが可能です。
当ページでは、ネットショップとは何か、行うべき成果対策、集客法、成功事例を解説します。
目次
ネットショップとは
ネットショップとは、商品を購入できるホームページのことです。
BtoBやBtoC企業のホームページでは、訪問者が問い合わせや資料請求を行い、その後、企業が営業活動を行ってクロージングに成功することで成果が得られます。
しかし、ネットショップでは、商品の購入までがサイト上で完結するため、成果が売上に直結します。
セールスマンが介入できないため、訪問者は、ホームページを見て、自分が欲しい商品を判断して購入するので、成果向上対策が行いづらくなっています。
しかし、当ページで紹介する内容を実行すれば、ネットショップは利益率の高いビジネスモデルと言えます。
ネットショップが行うべき成果対策
ネットショップで高い売上を実現するための成果対策を解説します。
会員登録者数を増やす
ネットショップの成功を目指す際に、いきなり高い売上を期待するよりも、会員登録者数を増やすことに特化することが効果的です。
会員登録をした顧客は、そのネットショップでの購入意欲が高いため、会員登録者数と売上がリンクするケースがほとんどです。
さらに、会員登録者の獲得に注力すれば、ホームページの売上を増やすための対策が3点に絞られます。
販売商品がすぐに分かる | ホームページにアクセスしたユーザーが、すぐを何を販売しているネットショップかを理解できる |
会員登録への導線が最適化されている | すべてのページから会員登録フォームにスムーズに移動ができ、会員登録するメリットも明確 |
扱いやすい会員登録フォーム | 項目数の厳選などのEFOを行いフォームの扱いやすさを追求 |
この3点に絞った対策を実施することで、少ない労力で大きな成果が期待できるため、Webマスターの負担を最小限に抑えることができます。
継続利用の理由を探す
顧客に「どうせ買うならこのネットショップで」と思わせるための対策が必要です。
例えば、会員購入するたびにポイントの付与や、定期的なセールの実施、他のネットショップよりも扱いやすいWebデザインの採用などを意識することで、継続利用を促すことができます。
メルマガで商品情報を伝える
会員には定期的にメルマガを配信しましょう。
メルマガで必ず配信したいポイントは以下です。
- 新商品の発売
- 販売終了商品の紹介
- 価格の変動
もちろん、最低限の情報ですが、制作実績のネットショップでは、この3つに絞ったメルマガ配信で高い成果を得ることに成功しています。
体裁が整えられたメルマガの方が効果的であることは間違いありませんが、上記のポイントから適切なタイミングと内容を配信することでも十分に高い成果を得られます。
メルマガの具体的な作成方法についてはこちらをご覧ください。
マイページの充実で法人会員を獲得する
法人もターゲットに含めましょう。
個人のように多くの会員登録者数は獲得できませんが、1度の購入金額で見ると圧倒的な差が生まれます。
さらに、法人会員は、経理処理の手間がかかるので他のネットショップに移り変わるリスクが低く、定期的に購入してくれる可能性が高いため大きな売上に繋がりやすくなっています。
法人会員を獲得する方法としては、マイページの充実が最も効果的で、例えば、会社名での登録ができるや、領収書をダウンロードできるマイページを用意します。
法人がスムーズな経理処理ができるようにすることで、多くの法人会員を獲得することができます。
不正購入対策は必須
ネットショップの支払い方法では、クレジットカード払いが当たり前になっています。
そのため、クレジット払いができるようにしなくてはならないのですが、取扱商品によっては、不正購入者が多く発生してしまうリスクがあります。
これまで制作実績のネットショップに対して、さまざまな不正購入対策を行ってきましたが、最終的には、O-PLUXなどの不正検知サービスを利用するしかありません。
不正購入が増えると、決済会社との契約が打ち切られるリスクがあるので、必ず実装しましょう。
ネットショップの集客法
ネットショップで高い売上を実現するために行う集客対策を解説します。
ただし、ネットショップの場合は、BtoBやBtoC企業のホームページのように、集客数が成果数には繋がっておらず、会員をリピート訪問させ、購買に繋げる対策を優先させましょう。
SEO
ネットショップの集客対策で、最も力を入れるべきはSEOです。
SEOとは、検索エンジンで狙ったキーワードで上位表示を狙う対策法のことを言い、対策法はサイト全体を良質化することになります。
つまり、SEOを行っていれば、会員にとっても魅力的なホームページへと成長するので、訪問者数の向上だけではなく、成果数の向上も実現することができます。
また、例えば、和菓子のネットショップの場合、【和菓子】でSEOに成功すれば、多くの見込み顧客が集客できますが、ライバルサイトも力を入れているキーワードなので難易度が高いです。
そのため、ニッチなキーワードでSEOを行い、確実に会員登録者数を増やすことで、ネットショップの売上が向上するので、成果を出せていると言えるのです。
SNS
ネットショップと相性が良いのがSNSです。
SNSとは、XやInstagram、Facebookなどの総称になり、リアルタイムでの情報発信が特徴です。
さらに昨今では、検索エンジンを使わずに、SNSで情報収集を行うユーザーも多くいるので、必ず御社も自社のSNSアカウントを開設しましょう。
SNS対策としては2点ありそれぞれを解説します。
自社でSNSアカウントを運用する
自社でSNSアカウントを運用して見込み顧客とコミュニケーションを取りましょう。
見込み顧客とコミュニケーションを取ることで、社名やホームページの知名度が高まっていくので、フォロワー数が増えていきます。
フォロワー数が増えるほど、SNSは高い効果を発揮でき、ユーザーに価値ある投稿を繰り返していれば、自然とホームページのURLが拡散されるようになるのです。
そうして、ホームページのURLが拡散されることが増えていけば、どんどんSNSからの集客数が増え続け、多くの見込み顧客を集めることができます。
ホームページにソーシャルボタンを設置する
SNSでページのURLが拡散されるためには、ホームページにソーシャルボタンを設置しましょう。
ソーシャルボタンとは、当ページの下部にある「シェア」、「ツイート」、「はてブ」、「LINE」というボタンのことを言い、ユーザーがクリックすることで、自分が運営しているSNSでURLを投稿することができます。
ソーシャルボタンの利用者数はそれほど多くありませんが、ソーシャルボタンがあることで、拡散される可能性が高まるので、商品ページやコラムなどのページには必ず設置することがおすすめです。
リアルでの告知
ネットショップの集客は、インターネット上だけではなく、リアルでの告知にも力を入れると効果的です。
例えば、FAXDMや取引先にリーフレットの設置を依頼するなど、地味な対策ではありますが、確実にネットショップの訪問者数を増やすことができます。
ネットショップでは、一度訪問をしてもらい、会員登録さえ獲得ができれば、大きな売上に繋がるので、リアルでの告知にも力を入れた集客対策を行いましょう。
ネットショップの成功事例
参考サイトとして、制作実績のネットショップを紹介します。
ANAとJALの株主優待券を格安販売するネットショップ
ANAとJALの株主優待券を格安販売するネットショップでは、会員のためのホームページへと成長させて高い売上を実現しています。
9月10日時点のデータとして、500万になっており、さらに法人会員の購入は月末になっているので、今月の実績は2000万円くらいの予測となっています。
ただ、2023年の実績が3億円弱になるので、今月は少し低めの売上であると予測されますが、今年の予測は3億5,000万円になっています。
行った内容は、公開当初はSEOとFAXDM、Googleアナリティクスを使ったホームページの改善を実施しており、現在は取引先にリーフレットを置いて欲しいとお願いしている点と、マイページの充実を図っています。
Googleからの集客数は少しずつ低下をしていますが、会員登録をしてくれているユーザーが、お気に入りからアクセスしてくれているので、訪問者数は伸び続けています。
ネットショップのまとめ
ネットショップについて解説しました。
ネットショップで高い成果を出すためには、会員登録者数を増やす対策を行い、少し集客対策に力を入れることで、期待以上の成果を実現することができます。
これからネットショップ作成を行うWebマスターの参考になれば幸いです。