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レンタルサーバーとは?おすすめの会社とWordPress制作時の選び方
レンタルサーバーとは、Webサイトやメールを運用するためにサーバーを借りられるサービスのことです。ホームページをインターネット上に公開したり、独自のメールアドレスを利用するにはサーバーが必要ですが、自社でサーバーを構築・運用するにはコストが大きくなるため、多くの企業がレンタルサーバーを利用しています。
本記事では、レンタルサーバーの基本やできること、おすすめの会社、WordPress制作時の選び方、費用の考え方、契約時の注意点まで解説します。レンタルサーバー会社選びに迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
目次
レンタルサーバーとは
レンタルサーバーとは、インターネット上でホームページを公開したり、メールを利用したりするためにサーバーを貸し出すサービスのことです。
サーバーとは、インターネットを通じてデータの送受信を行うコンピュータのことで、ホームページの表示やメールの送受信、データのやり取りなど、あらゆるオンラインサービスがサーバーを介して動作しています。
サーバーについて、多くの人が疑問に思うのが普通のパソコンと何が違うのかという点です。
最も大きな違いはインターネット上で情報を公開できる点と、性能・耐久性の高さです。
サーバーは、インターネットを通じて外部からアクセスできるようになっており、不特定多数のユーザーがホームページを閲覧したり、データをやり取りしたりすることが可能です。
また、サーバーは大量のデータを高速に処理しながら長時間稼働し続けることを前提に作られているため、処理能力が高く、大容量のストレージを搭載し、セキュリティ対策もしっかりと施されています。
そのため、一般的なパソコンは10万円前後で購入できますが、サーバーは100万円を超えるものもあり、価格帯にも大きな違いがあります。
また、サーバーは安定した運用を維持するために、定期的なメンテナンスや専門的な管理が必要です。そのため、個人や小規模な企業が自前でサーバーを運用するのはコストや手間の面で負担が大きく、一般的にはレンタルサーバーを利用するケースが多くなっています。
レンタルサーバーの仕組み
レンタルサーバーというと、1台のサーバーを丸ごと貸し出してもらえると考える方も多いですが、一般的なレンタルサーバーのプランでは1台をまるごと独占できるわけではありません。
多くのレンタルサーバー会社では、1台のサーバーを複数の契約者で共有する共用サーバーという形で提供します。これは、サーバーを1社で独占すると容量が多くなりすぎ、レンタル料金が高額になってしまうためです。
また、レンタルサーバー会社は、単にサーバーを貸し出すだけではなく、そのサーバーの安定性やセキュリティを確保する役割も担っています。そのため、サーバーは一般的に高性能なデータセンターに保管され、24時間の監視や定期的なメンテナンスが行われています。
つまり、1台のサーバーを共有することでコストを抑えつつ、安定した運用を実現できるのがレンタルサーバーの仕組みです。より高いパフォーマンスや独立性を求める場合は、専用サーバーといった選択肢もあります。
詳しくは、共用サーバーと専用サーバーの違い!のページをご覧ください。
レンタルサーバーでできること
レンタルサーバーを利用すると、ホームページの公開やメールの運用など、さまざまなWebサービスを利用できます。ここでは、どのようなことができるのかを紹介します。
ホームページをインターネットに公開する
Webサイトをインターネット上で公開するには、レンタルサーバーが必要です。
自社でサーバーを構築することも可能ですが、サーバーの設置や管理には高額なコストと専門的な知識が求められるため、コストを抑えたい企業はレンタルサーバーを活用するのが一般的です。
近年のレンタルサーバーは機能が充実しており、WordPressのワンクリックインストール機能やネットショップ構築ツール、初心者向けのホームページビルダーなどが搭載されているものも多く、誰でも簡単にWebサイトを作成・運営できる環境が整っています。
メールを利用する
レンタルサーバーを契約すると、独自ドメインのメールアドレスを作成できます。
例えば、一般的な無料メールサービスではsample@gmail.comのようなアドレスになりますが、レンタルサーバーを利用すれば、info@yourdomain.comのように、自社のドメインを利用したメールアドレスを作成することができます。
独自ドメインのメールアドレスを使用することで、企業やブランドの信頼性を向上させるだけでなく、複数のメールアドレスを用途に応じて作成し、業務をスムーズに進めることも可能です。
ホームページ制作でおすすめのレンタルサーバー会社の紹介
ホームページを制作・運営する際に適したレンタルサーバーを選ぶことで、サイトの表示速度・安定性・SEO効果が向上します。ここでは、コストや機能面でおすすめのレンタルサーバー会社を紹介します。
エックスサーバー
SEOに強い高性能なレンタルサーバーを探しているなら、エックスサーバーが最適です。
当社でも多くのお客様にエックスサーバーを推奨しており、低価格・高速表示・高い安定性・充実した機能が揃っているため、特にSEOを重視するサイト運営者に人気があります。また、定期的に割引キャンペーンが実施されており、期間内に申し込むことでさらにコストを抑えることが可能です。
より詳しく知りたい方はエックスサーバーとは?のページをご覧ください。
さくらのレンタルサーバー
コストを抑えてホームページを運用したいなら、さくらのレンタルサーバーがおすすめです。
静的サイトなら月額121円から、WordPressを利用する場合でも月額500円という低価格で利用できます。近年では機能性も向上しており、コストパフォーマンスの高いレンタルサーバーを求める方に適しています。
カゴヤジャパン
セキュリティを最優先にするなら、カゴヤジャパンがおすすめです。
万全なセキュリティ対策が施されており、重要なデータを扱う企業サイトやECサイトの運用に向いています。ただし、管理画面がやや複雑なため、完全な初心者には少し扱いづらいかもしれません。
その一方で、電話サポートの対応が非常に充実しているため、多少の操作の難しさがあっても、サポートを活用することで問題なく運用できます。
WordPressに最適なレンタルサーバーの選び方
WordPressでのホームページ制作をスムーズに進めるためには、適切なレンタルサーバーの選定が重要です。サーバーのスペックや機能によって、サイトの表示速度や安定性が大きく変わります。ここでは、WordPressに適したレンタルサーバーを選ぶ際に重視すべきポイントを紹介します。
WordPressの簡単インストール機能があるか
初心者でも簡単にWordPressをセットアップできるかは、レンタルサーバー選びの重要なポイントです。
多くのレンタルサーバーでは、WordPress簡単インストール機能を提供しており、管理画面から数クリックでWordPressをセットアップできるため、手間がかかりません。また、レンタルサーバーによっては、セキュリティ対策が施された状態でインストールできる機能がある場合もあります。
WordPressの運用をスムーズにするために、インストール後のサポート体制や、WordPressに最適化された環境が整っているかも確認するとよいでしょう。
安定性の高いレンタルサーバーか
サーバーの稼働率が高いかどうかも重要なポイントです。
サーバーの安定性が低いと、サイトが頻繁にダウンしてしまい、訪問者がアクセスできなくなるリスクがあります。一般的に、稼働率99.99%以上のレンタルサーバーを選ぶと良いでしょう。
また、レンタルサーバー会社が負荷分散対策や自動スケール機能を提供しているかもチェックし、アクセスが集中しても安定した運営ができるか確認することが大切です。
万全のセキュリティ対策があるか
WordPressは世界中で利用されているため、ハッカーの標的になりやすいCMSの一つです。そのため、レンタルサーバー側でしっかりとしたセキュリティ対策が施されているかを確認しましょう。
特に以下のポイントをチェックすると良いです。
- WAFの有無
- DDoS攻撃対策が施されているか
- 無料SSLまたは有料SSLの提供
- サーバー側でのウイルス・マルウェア対策
セキュリティが強化されているレンタルサーバーを選ぶことで、サイト運営のリスクを最小限に抑えられます。
サーバー容量が適切か
WordPressサイトは、画像や動画、プラグインなどのデータが増えていくため、サーバーの容量も重要な選定基準になります。
最低でも100GB以上の容量を確保できるサーバーを選ぶと安心です。さらに、データベースの容量制限や、1つのサーバーで運営できるサイトの数も確認しておくと良いでしょう。
手厚いサポートが受けられるか
万が一トラブルが発生した場合に、迅速に対応してもらえるサポート体制が整っているかも重要です。特に、以下のポイントをチェックしましょう。
- 24時間365日のサポートがあるか
- 電話・チャット・メール対応の有無
- WordPressに関する質問ができるか
トラブル発生時に自力で解決が難しい方は、サポートの手厚いレンタルサーバーを選ぶことで、安心してサイト運営ができます。
表示速度は速いか
WordPressサイトの表示速度は、SEOやユーザー体験に大きく影響します。レンタルサーバーを選ぶ際は、以下の高速化対策が取られているかを確認しましょう。
- LiteSpeedやNginxなどの高性能なWebサーバーを採用しているか
- キャッシュ機能があるか
- CDN対応があるか
- HTTP/2やHTTP/3に対応しているか
- SSD(NVMe SSD)を利用しているか
レンタルサーバー会社の費用についての考え方
レンタルサーバーの費用を考えるときは、単に月額料金の安さだけで判断せず、年間を通じた総費用を把握することが重要です。必要なオプションやキャンペーンを活用しながら、サイト運営に適したサーバーを選ぶことが大切になります。ここでは、レンタルサーバーの費用を適切に考えるためのポイントを解説します。
年間コストで計算して総費用を把握する
レンタルサーバーの費用は、月額料金だけでなく、初期費用やオプション料金、更新費用なども含めて考える必要があります。
初年度にキャンペーン価格が適用される場合でも、更新時に通常料金へ戻ることもあるため、長期的にいくらかかるのかを把握しておくことが重要です。また、バックアップやセキュリティ対策などのオプションが別途必要になる場合もあるので、基本料金だけでなく、必要な機能を含めた総額を確認しましょう。
長期契約を活用して費用を抑える
レンタルサーバーは、一度契約すると頻繁に変更することが少なく、長期契約を活用するのが基本です。
多くのレンタルサーバー会社では、1年契約よりも2年、3年契約を選ぶことで、月額料金が割引される仕組みになっています。安定したサイト運営を考えるなら、契約期間を長めに設定することでコストを抑えつつ、継続的に安定した環境を確保することができます。
費用の安いプランには注意する
レンタルサーバーの料金は、基本的にスペックと比例するため、極端に安いプランには注意が必要です。
サーバーの処理能力やストレージの種類、サポート体制など、必要な条件を満たしているかを確認しないと、運用中に問題が発生する可能性があります。特に、WordPressを利用する場合は、一定以上のスペックが求められるため、価格だけで選ぶのではなく、機能とのバランスを考えたプラン選びが重要になります。
レンタルサーバー契約時の注意点
レンタルサーバーを契約する際には、料金の支払い管理や契約情報の保存など、事前に確認しておくべきポイントがあります。ここでは、契約時の注意点を解説します。
料金の支払い忘れがないようにする
レンタルサーバーの支払いを忘れると、ホームページが表示されなくなったり、メールの送受信ができなくなったりする可能性があります。
多くのレンタルサーバー会社では、支払い期限を過ぎても1週間程度の猶予期間を設けていますが、それを過ぎるとアカウントが凍結され、最悪の場合データが削除されることもあります。
支払いの通知メールは更新の1ヶ月前くらいに送られることが多いですが、支払い忘れを防ぐためにも、クレジットカード払いを設定して自動引き落としにすることをおすすめします。
契約情報をメモする
レンタルサーバーを契約すると、サーバー管理画面へのログイン情報や、契約時に登録した情報が必要になる場面があります。特に、サーバーの設定変更やトラブル時のサポート対応の際に、IDやパスワード、契約情報をすぐに確認できるようにしておくことが重要です。
契約情報は、Excelやパスワード管理ツールを使って整理しておくと、必要なときにスムーズに対応できます。普段は使う機会が少ないですが、万が一の際に迅速に対処できるよう、確実に管理しておきましょう。
レンタルサーバーのまとめ
レンタルサーバーを利用することで、ホームページの公開やメールの運用が手軽にでき、コストや管理の負担を抑えながら安定した運営が可能になります。
契約時は、費用・機能・サポート体制などを比較し、自社の用途に合ったサーバーを選ぶことが重要です。また、支払い管理や契約情報の保存など、基本的なポイントを押さえておくと安心です。
適切なレンタルサーバーを選び、快適なWeb運営を実現しましょう。