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レンタルサーバーとは?仕組みやおすすめの会社を紹介
レンタルサーバーとは、サーバーを貸し出すサービスのことを言います。
ホームページをインターネットに公開したりメールアドレスを作成するには、サーバーが必須になっており、独自でサーバーを構築すると、セキュリティレベルは高いですが、中小企業では予算の確保が難しくなるので、一般的にはレンタルサーバーを利用します。
当ページでは、レンタルサーバーとは何かや、仕組み、できること、おすすめのレンタルサーバー会社、選び方、契約時の注意点を解説します。
目次
レンタルサーバーとは
レンタルサーバーとは、サーバーを貸し出すサービスのことを言いますが、サーバーとは何でしょうか。
サーバーとは、インターネットを経由してデータのやり取りができるパソコンのことを言い、インターネットに公開されているホームページや、メールの送受信、データのやり取りは、サーバーを経由して行われているのです。
サーバーについてある程度理解ができれば、次に多くの方が気になるポイントは、市販されているパソコンとサーバーって何が違うの?になると思います。
市販されているパソコンとサーバーの決定的な違いはスペックの高さです。
サーバーは、インターネットを経由してさまざまな情報のやり取りを行うため、容量はもちろんセキュリティ対策もしっかりと行われていて、市販のパソコンであれば10万円台で購入できますが、サーバーとなると100万円を超えるものまであります。
そのため、一般的なパソコンのスペックが高いのがサーバーになっており、さらに定期的な保守管理も必要になるので、一般消費者やWeb予算が少ない企業では、レンタルサーバーを利用することが一般的です。
レンタルサーバーの仕組み
レンタルサーバーと聞くと、1台のサーバーを貸し出してもらえると考える方も多くいますが、レンタルサーバーの一般的なプランでは1台を丸々貸し出されることはありません。
一般的にレンタルサーバー会社は、1台のサーバーに10や20などの契約していただいたお客さまのデータを保管しています。
1台のサーバーに複数社を入れてしまう理由は、サーバーを丸々レンタルすると容量が多くなりすぎてしまうため、レンタル料金が高くなってしまうからです。
レンタルサーバー会社は、単にサーバーを貸し出すだけではなく、そのサーバーの安全性を保たなくてはならないので、サーバーをデータセンターに保管しているのです。
すなわち、1台を丸々レンタルしてしまうと、それだけ管理費が必要になってしまい、低価格での貸し出しが難しくなってしまうので、1台のサーバーに複数社を入れて貸し出しているのです。
レンタルサーバーでできること
ホームページ制作会社としてお伝えできるレンタルサーバーでできることを紹介します。
ホームページをインターネットに公開する
ホームページをインターネットに公開するためにはレンタルサーバーが必須です。
もちろん、レンタルサーバーではなく、自社サーバーでも対応が可能ですが、自社サーバーは多くのコストがかかるので、Web予算が多い企業以外はレンタルサーバーを利用します。
昨今のレンタルサーバーの機能は豊富になっていて、例えば、ホームページの更新システムになるWordPressやネットショップのEC-CUBEをワンクリックでインストールすることができたり、ホームページビルダーが搭載されたレンタルサーバーなど、レンタルサーバー会社ごとにさまざまな特徴があります。
メールを利用する
レンタルサーバーを契約することで、メールアドレスを作成することができます。
一般的なメールアドレスは、sample@example.comなどになりますが、独自ドメインを取得していれば、example.comを自社が指定したメールアドレスに変更することも可能です。
ホームページ制作でおすすめのレンタルサーバー会社の紹介
ホームページ制作でおすすめするレンタルサーバー会社を紹介します。
エックスサーバー
SEOを中心にホームページの集客対策を行うのであれば、エックスサーバーを強くおすすめします。
当社でも9割以上のお客さまにエックスサーバーをおすすめしており、SEOに必要な機能が網羅されているレンタルサーバー会社になります。
また、料金も安くなっており、さらには定期的にキャンペーンを開催しているので、キャンペーン期間を使って申し込みを行うことで、さらに予算を下げることが可能です。
さくらのレンタルサーバー
低価格の中でも、さらに料金が安いレンタルサーバー会社がさくらのレンタルサーバーです。
HTMLなどの静的なホームページであれば月額121円、WordPressを利用した動的なホームページでも月額500円でレンタルすることが可能です。
また、昨今では機能性も高くなっているので、とにかく料金を抑えたいという場合にはおすすめのレンタルサーバー会社になっています。
カゴヤジャパンのレンタルサーバー
セキュリティを重視したホームページであれば、カゴヤジャパンのレンタルサーバーがおすすめです。
しかし、管理画面が少し複雑になっているので、まったくホームページやWebの知識がない方であれば、少し難易度が高いレンタルサーバー会社になっています。
管理画面の操作性が悪い反面、当社がこれまでさまざまなレンタルサーバー会社に問い合わせをしてきた経験からは、電話サポートがもっとも充実しているように感じるので、多少管理画面が分かりづらかったとしても、サポートしてもらえば問題がないとお思いの方であれば、おすすめできるレンタルサーバー会社になっています。
レンタルサーバー会社の選び方
おすすめのレンタルサーバー会社を見ても、最終的にどこと契約をしたら良いの分からない方に向けて、レンタルサーバー会社の選び方を解説します。
安定性の高いレンタルサーバーか
レンタルサーバー会社を選ぶ際に、もっとも重要になるのが安定性です。
安定性が低いレンタルサーバー会社を選んでしまうと、いきなりホームページが表示されない、メールが送受信できないなどのトラブルや、ホームページの表示速度が遅くなってしまう可能性があります。
そのため、まずはレンタルサーバー会社の安定性を確認しましょう。
安定性の確認方法は、レンタルサーバー会社のホームページにアクセスして、稼働率や障害情報が公開されているので、これらを見て、稼働率が100%に近く、障害件数が少ないレンタルサーバー会社を選びましょう。
万全のセキュリティ対策があるか
レンタルサーバーは、ホームページやメールで利用するのでセキュリティ対策が必要です。
特に確認すべきポイントは、有料と無料のSSLが豊富かどうかになっており、一般的には有料のものであれば2つ以上、無料のものが1つあるレンタルサーバー会社であれば、セキュリティへの意識が高いと言えます。
サーバー容量が適切か
レンタルサーバー会社を選ぶ際には、サーバー容量が適切かの確認も必要です。
サーバー容量が一杯に近づくにつれて、ホームページやメールの送受信の速度が落ちてしまうので、ホームページの更新やメールの送受信にストレスを感じてしまう可能性があります。
サーバー容量の具体的な数値としては、100GBが最低ラインで、一般的には300GB以上のレンタルサーバー会社を選ぶようにしましょう。
手厚いサポートが受けられるか
サポートが充実しているレンタルサーバー会社を選ぶことが大切です。
一般的に、お客さまからレンタルサーバー会社に直接問い合わせるというケースは少ないと思うので、あまり関係がないかも知れませんが、万が一に備えることは重要です。
レンタルサーバー契約時の注意点
レンタルサーバーを契約される際の注意点を解説します。
料金の支払い忘れがないようにする
まれにあるのが、レンタルサーバー料金を支払い忘れてしまい、ホームページが403エラーになったり、メールの送受信ができなくなるケースです。
レンタルサーバー料金の支払いは忘れは、1週間ほどの猶予を持ってくれるのですが、支払い忘れが発生している場合は、完全に記憶からない状態なので、そのまま支払い忘れることが一般的です。
多くのレンタルサーバー会社では、支払いの1ヶ月前くらいに料金の支払いについてのメールを送信してくれますが、もし忘れてしまいそうな場合は、クレジットカード払いを選択しましょう。
契約情報をメモする
レンタルサーバー会社との契約を行うと発行されるIDとパスワード、契約者名、契約者メールアドレスはメモしましょう。
当社では、お客さまへレンタルサーバー管理表として、上記のようなExcelを納品しています。
契約内容が必要になるケースは滅多にありませんが、万が一に備えることは重要です。
レンタルサーバーのまとめ
レンタルサーバーについて紹介しました。
ホームページをインターネットに公開したり、メールを利用するには、レンタルサーバー会社との契約が必要になります。
レンタルサーバーって何?とお思いの方の参考になれば幸いです。