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ホームページの自作とは?メリットや自作の方法、注意点を解説
昨今のホームページ制作は、WordPressの実装やレスポンシブWebデザイン作成が必須になったこともあり、多くの予算が必要になるケースがほとんどです。
また、ホームページ制作会社に依頼すると、ホームページ制作会社のスケジュール次第では、半年以上の期間が必要になってしまうこともあります。
このように、予算や納期の関係から、ホームページを自作しようと考える方も多いと思います。
当ページでは、ホームページの自作とは何かや、メリット、デメリット、自作の方法、注意点を解説します。
目次
ホームページの自作とは
ホームページの自作とは、ホームページビルダーなどのソフトを利用したり、ジンドゥーなどのサービスを利用して、ホームページを自作することを言います。
ホームページ制作ソフトの購入やパッケージの申し込みを行ったあとは、編集画面のURLを教えてもらうことができるので、管理画面から自作のホームページを制作することが可能です。
また、ソフトやパッケージも年々進化しており、昨今ではブラウザでホームページを閲覧する見栄えで、ドラッグ&ドロップと画像の貼り付け、テキストを入力するだけでホームページが完成します。
もちろん、HTMLやCSSを利用ができる方であれば、ソフトやパッケージを使わなくても自作することが可能ですが、自作の主流で言えばパッケージやソフトを利用する会社が多く存在しています。
ホームページを自作するメリット
ホームページを自作するメリットを解説します。
コストを抑えることができる
ホームページを自作することでコストを抑えることができます。
ホームページを自作する際に最低限必要なコストは、ドメイン・サーバー代と、ソフト・パッケージの購入費になります。
ドメイン・サーバー代はランニングコストが必要ですが高くても年3万円くらい、ソフトやパッケージは5万円もあれば十分に足りると思います。
もちろん、ホームページで利用する素材やカメラと動画撮影の機材を購入すると高い予算が必要ですが、購入しなければ、10万円未満でホームページを自作することができます。
また、ホームページを自作すれば、単にホームページ制作時だけではなく、ホームページ制作時にソフトやパッケージの利用法を理解すると思うので、運営もコストをかける必要がなくなります。
スケジュールに基づいた制作や運営ができる
ホームページを自作するということで、スケジュール通りに制作や運営が行えます。
ホームページ制作会社の繁忙期に依頼すると、公開までに時間がかかりますし、運営の中でちょっとした修正を依頼しても、多くの時間がかかるケースもあります。
しかし、ホームページを自作すると、スケジュール通りの制作や運営が可能になります。
ホームページ制作や運営の知識が身に付く
ホームページを自作すると、制作や運営の知識が身に付きます。
ホームページ制作の知識なんて利用しないと思われるかもしれませんが、昨今ではインターネットを利用することが当たり前の時代になっています。
そのため、例えば画像編集スキルはSNS運用で役立ちますし、簡単なソースコードをコーディングできれば無料ブログの運営で有効活用することができます。
このように、ホームページの自作は、ホームページ制作や運営の知識が身に付き、その知識はSNSや無料ブログなど、他の媒体で有効活用ができるのです。
ホームページを自作するデメリット
ホームページを自作するデメリットを解説します。
時間と手間がかかる
ホームページ制作には、意外と多くの時間がかかります。
知識のあるホームページ制作会社であったとしても、10ページくらいのホームページを制作するには1ヶ月以上の期間が必要になります。
ホームページを自作する場合は、試行錯誤を繰り返しながら行うことになってしまうので、1年以上かかってしまうこともよくある話です。
1年もかかってしまうと、SEOの仕様やWebデザインの流行りなども大きく変わってしまうので、ホームページを公開してすぐに修正あるいはリニューアルの検討が必要になってしまう可能性もあります。
知識が少ないとクオリティの低いホームページになる
ホームページを自作する最大の問題点は、知識が少ないので低クオリティーなホームページになる可能性が高いという点です。
例えば、ターゲットユーザーの定め方や、ターゲットに対するWebデザインの方向性、SEOの知識など、さまざまなことを考えなくては、ホームページから期待通りの成果を得ることができません。
成果が出ないホームページは、ただインターネットに公開しているだけと言えるので、自己満足のホームページとなってしまう可能性が高いです。
トラブルが発生することがある
ホームページ制作の知識がないデメリットのもう一点がトラブルの発生に繋がる可能性です。
ホームページをインターネットに公開すると、ウイルス感染のリスクがあり、適切なセキュリティ対策を行っていないと、ウイルス感染してしまい、ユーザーをフィッシングサイトに転送されてしまったり、閲覧者がウイルスに感染する可能性まであります。
また、まったく知識がない方だと、同業他社のホームページからテキストや画像をコピー&ペーストして、ホームページに掲載するケースもたまに耳にしますが、競合サイトからテキストや画像をコピーすることは著作権違反になります。
このように知識がない状態でホームページを自作すると、トラブルの原因になる恐れがあります。
ホームページを自作する方法
ホームページを自作する方法を解説します。
1からコーディングを行う
ホームページ制作のスキルがある方であれば、1からコーディングを行うことが可能です。
1からコーディングを行うことができれば、ホームページ制作会社と同様に、理想通りのデザインでホームページを制作することができます。
ただし、ホームページ制作のスキルがない方の場合は、HTMLやCSS、JavaScript、PHPなどのスキルを身に着ける必要があるので、膨大な時間が必要になってしまいます。
WordPressを利用する
ホームページを自作する方法として、おすすめしたいのがWordPressを利用することです。
WordPressを利用する場合には、1からコーディングが必要では?と思われるかもしれませんが、WordPressでは多くのデザインテーマ販売サイトが存在しています。
これらのデザインテーマ販売サイトを利用すれば、WordPressのダウンロードとサーバーにインストールを行い、管理画面からデザインテーマを適応させるだけでホームページが完成します。
最大の魅力は、SEOに強いデザインテーマを選択すると、お客さまにSEOの知識がなくても、狙い通りの成果を実現できるという点です。
実際に、当社のお客さまで、WordPressを使ったホームページを自作し、日々更新することで高いSEO効果を発揮しているお客さまもいます。
ソフトやパッケージを利用する
ホームページビルダーやジンドゥーを利用することで手軽にホームページを自作できます。
WordPressよりもSEO効果は発揮しづらいですが、更新はWordPressよりも簡単に行うことが可能です。
お客さまの中には、ホームページビルダーやジンドゥーなどを使って、高いSEO効果を発揮しているホームページもあるので、成果が絶対に出ないということはありません。
こちらのホームページはリニューアルをしたので、リニューアル前の期間のみの表示としています。
また、ソフトやパッケージの利用をご検討の方は、ホームページ制作パッケージの成功事例のページもあわせてご覧ください。
ホームページを自作するときの注意点
ホームページを自作するときの注意点を解説します。
作り方ごとの適切な知識だけは身に着けよう
ホームページを自作する際には、作り方ごとの適切な知識を身に着けてから制作しましょう。
どの方法でホームページを自作したとしても、まったく知識がない状態では、期待通りのデザインやホームページにすることはできません。
そのため、選択した作り方に対しての知識はしっかりと身に着ける必要があり、インターネットを使って検索をすれば、すぐに適切な回答を得ることができると思います。
クオリティを求めるならプロに依頼
どうしてもクオリティの高いホームページを作りたい場合はプロに依頼しましょう。
ホームページ制作会社であれば、どんなホームページでも作れるということはなく、それぞれの会社で特徴あるサービスを提供していますが、発注前には必ず提案が存在しています。
その提案を聞けば、求めているクオリティと合致したホームページ制作会社に依頼することができるのです。
ホームページを自作すると、どうしてもデザイン性やSEOなど、どこかのポイントで妥協点が必要になってしまうので、妥協しないホームページを作りたい場合は、プロへの依頼が必須です。
ホームページの自作のまとめ
ホームページの自作について解説しました。
予算や納期の関係からホームページを自作したいと考える方は多いと思いますが、その際にはメリットとデメリットが存在していると理解をしてから取り組むようにしましょう。
ホームページの自作ってできるの?とお思いの方の参考になれば幸いです。