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シングルページとは?メリットや制作法、成果を出す方法を解説
シングルページとは、1ページのホームページのことを言います。
シングルページは、コスト削減や納期短縮などのメリットがあるので、低価格・短納期でホームページを制作したい場合におすすめです。
当ページでは、シングルページとは何かや、メリット、制作法、成果を出すための対策法を解説します。
目次
シングルページとは
シングルページとは何かを紹介します。
シングルページとは
シングルページとは、1ページのホームページのことを言います。
通常のホームページは、複数のページで構成されることが一般的ですが、シングルページではすべての情報を1ページに掲載します。
もちろん、単にすべてのコンテンツを1ページに集約させるだけではなく、内容を整理して、過剰に縦に長くならないように注意を払うことによって、ユーザーに読みやすく魅力が伝わるいやすいホームページとすることが大切です。
通常のホームページであれば、訪問者がホームページにあるすべてのページを閲覧してくれることはありませんが、シングルページでは1ページになるので、伝えたい情報をすべて見てもらうことが可能です。
そのため、情報量が極端に多い会社であれば不向きですが、そこまでの情報量はない会社からシングルページは人気のあるホームページ制作法になっています。
ランディングページとの違い
シングルページもランディングページもどちらも縦に長い1ページになっているので、違いが分からないと考える方は多いと思います。
シングルページとランディングページの違いは、シングルページはSEOやSNS、広告など、さまざまな媒体からのアクセスを狙うのに対して、ランディングページは広告からのアクセスだけを狙います。
また、シングルページは検索エンジンからのアクセスも狙うので、インデックスの状態でインターネットに公開しますが、ランディングページはnoindexを設定して検索結果に表示させません。
というのも、ランディングページは、ホームページの内容を整理したコンテンツだけになるので、検索エンジンにインデックスされてしまうと、カニバリゼーションが発生する可能性が高いからです。
これがシングルページとランディングページの違いになっており、コンテンツなどに違いはなく、流入経路の違いで呼び方が異なってきます。
また、ランディングページに興味がある場合は、当サイトのランディングページとは?をご覧ください。
シングルページのメリット
シングルページを制作するメリットを紹介します。
コストを削減できる
ホームページ制作にかかるコストは、ホームページ制作会社の作業時間によって算出されます。
つまりシングルページは作成するページ数が少ないので、ホームページ制作会社の作業時間も一般的なホームページと比べると、大きく削減することができるのです。
具体的な数値はコンテンツ次第になるので、お伝えが難しいですが、一般的に20ページ前後のホームページであれば100万円前後になるのに対して、シングルページは40万円から制作が可能です。
短納期を実現できる
シングルページは、通常のホームページと比べて、短納期を実現しやすいです。
通常のホームページであれば多くのCSSやJavaScriptファイルを作成したり、ファイルごとの記述量も多いのに対して、シングルページでは、CSSやJavaScriptの枚数や記述量が少なくなります。
料金と同様で、ホームページ制作会社の作業量が少なくなるので、当然短納期も実現しやすくなり、当社の事例として、ざっくりではありますが、2ヶ月以内の納品ができています。
訪問者に分かりやすいホームページになる
シングルページは、コンテンツ内容の整理に多くの時間をかけることが一般的なので、通常のホームページよりも要点をまとめたコンテンツを実現しやすくなっています。
シングルページが長くなってしまうと、制作料金が高く、納期も長くなってしまうので、お客さまはできる限り訪問者に要点だけを魅力的に伝えるために、掲載するコンテンツを厳選される傾向が高いです。
そのため、これまでの経験で見ると、お客さまに掲載したいコンテンツをヒアリングすると、当社の想定よりも厳選されていることが多く、本当に訪問者に分かりやすいホームページとなることが多いです。
シングルページの制作法
無料と有料のシングルページの制作法を紹介します。
ペライチを利用【無料】
無料でシングルページを制作したいのであれば、ペライチがおすすめです。
ペライチのホームページには料金表があり、料金表への掲載はありませんが、従来通りのフリープランも残っているので、無料でシングルページを制作することができます。
フリープランは1ページの作成のみになり、複数ページを作成したい場合は有料のプランが必要です。
ペライチの管理画面は、ビジュアルでの更新ができるので、シンプルで操作がしやすく、初めてのホームページ制作の方であっても、スムーズに公開することができます。
ホームページ制作会社に依頼【有料】
ホームページ制作会社にシングルページを依頼することで、企画立案を行ってくれ、見やすく理解がしやすいシングルページを制作してくれるので、効果を最大化することができます。
また、カートシステムの追加や、更新システムの導入など、追加機能にも対応することができるので、理想通りのシングルページを制作することができます。
シングルページで成果を出すための対策法
シングルページは1ページのホームページになるので、成果を出しづらいのではないかと思われるかも知れませんが、決してそのようなことはなく、集客対策を実施することで高い成果を実現することができます。
WordPressを実装してSEOを行う
シングルページにWordPressを実装することで、高いSEO効果を実現することができます。
シングルページとWordPressは、費用対効果が高いので、予算が厳しいお客さまにおすすめです。
具体的には、WordPressでシングルページを制作して、そこにスタッフブログを追加して、公開後はお客さまが定期的に更新業務を行うだけです。
ユーザーに価値あるコンテンツを追加し続けることによって、自然と検索エンジンからの評価が高まっていき、多くのページが上位表示されるようになります。
SNSを運用する
シングルページにスタッフブログを作成しない場合は、XやInstagramなどのSNSを運用しましょう。
SNSで自社の見込み顧客が気になるであろうポイントを投稿することによって、SNSを見たユーザーがシングルページに訪問をしてくれるようになり、多くのコンバージョンを獲得できます。
SNSで魅力的な投稿を行っていたとしても、ホームページがないと、ユーザーは「本当にこの会社は信頼しても良いのか?」と不安に覚える可能性があるので、コンバージョンの取りこぼしが発生します。
そこでシングルページでも良いのでホームページを制作して、そこに会社概要やサービスの詳細を打ち出すことによって、SNSで興味を持ってくれたユーザーを適切に成果に繋げることができるようになります。
独自の宣伝を行う
シングルページの宣伝を自社独自の方法で行うことも効果を発揮します。
例えば、飛び込み営業やFAXDMを行っている会社であればパンフレットにシングルページのURLを掲載したり、展示会に出展することが多い会社であれば名刺にURLを掲載します。
SEOもSNSからのアクセスも狙わないのであれば、自社が見込み顧客に配布する紙媒体などに適切にURLを掲載することで、見込み顧客をシングルページに集客することができます。
効果としては、上記2つと比べると少し弱いですが、まったく効果が出ないわけではないので、少しでも多くの見込み顧客をシングルページに集客するための対策を継続しましょう。
シングルページのまとめ
シングルページとは何かを解説しました。
シングルページは、ホームページに掲載する内容がそれほど多くない会社におすすめで、適切に掲載するコンテンツを厳選して、集客対策を行うことで、高い費用対効果を実現することができます。
シングルページって何?とお思いの方の参考になれば幸いです。