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SNSとは?ソーシャルメディアとの違いやSEOとの関係性、活用法
SNSは、今や生活と切り離せないものになっています。
個人だけではなく会社もSNSを活用することで、より多くの見込み顧客にアプローチすることが可能になり、より高い成果を実現できる可能性があります。
当ページでは、SNSとは何かや、ソーシャルメディアとの違い、SEOとの関係性、種類、成果に繋がる活用法を解説します。
目次
SNSとは
SNSとは、Social Networking Service(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の頭文字を取った略語で、インターネット上のコミュニティサイトのことを言います。
SNSでは、個人や会社がプロフィールを作成して、友人や知人、取引先などと繋がることで、メッセージのやり取りや、写真とビデオの共有、イベントへの招待などを行うことができます。
代表的なSNSには、XやFacebook、Instagram、LinkedInなどがあり、これらのSNSは、個人的なコミュニケーションだけではなく、ビジネスやマーケティング、コミュニティ形成のツールとして広く利用されています。
SNSの普及により、情報の伝達速度が飛躍的に向上し、グローバルなコミュニケーションが容易になったり、興味や関心に応じたコミュニティに参加し、自分の意見や情報を発信することができるようになりました。
SNSとソーシャルメディアの違い
SNSは、ユーザーが他のユーザーとコミュニケーションを取るためのオンラインプラットフォームを指します。
代表的なものには、X(旧Twitter)やFacebook、Instagramなどがあり、主に人々のつながりや交流を目的としています。
一方、ソーシャルメディアは、SNSを含む広い概念で、オンラインでユーザーが情報を共有し、発信するメディア全般を指します。
ブログ、動画共有サイト、掲示板、フォーラムなどもソーシャルメディアの一部です。
ソーシャルメディアの中にSNSが存在すると考えると理解しやすいでしょう。
SNSとSEOの関係性
SNSとSEOには大きな関係性があります。
ソーシャルシグナルの向上
SEOにはソーシャルシグナルと呼ばれる指標があります。
ソーシャルシグナルとは、SNS上で良い評判やホームページへのリンクが掲載されることを言い、ソーシャルシグナルを高めることで、SEO効果を高めることができます。
さらに、ソーシャルシグナルは、MEOにも高い効果を発揮することができるので、より多くの見込み顧客をGoogleから集客できるようになります。
アクセス数が増える
SNSを活用することで、ホームページのアクセス数を高めることが可能です。
GoogleはGoogle Chromeユーザーの行動データをSEOに利用しているので、Google Chromeユーザーのアクセス数が増えれば、SEO効果が発揮が発揮されやすくなります。
特に、新規ページを作成してGoogleが認識してくれるまでは、Googleからのアクセスは間違いなく0になるので、その段階からSNSを活用することで、より早く検索結果に表示されたり、より高い検索順位を獲得することができます。
ユーザー行動の最適化
SNSで、単に自社サイトのURLだけを投稿するのではなく、一般的にそのページの内容をまとめた文章も含めて投稿すると思います。
すなわち、SNSユーザーは、前もってリンクをクリックするかどうかを判断するために、そのまとめられた文章を読んだうえで、ページにアクセスしているので、よほどのことがない限りは、全文を閲覧してくれる可能性が高いです。
先述もした通り、GoogleはGoogle Chromeユーザーの行動データをSEOに利用しているので、全文を読んでもらうことができれば、SEOとして大きな加点になってきます。
主なSNSの種類
ホームページ制作後にお客さまが利用することが多いSNSの種類を紹介します。
X
Xとは何か?については別ページで詳細にお伝えしているので、興味がある方は、Xとは?成果を出す運用法とブログ記事を使った効率的な集客法のページをご覧ください。
Xは、個人・法人問わずに多くの見込み顧客が利用しているSNSになります。
Xとは、2006年にアメリカで創設されたSNSになり、最大140文字になる短いツイート(文章)を投稿することで、情報共有ができるSNSになります。
X最大の魅力は、最大140文字で画像4枚までという点になり、お忙しいWebマスターであったとしても、最大140文字であれば、手軽に運用が可能だと思います。
実際に、当社でもたまにXでツイートしていますが、そこまで大変な労力はかかっていません。
そのため、SNSを始めようと思うけれども、何を利用すれば良いのか分からないという方は、ぜひXを利用してみてはいかがでしょうか。
Facebookは、BtoB企業は多いですが、BtoCやネットショップ運営者が少ないSNSになります。
Facebookは、2004年にマーク・ザッカーバーグらによって設立された世界最大級のSNSです。
Facebookは少し設定方法が難しい特徴が見られ、会社が運用する際には、まずは個人で登録を行い、個人のアカウントでFacebookページと呼ばれる企業アカウントを開設しなくてはなりません。
ただし、運用に慣れてしまえばスムーズに投稿を行うことができ、以下は当社のFacebookページです。
セブンデザインのFacebookはこちら
Facebookの投稿は、文字数制限がないので、しっかりとした文章を書きたいとお考えの方であれば、Facebookがおすすめです。
Instagramは、特にBtoC企業やネットショップにおすすめできるSNSです。
上記は当社のInstagramになっていて、恥ずかしながら投稿はまだ行っておりませんが、制作実績のBtoC企業では高い効果を発揮しています。
Instagramとは、2010年に設立された写真が中心のSNSになっているので、見栄えの良い写真を多数お持ちの会社であれば、高い効果を発揮できる可能性があります。
また、昨今では、Facebookとの連動を手軽に行えるようになったので、InstagramとFacebookの両方を活用することで、シナジー効果が生まれ、より多くの見込み顧客をホームページに集客することができます。
成果に繋がるSNSの活用法
SNSで成果を出すために注意すべきポイントを解説します。
SNS運用を楽しむ
SNSを開設したら、SNS運用を楽しむことに注力しましょう。
仮に、SNSを運用している目的が、ホームページの効果を高めるためであったとしても、SNSを楽しんでいないと、ホームページの効果を高めることができません。
この楽しむというのは、SNSごとに用意されているコミュニティや機能を利用することを指しており、同じ内容に興味がある方とコミュニケーションを行うことで、SNSアカウントは成長していきます。
SNSアカウントが成長していないと、SNSからのDMはもちろん、ホームページの訪問者数やコンバージョン数を高めることができないので、SNSを楽しむという考え方は必須になっていると感じます。
投稿テーマを絞る
SNSで投稿する内容はテーマを絞りましょう。
会社でSNSを運用する際には、ビジネスに関する内容だけに絞ることが一般的で、規模の大きな会社であれば、さらにテーマを細分化するために、複数のSNSアカウントを運用されていたりもします。
テーマを絞る理由は、絞られたテーマの方が、フォロワー数を増やしやすいという魅力があり、フォロワー数が増えることによって、より多くのSNSユーザーに情報を届けることができたり、投稿が拡散される可能性が高まります。
自社サイトへのリンクは最低限で良い
SNSを運用する目的がホームページの訪問者数やSEO効果の向上であったとしても、自社サイトへのリンクは過剰に行わないようにしましょう。
過剰に自社サイトへのリンクを投稿しているSNSアカウントだと、フォロワー数は増えませんし、さらには最悪のケースではミュートされてしまう恐れもあります。
もちろん、自社サイトへリンクを行うことは駄目ではありませんが、過剰に行わないようにして、自社サイトへのリンク数を増やしたいのであれば、他のSNSユーザーが自発的にURLを投稿してくれることを狙いましょう。
ホームページにソーシャルボタンを設置する
SNSを活用するのであれば、ホームページ側にソーシャルボタンを設置しましょう。
ソーシャルボタンを設置することによって、該当のSNSを利用しているユーザーがクリックすると、そのユーザーがSNSでページのURLを拡散してくれるようになります。
SNSからより多くの見込み顧客を集客し、ホームページのSEO効果を高めたいのであれば、ソーシャルボタンの設置は必須と言っても良いでしょう。
SNSのまとめ
SNSについて解説しました。
昨今のホームページでは、SEOに依存するだけではなく、SNSを活用することで、より多くの見込み顧客を集客することができるようになったり、SNSでコンテンツが拡散されると、SEO効果を高めることも可能です。
SNSの利用でお悩みの方の参考になれば幸いです。