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サジェストキーワードとは?使い方や調べ方、SEOの成功事例
せっかくSEOのために新規ページを作成するのであれば、高い検索順位を獲得できるページを作成したいと考えることは一般的です。
その実現には、サジェストキーワードを活用するのが効果的です。
当ページでは、サジェストキーワードとは何かや、使い方、調べ方、SEOの成功事例を紹介します。
目次
サジェストキーワードとは
サジェストキーワードとは、Googleの検索ボックスにキーワードを入力したときに表示される関連性の高いキーワードのことです。
Googleの検索ボックスに調べたいキーワードを入力して、検索結果を表示した後、検索バーをクリックすることで、サジェストキーワードが表示されます。
サジェストキーワードは、ランダムで表示されているわけではなく、以下の要素を基に表示されています。
- 検索ボリューム
- 検索したユーザー数や回数
- サジェストキーワードを含むサイト数
- ユーザーの検索場所や使用言語
- ユーザーの検索履歴
- 最大10キーワードまで
サジェストキーワードを利用することで、ユーザーは関連性の高いキーワードを簡単に見つけられ、検索効率が向上します。
Webマスターにとっては、新規ページを作成する際にサジェストキーワードを確認することで、ユーザーの検索意図に合ったコンテンツを作成し、SEO効果を高めることが可能です。
サジェストキーワードの使い方
サジェストキーワードの使い方を解説します。
ページのテーマを決定する
作成するページで固有のテーマを1つ定めましょう。
このテーマは、【ホームページ制作】などの1つのキーワードでも問題ありませんし、【ホームページ制作 大阪 費用】などの2つ以上のキーワードを利用したフレーズでも問題ありません。
ページで上位表示を狙うキーワードがテーマになります。
ページタイトルを作成する
テーマキーワードを使ったページタイトルを作成しましょう。
上位表示を狙っているキーワードで検索を行い、検索結果ページを見て、もっともユーザーがクリックしたくなるようなページタイトルの作成を行います。
サジェストキーワードを調べる
定めたテーマのサジェストキーワードを調べましょう。
例えば、【ホームページ制作】でサジェストキーワードを調べると、以下のサジェストキーワードがリストアップされます。
これらのキーワードをメモして、自社サイトに反映させるために、次のステップへと進みます。
サジェストキーワードの利用方法を決定する
1ページですべてのサジェストキーワードを利用する必要はありません。
そのページのタイトルやテーマに関連性がないサジェストキーワードは、別ページに作成することが大切になり、SEOにおいてはページタイトルと関係がないコンテンツとがあると、マイナス評価を受けてしまいます。
そのため、最大で10のサジェストキーワードを見たときに、ページタイトルと関連性がないサジェストキーワードは、別ページに作成しなくてはSEO効果を発揮することはできないと理解しましょう。
ページを作成する
調査結果に基づいて、ページを作成しましょう。
サジェストキーワードは、主にhタグになる見出しに利用することが一般的で、ユーザーの検索回数が多いや流行りのキーワードを使った見出しを作成することで、訪問者にとって魅力的なページへと成長させます。
もちろん、単に見出しを最適化するだけでは駄目で、大切なのは、ページ全体の品質になるので、良質を意識したページ作成を徹底しましょう。
不足しているコンテンツの追加
サジェストキーワードにはないけれども、hタグの見出しとして追加すべきキーワードがある場合は、新たに見出しを追加させましょう。
サジェストキーワードはあくまで目安として考えて、ページタイトルに対して詳しいページを作成するために必要な見出しを追加しなければ、期待通りのSEO効果を得ることは難しくなります。
サジェストキーワードの調べ方
無料ツールを使ったサジェストキーワードの調べ方を解説します。
Google検索
Google検索を行い、検索ボックスをクリックすることで、サジェストキーワードが表示されます。
ただし、通常のブラウザだと、自分の検索キーワードが反映されてしまうので、正確なサジェストキーワードを調べることができません。
そのため、必ずシークレットウィンドウでサジェストキーワードを調べましょう。
ラッコキーワード
ラッコキーワードではサジェスト機能が備わっているツールです。
左側の枠に、サジェストを調べたいキーワードを入力して、右側のプルダウンが「サジェスト(Goolge)」になっているかを確認してから「検索」をクリックします。
そうすると検索結果が表示されますが、左の列がサジェストキーワードと、関連性のあるキーワードのサジェストが表示されます。
OMUSUBI(おむすび)
運営企業は不明です。
OMUSUBIは、GoogleやYouTubeやAmazon、Bingなどのサジェストキーワードを抽出し、その結果をマインドマップとして表示してくれるツールです。
これまでさまざまなSEO会社やホームページ制作会社が提案するサジェストキーワードを見てきた限りでは、多くがOMUSUBIから抽出したマインドマップを提案していたので、業者が提供するマインドマップと同じものを確認することが可能です。
キーワードプランナー
Googleが運営するサジェストキーワードツールです。
一般的には、SEOのためのツールではなく、リスティング広告に出稿する際に利用するサジェストツールになっており、キーワードプランナーを利用することで、検索ボリュームや予測データを確認することが可能です。
ただし、提供されている数値データはざっくりしたものになっているので、例えば、キーワードプランナーが示す検索ボリュームから、1位表示されたときのクリック率を考えて、ホームページの訪問者数の計算をしても、ほとんど役に立たない数値になります。
キーワードプランナーは、少し利用法が難しくなっているので、初めてサジェストキーワードを調べる方だと、キーワードプランナーの利用はあまりおすすめできません。
Keyword Tool
香港のKey Tools Limitedとアラブ首長国連邦のEssential Apps LLCが開発したサジェストキーワードツール。
750以上のサジェストに対応しており、GoogleやYouTube、X、Instagramなどに対応しています。
基本的には無料のツールですが、有料プランを申し込むことで、月間の検索回数を提示してくれるので、検索回数もチェックしたいWebマスターであれば有料プランを利用しましょう。
サジェストキーワードを使ったSEOの成功事例
サジェストキーワードを利用してSEOに成功した事例を紹介します。
また、SEOの効果としては、Googleサーチコンソールの結果を紹介します。
ANA・JALの株主優待券を格安で販売するネットショップ
ANA・JALの株主優待券を格安で販売するネットショップでは、Google検索ではなく、ラッコキーワードを利用して、サジェストキーワードを調べ、本文に実装するようにしています。
サジェストキーワードの利用法としては、hタグになる見出しとして利用するのではなく、自然に本文に追加する利用法になります。
飛躍的に高い効果は生み出せていませんが、安定して毎日200人前後の見込み顧客を集客し続けることに成功しています。
渋谷区恵比寿で鍼灸を行う治療院
渋谷区恵比寿で鍼灸を行う治療院では、サジェストキーワードの調査を行ってはいますが、ページのコンテンツ作成の参考にしている程度です。
つまり、サジェストキーワードを見て、ユーザーがどういった内容に興味があるかを把握してから、優れた文章を作成するために、必要であればサジェストキーワードの表現を変更してページを作成しています。
その結果、サジェストキーワードの利用頻度は低いですが、ページのコンテンツの品質は高く、高いSEO効果を実現しています。
こちらのホームページは、1日に440人くらいを集客しているのですが、その凄さはページ数の少なさにあり、当社のSEO実績で見ても、これほど少ないページ数で多くの訪問者を集客できた事例は他にありません。
サジェストキーワードのまとめ
サジェストキーワードを解説しました。
SEOにおいてはユーザーニーズを満たすページを作成しなければ、上位表示を実現することが難しいので、サジェストキーワードの利用は高い効果を生み出せます。
サジェストキーワードって何?とお考えの方の参考になれば幸いです。