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UI・UXとは?メリットやUI・UXを設計する考え方、対策法を解説
ホームページのコンバージョンを高めるには、UI・UXを改善することがおすすめです。
UI・UXは、訪問者が利用しやすく魅力的なホームページとするためのWebデザインなどの考え方になり、UI・UXを改善することで、SEO効果の向上やホームページのコンバージョン率を高めることができます。
当ページでは、UI・UXとは何かや、メリット、設計する考え方、対策法を解説します。
目次
UI・UXとは
UI・UXとは、ホームページの訪問者が扱いやすく魅力的なホームページと感じることができるWebデザインやページ構成、コンテンツの考え方になります。
UI・UXを設計する考え方や対策法を解説する前に、まずはUI・UXとは何かを正確に理解することが重要です。
UIとは
UIとはUser Interface(ユーザーインターフェイス)の頭文字を取った略語になり、あらゆるデバイスで見るホームページのすべてのコンテンツのことを指し、ユーザーの見やすさや使いやすさのことを言います。
つまり、UIはユーザーが感覚的に見やすく使いやすいホームページであると感じる要素が該当し、文章が魅力的で読みやすい、リンクが分かりやすい、メールフォームが使いやすいなどが当たります。
そのため、UIを改善するためには、Webマスターが訪問者目線を追求する以外にはなく、ユーザビリティテスト以外では数値データを収集することができません。
UXとは
UXとは、User Experience(ユーザーエクスペリエンス)の頭文字を取った略語になり、訪問者がストレスなくホームページを閲覧できる経験や体験のことを指します。
つまり、UXは根拠が明確になっているポイントが該当し、ホームページの表示速度が速いや、訪問者のニーズにWebデザインが最適化されているか、スマートフォンへの最適化ができているかなどが該当します。
そのため、UXの改善は、ツールやサービスを利用すれば、数値データを得やすくなっており、UXを改善される際には、改善したい項目の数値データを得てからホームページを修正することで、期待通りにUXが高いホームページへと成長します。
UI・UXに最適化するメリット
UI・UXに最適化することで、SEO効果とコンバージョン率が向上するメリットがあります。
SEOメリット
検索エンジンは、UI・UXの高いホームページにSEO効果を与えています。
昨今の検索エンジンは、UIの高いホームページを高く評価しているように感じ、例えば、コンテンツや内部リンク、画像の利用など、数値ではなく、ユーザーに価値があるかどうかを評価しています。
実際に、数値データに頼ったホームページは、期待通りにSEO効果を出すことができず、すべてのページをユーザー目線で作成することで、自然と検索順位を高めることができるのです。
また、UXの高いホームページと言うのは、表示速度が速いや、スマートフォンに最適化されることなど、高める根拠を数値データとして明確に調べることができる対策を行っていることを言います。
UXに最適化することは、高いSEO効果を発揮することができますが、大半のホームページが実現している内容になっているので、検索順位が上がる事例はあまり多くありません。
ただし、UI・UXの両方に最適化することは重要になっており、どちらにも対応することで、ホームページは期待以上のSEO効果を得ることが可能です。
コンバージョン率が高めるメリット
UI・UXに最適化することで、ホームページのコンバージョン率を高めることが可能です。
その理由は、従来のホームページで言えば、まだホームページを制作していない会社も多くあったので、ユーザーは訪れたホームページで問い合わせや商品購入などのコンバージョンを行うことが一般的でした。
しかし、現在は、100%の会社がホームページを持っていると言っても過言ではなく、さらには複数のホームページを制作する会社まであります。
そのため、ユーザーが使いやすいホームページであることや、より良い経験や体験ができるホームページであるほど、多くの訪問者に選ばれるようになり、高いコンバージョン率を獲得できるようになるのです。
UI・UXを設計する考え方
UI・UXを設計するための考え方を解説します。
UIを設計する考え方
効果的なUIを設計する考え方は、訪問者目線に立つことが大切で、一般的に言われているUIを高める対策法には以下があります。
- ユーザーニーズに最適化した文章作成
- ユーザーにより多くのコンテンツを提供する内部リンクの設置
- ページの上部に戻るボタンを設置
- サイト全体に問い合わせページへのリンクを設置
他にもさまざまな要素があり、Webマスターがホームページの訪問者のことを考えて、UIを設計することで、より魅力的なホームページへと成長します。
また、ホームページ制作前にUIを設計すれば終わりではなく、公開後にはアクセス解析などの分析ツールを利用して、改善に取り組むことが重要です。
UXを設計する考え方
効果的なUXを設計する考え方は、ユーザーがストレスなくホームページを閲覧するための数値データを得ることが大切で、一般的に言われているUX対策には以下があります。
- ユーザーが操作しやすいWebデザインの採用
- ホームページの表示速度を早くする
- ホームページをスマートフォンに対応する
- 404 NOT FOUNDはできる限り減らす
他にもさまざまな要素がありますが、ホームページをユーザー目線とするために必要な情報すべてをピックアップして、数値データを得たうえで検討することが大切です。
また、ホームページ制作時にUXを設計すれば終わりではなく、時代の流れとともにUXの最適化は変化していくので、定期的にUXの見直しを行うことが大切です。
UI・UXを高めるための対策法
具体的にどのようにしてUI・UXを高めていけば良いかを解説します。
UI・UXは密接な関係にあるため、以下の内容を実施することで、UI・UXの両方を高めることが可能です。
各ページでターゲットを明確にする
UI・UXを高めるためには、各ページで明確なターゲットを定めると良いでしょう。
一般的なターゲットの定め方として効果を発揮するのが、ペルソナ設計になりますが、当社ではさらに各ページで固有のSEOキーワードを定めることを推奨しています。
ペルソナ設計は、サイト全体であれば効果を発揮するターゲットの定め方になりますが、ページ単位のターゲット選定には向いていないと感じます。
そのため、ペルソナ設計でサイト全体のターゲットを定めた後、各ページに固有のSEOキーワードを定めることで、ホームページにあるすべてのページでUI・UXを高めることが可能です。
ライバルサイトとの差別化を図る
UI・UXでは、自社サイトだけの話にとどまらず、ライバルサイトも大きな影響を与えます。
インターネットユーザーの課題や悩みは千差万別になっているので、自社の商品やサービスを利用すれば、どのようなメリットを享受できるのかを打ち出すことで、ライバルサイトと明確な差別化を行うことが可能です。
ライバルサイトと差別化することによって、御社独自のコンテンツを作成することが可能になるので、UI・UXの最大化を実現できるようになります。
ホームページをユーザー目線で読み直す
ホームページをユーザー目線で読み直して、訪問者が使いづらいと感じる箇所、あるいは訪問者の経験や体験を損なってしまいそうなコンテンツがある場合は改善しましょう。
多くのコンテンツでUI・UXが低かった場合は、リニューアルが必要ですが、ちょっとしたポイントであれば、ホームページ制作会社に修正依頼を行うだけでも十分です。
また、ホームページをユーザー目線で読み直す以外にも、アクセス解析やヒートマップなどの分析ツールを利用することも効果的なUI・UXの改善方法と言えます。
ページ単位ではなくサイト全体で行う
UI・UXの改善は、1ページだけを改善しても、ホームページの成果を高めることは難しいです。
大切なポイントは、サイト全体でUI・UXを改善し続けることになり、例えば、ヘッダーやフッター、サイドナビを改善して、それから少しずつすべてのページのコンテンツを改善することがおすすめです。
UI・UXのまとめ
ホームページの成果を高めるUI・UXを解説しました。
ホームページのコンバージョンに大きな影響を与えるUI・UXですが、その対策はお客さまだけでは難しいと思うので、ホームページ制作会社のサポートを受けることがおすすめです。
当社では、UI・UXの改善サポートも提供しているので、もし興味があればお気軽にご相談ください。