大阪市でWebサイト作成を行うセブンデザイン 大阪にある成果重視のホームページ制作会社

  • 公開日: 最終更新日:

ページのURLを変更するSEOリスクとは?リスクを減らす方法を解説

ページのURLを変更することはSEOリスクが大きいです。

ページのURLを変更してしまうと、これまでのSEO評価がなくなってしまうので、検索順位が大きく下がってしまい、訪問者数が激減する可能性があります。

当ページでは、URLを変更するとSEOリスクが発生する理由や、多くの会社がURLを変更してしまう理由、URLを変更する際にSEOリスクを減らす方法、URLを変更することでSEO効果が高まるケースを解説します。

ページのURLを変更するSEOリスクとは

ページのURLを変更するSEOリスクとは、Googleからの評価が低下してしまうことです。

これまでページが培ってきたSEO評価が0になる

Googleは、ページの評価を行う際に、URLをベースにしています。

そのため、まったく同じ文章のページを別のURLで作成したとしても、もともとのページが培ってきたSEO評価が0になり、さらには新規ページは0からSEO評価を高めていかなくてはなりません。

また、Googleは公開してからの日数もSEOに影響を与えているので、昔から公開しているページのURLを変更してしまうと、同じSEO効果を得るためには同じ期間が必要になります。

すなわち、URLを変更するだけで、同じ文章のページであったとしてもSEO評価を落としてしまうのです。

サイト全体のSEO評価が落ちる

Googleは、ページ単位でSEO評価を行っている意外にも、サイト全体でのSEO評価も行っています。

すなわち、ページのURLを変更することで、該当ページのSEO評価が0になってしまうので、そのページが高いSEO評価を受けていれば、サイト全体でSEO効果を落とす結果になります。

リンク切れが発生する

ページのURLを変更すると、リンク切れが発生してしまいます。

リンク切れがあると検索エンジンはそのURLを404エラーとして認識します。これにより、ユーザーエクスペリエンスが低下し、結果的にサイト全体のSEO効果が減少する可能性があります。

SEOリスクがあるURLの変更を行う理由

ページのURLを変更すると多くのSEOリスクがあるのですが、それでもなぜ多くの会社ではURLを変更してしまうのかを解説します。

ホームページ制作時にURLの重要性を説明されていない

ホームページ制作時にURLの重要性を説明されていないとURLを変更する可能性が高いです。

当社では、ホームページを制作する前に、URLは後から変更ができないので、時間をかけて検討をして、しっかりと定めて欲しいと提案をしています。

この説明を聞いていないとお客さまは、SEOとURLに大きな関係性があることを知るすべがないので、気楽にURLを変更してしまい、SEOで大きな減点を受けてしまいます。

サイトリニューアルで構造が変わった

サイトリニューアル時に、構造が変わってしまい、URLを変更するケースがあります。

例えば、一般的なURLの定め方は、ブログ記事であれば、https://example/blog/〇〇/というように/blog/を含めたURLにすると思いますが、もともとのホームページがSEOを考えていないと、https://example/〇〇/というブログ記事のURLを定めてしまいます。

SEO効果を考えるのであれば/blog/は必須になり、リスクを取ったとしても、/blog/内にブログ記事のURLを設定することが大切です。

期待通りのSEO効果が出ない

SEOに必死な会社であるほど、ちょくちょくURLを変更するケースも見られます。

例えば、Webマスターが頑張って新規ページを作成したのに、1ヶ月経っても検索順位が上がらない場合、そのページを削除して、新しいURLで同じテーマのページを作成するなどです。

これはまったく意味がない対策になっていて、せっかく1ヶ月間かけて培ってきたSEO評価を0にしているだけなので、同じURLで記事のリライトをしたほうが高いSEO効果を実現することができます。

URLを変更するSEOリスクを減らすために

このようにページのURLを変更することは、SEOリスクでしかないのですが、どうしてもURLを変更しなければならない場合に、Webマスターが知っておくべきポイントを解説します。

URLの変更が必要かをもう一度考える

URLを変更しようと考えた場合に、もう一度URLの変更が必要かを考えましょう。

URLの変更は、SEOリスクが大きなものになっているので、変更しないで良いのであれば、変更せずに同じURLでページのリライトを行ったほうがSEO効果が高くなる可能性があります。

301リダイレクトを行う

検討した結果、どうしてもURLを変更する場合は、関連するページへと301リダイレクトを行いますが、過剰に行うことはSEOリスクを伴うため辞めた方が良いでしょう。

そのSEOリスクとは、関連しないページに301リダイレクトを行ってしまうと、GoogleにSEOスパム行為と判断されてしまい、サイト全体の検索順位を落とされてしまうことです。

つまり、関連ページがあれば行い、なければ404 NOT FOUNDを表示させることが大切です。効果の有無については、最終的にGoogle次第になってくるので、SEOリスクが0になるわけではないと理解しましょう。

URLを変更することでSEO効果が高まるケース

ページのURLを変更することはSEOリスクになるのですが、実はSEO効果が高まるケースもあります。

低品質なページ

もともとのURLのページが低品質と判断されており、検索結果にも出てきていない、あるいは狙ったキーワードで70位以下になっている場合は、そのページのURLを利用するのは辞めましょう。

もともとのURLのページが低品質だった場合、どんなにリライトで良質化をしても、URL自体がGoogleから低品質と判断されているので、期待通りに検索順位が上がるケースは多くありません。

そのため、もともとが低品質なページの場合は、URLの変更とリライトを一緒に行うことで、期待通りのSEO効果を得ることができます。

ただし、過剰にページの削除を行っていしまうと、ユーザーエクスペリエンスの低下から、サイト全体のSEO効果が落とされてしまうので注意が必要です。

SEOスパムを行っているページ

SEOスパムを行っているページの検索順位が下がった場合、URLを変更すれば、再度検索順位が付くと考える方がいますが、それは鼬ごっこです。

一時的には検索順位を高めることができるかもしれませんが、すぐにまたSEOスパムとして100位以下に落とされたり、検索結果から除外されてしまいます。

そのため、SEOスパムを行っているページは、該当ページのリライト原稿を作成してから、新規で異なるURLのページを公開しましょう。

ページのURLを変更するSEOリスクのまとめ

ページのURLを変更するSEOリスクを解説しました。

Googleは、ページのSEO評価を行う際には、URLをベースにして行っているので、URLを変更することはSEOリスクが高すぎると言えます。

海外SEO情報ブログを見ると、Googleのジョン・ミューラー氏は、重要な理由がない限りはURLを変更すべきではないと発言をしています。

ジョン・ミューラー氏曰くURLは変更しない方が良い

URLを変更したいけどSEO的にどうなの?とお悩みの方の参考になれば幸いです。

関連サービス

大阪市でHP制作なら
URLを変更しないための対策を行った大阪のHP制作サービス
大阪のサイト運営サービス
ページのURL変更を行うサイト運営をサポートします
SEOのことならお任せを
ページのURLを変更しようとお考えの方をサポートするSEOサービス
記事一覧に戻る