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Webデザインの言語化とは?言葉で説明できるデザインは効果的
Webデザインを確認するときに、なんとなくの印象で良し悪しを判断している方は多いのではないでしょうか。
なんとなくの印象で作成されたデザインは、ホームページの成果に良い影響をもたらすことが難しく、ホームページ制作会社から提案されたデザイン案は言語化をしてもらうことが大切です。
当ページでは、Webデザインの言語化とは何かや、効果について解説します。
Webデザインの言語化とは
Webデザインの言語化とは、なぜそのデザインにしたのかを言葉で説明することを言います。
例えば、メインカラーを選んだ理由や、なぜそのフォントにしたのか、写真サイズの理由など、デザインパーツごとに言語化することで、Webデザインは理論的なものへと成長します。
Webデザインの言語化を意識をしていないと、ホームページ制作会社は「ターゲットユーザーが女性なので女性っぽいデザインを作成しました」など、あいまいなデザイン提案を行うことがあります。
しかし、女性っぽいデザインというのは、あくまで表面上だけの話になっており、細かく見ていくと女性っぽさがない可能性もあるのです。
さらに、お客さまがデザインを見た時に、「このコンテンツのデザインが違うような気がする」と感じてしまうこともあるでしょう。
そういった場合に、ホームページ制作会社にデザインを言語化をしてもらうことで、意図が明確になるので、お客さまも納得がしやすかったり、訪問者がコンバージョンを行ってくれる可能性が高くなるのです。
Webデザインは、アートではなく商業デザインになるので、ぱっと見の良し悪しではなく、成果に繋がるデザインとしなくてはなりません。
成果に繋がるデザインとするためには、言語化が必須になり、言語化を意識して作成されたデザインであれば、ホームページの成果に良い影響を与えることが可能になります。
言語化したWebデザインの効果
言語化したWebデザインは、以下の効果を生み出します。
期待通りのWebデザインを作成できる
Webデザインを言語化することによって、期待通りのデザインを作成することができます。
例えば、言語化されていないデザインを確認すると、お客さまは何となく見栄えで判断をしてしまい、漠然と「このコンテンツがイメージと違う」などとホームページ制作会社に伝え、デザイン修正が行われます。
しかし、デザイン修正を行ったとしても、お客さまのイメージに合ったデザインになる可能性は低く、最終的にはお客さまが妥協をしてWebデザインを決定しなくてはなりません。
しかし、言語化されたWebデザインであれば、漠然としたイメージではなく、具体的なデザインの目的から修正依頼が行えるので、少ない修正回数で、お客さまの期待に応えるデザイン案を作成することが可能になります。
コンバージョン率が上がる
言語化されたWebデザインは、コンバージョン率を高める効果があります。
ホームページを制作した目的を達成できるデザインを作成するには、細部まで目的を達成することを考えることが大切になっており、デザイン全体を成果をベースにした言語化が行える必要があります。
ホームページの目的を達成するために作成したデザインと、何となく見栄えが良いデザインを作成した場合では、コンバージョン率は大きく変わってきます。
Webデザイン作成時には言語化と印象を意識しよう
Webデザインを作成する際には、言語化だけではなく、印象も含めた検討が大切です。
印象だけでは成果を出すことはできませんし、言語化だけだと言語化を行っている他のホームページと似たデザインになってしまいます。
そのため、デザインを作成する際には、まずは言語化を行い、そのうえで印象を踏まえた改善を行うことが重要になります。
Webデザイン言語化のまとめ
Webデザインの言語化について紹介しました。
言語化を行ったデザインは、ホームページの成果に良い影響を与えるので、仮にホームページ制作会社が言語化を行っていない場合でも、お客さま自身で言語化を行い、ホームページ制作会社に提案しましょう。
Webデザインを作成中の方の参考になれば幸いです。