大阪市でWebサイト作成を行うセブンデザイン 大阪にある成果重視のホームページ制作会社

  • 公開日: 最終更新日:

Webマーケティングとは?施策の種類や進め方、成功事例を紹介

Webマーケティングを実施することで、ホームページの成果はより高くなります。

多くのWebマスターにWebマーケティングについて紹介すると、「Webマーケティングって何?」と思われる方が多いですが、WebマーケティングはSEOやSNS運用、広告出稿などの総称のことを言い、そこまで難しい内容にはなっていません。

当ページでは、Webマーケティングとは何かや、重要な理由、施策の種類、効果測定の行い方、進め方、成功事例を紹介します。

Webマーケティングとは

Webマーケティングとは

Webマーケティングとは、ホームページを使ったマーケティング手法のことを言い、マーケティングやデジタルマーケティングの中の小さな一括りのことを言います。

一般的に、マーケティングやデジタルマーケティングでは、ブランディングを目的にした対策が行われますが、WebマーケティングではWebブランディングも含まれてはいますが、主にホームページのコンバージョンが重視される傾向があります。

そのため、Webマーケティングの対策法は、成果を起点にしているので、SEOやオウンドメディアの運営、Web広告、メールマーケティングなどが挙げられます。

Webマーケティングが重要な理由

なぜWebマーケティングが重要になるのかの理由を解説します。

インターネットの利用が当たり前の時代になった

今や、多くのユーザーがインターネットを使って、情報収集を行う時代になり、会社が商品やサービスを紹介する方法として、ホームページを制作することが不可欠になりました。

Webマーケティングは、コンバージョン数を高めることが基本的な対策法になるので、見込み顧客に対して適切なアプローチをするためにも、Webマーケティングは重要と言えます。

消費者の購買行動はAIDMAからAISCEASへ

従来の消費者の購買行動はAIDMAと言われていました。

AIDMAの法則は、見込み顧客がインターネットを利用しない想定の消費者の購買行動になり、現在ではあまり役に立たない概念になっています。

そこで出てきたのが、インターネットを利用した消費者の購買行動である、Googleが提唱するZMOTAISCEASの法則になり、どちらもインターネットを利用した消費者の購買行動になります。

すなわち、会社がホームページを利用していないと、消費者の購買行動の中に、御社が候補として入ってこないことを意味し、さらに闇雲にホームページを公開するだけではなく、Webマーケティングを活用することで、適切に見込み顧客に対してアプローチすることができるのです。

低予算でも成果を出せる

Webマーケティングの各種施策は、オンラインで実施されるので、低予算でも成果を出すことが可能です。

つまり、ウェブ予算が少ない会社や個人店であったとしても、Webマーケティングを実施することで、高い売上を実現できる可能性があります。

もちろん、闇雲にWebマーケティングを実施していても効果を発揮できませんが、見込み顧客を考えたWebマーケティングの実施を行えば、高い成果を実現することができます。

Webマーケティング施策の種類

Webマーケティング施策の種類を解説します。

ホームページの制作・運営

商品やサービスの紹介を行い、見込み顧客が購入や問い合わせができるホームページ制作と運営を行います。

ホームページ制作と運営では以下のポイントを意識します。

  • ドメインとサーバーの管理
  • ホームページのコンテンツの追加や変更
  • ホームページの効果分析と改善
  • 問い合わせや購入に対する対応

ホームページの制作や運営は、自社が打ち出したい内容もですが、訪問者のことを考えて、訪問者が「訪れて良かった!また訪問したい!」と思えるようなホームページへと成長させることが大切です。

SEO

検索エンジンで上位表示を狙う対策をSEOと言います。

SEOにおいて大切なのは良質なページ作成になっており、検索キーワードに対して、適切なアンサーになるページを作成することで、上位表示を実現することができます。

ただ、SEOは効果が出るまでに最短で4ヶ月と言われており、短期間では成果を出すことができず、良質な運営を継続できる仕組みを構築することが大切です。

Web広告

検索エンジンの検索結果や、他のホームページに広告を出稿することをWeb広告と言います。

Web広告は、他の集客対策と比べると短期間で成果を出せる魅力があるので、予算に余裕がある会社であれば取り組みたい対策の1つと言えます。

Web広告には以下のような種類があります。

リスティング広告 検索エンジンの検索結果にテキストで表示される広告
ディスプレイ広告 ホームページやアプリの広告枠に画像などとともに表示される広告
SNS広告 XやInstagramなどのSNS内に表示される広告
動画広告 YouTube内の動画で配信される広告
リターゲティング広告 ユーザーが過去にどんなホームページを閲覧しているのかで表示される広告

SNSマーケティング

SNSマーケティングは、ソーシャルメディアマーケティングとも言います。

XやInstagram、FacebookなどのSNSは、拡散力が高く、拡散力の高さを活かすことで、多くの見込み顧客に商品の認知や販促、ブランド力の向上を実現することができます。

SNSは、ホームページとは異なり、会社と見込み顧客、あるいは顧客がコミュニケーションを取れるというメリットが大きく、今やホームページの集客とコンバージョン数の向上には必須と言っても過言ではありません。

SNSについて詳しくはSNSとは?のページをご覧ください。

動画マーケティング

YouTubeなどに動画を公開して、自社やサービス、商品に関する情報配信を行います。

ホームページではテキストと画像が中心になりますが、動画を利用することで、見込み顧客の視覚に訴えることができるので、高いコンバージョン率を獲得できる可能性があります。

ただ、動画マーケティングでは、動画の制作に多くの予算が必要になっているので、自社の状況に合わせて利用すべきかどうかを判断しなくてはなりません。

コンテンツマーケティング

自社サイトやオウンドメディアを利用して、定期的にコンテンツを配信します。

コンテンツマーケティングでは、単に問い合わせや商品販売だけを狙うのではなく、自社の信頼性の向上やファンの獲得なども狙うことによって、より高い成果を実現することが可能です。

メールマーケティング

メールを利用して見込み顧客に情報配信を行います。

メールマーケティングの手法として有名なのが、メルマガになり、自社の商品やサービスに興味がある方に対して、適切に情報配信を行うことで、高い成果を実現することができます。

また、メルマガでは、1回の配信で同じニーズを持つ方すべてに送信することができるので、そこまで多くの運営時間が必要ないという点も魅力です。

メルマガについて詳しくは、メルマガとは?のページからご覧ください。

Webマーケティングの効果測定法

Webマーケティングは1度実施すれば終わりではなく効果測定を行わなくてはなりません。

効果測定の方法は、無料であれば、アクセス解析GoogleアナリティクスやSEO分析のGoogleサーチコンソール、ヒートマップのClarityなどがありますが、もちろん有料サービスを利用しても問題ありません。

アクセス解析を利用して、集客力として成果が出ていないポイントや、ホームページが抱える問題点を改善することで、Webマーケティングの効果が高まり、コンバージョン数を高めることができます。

Webマーケティングの進め方

Webマーケティングの進め方を解説します。

Webマーケティングの目標を定める

Webマーケティングを実施して、どんな成果を得たいのかの目標を定めましょう。

Webマーケティングは先述した通りさまざまな施策が求められるので、漠然とホームページのコンバージョン数を増やすと定めるのではなく、以下の2つのポイントに分けて目標を定めることがおすすめです。

  • ホームページの集客力を高める
  • ホームページのコンバージョン率を高める

自社サイトにとって集客とコンバージョン率のどちらを高めるかを検討してから、明確なゴールを定めることで、Webマーケティングをスムーズに行うことが可能です。

ペルソナを設計する

ホームページのターゲットを定めましょう。

ホームページのターゲットを定める方法は、ペルソナ設計を行うことがおすすめで、具体的なペルソナを定めることで、コンテンツが大幅に変わってきます。

具体的なペルソナ設計とは、年齢や職業、家族構成、住んでいる地域、困っていることなどになり、見込み顧客になりそうな架空の人物を定めて、その方に向けたコンテンツ作成を行うことで、高い成果を実現することが可能です。

カスタマージャーニーを設定する

カスタマージャーニーとは、見込み顧客が商品を購入して利用するまでにどんな経緯をたどるのかを示したマップのことを言います。

適切なカスタマージャーニーを設定することで、コンテンツや内部リンクの在り方などを最適化することができるので、より高いコンバージョン率を獲得することが可能です。

施策内容の検討と選定

Webマーケティングの目標に対して、どんな対策を実施するかの検討と、検討した対策の選定を行いましょう。

集客力を高めたいのであればSEOや広告出稿などがあり、コンバージョン率を高めたいのであればアクセス解析を使用したコンテンツの改善があります。

自社がWebマーケティングで実現したい内容の対策法を思いつく限りリストアップしていき、その後自社の状況に合わせた取捨選択を行うことで、効果的なWebマーケティングが実施できます。

KPIとKGIを設定

KPIとKGIとは、KPIが途中経過での目標、KGIが最終目標になります。

Webマーケティングにおいて、KPIとKGIを定めることは必須となっており、その理由は具体的な数値データとして定めることで、Webマーケティングが成功する可能性が高くなるからです。

闇雲なホームページ運営にならないためにも、具体的な数値として、KPIとKGIを定め、KPIを達成し続けていることで、コンバージョン数になるKGIを達成することが可能になります。

施策の実施

KPIとKGIを設定したら、施策の実施を行います。

施策を実施する際には、作業を行うことが目的ではなく、コンバージョン数を増やすことが目的であると再認識して、良質を意識したホームページ運営を行いましょう。

集計を行う

Webマーケティングを実施したら、必ず集計を行う必要があります。

例えば、SEO効果を高めるための対策を行っているのであれば、検索エンジンからの訪問者数や検索順位の確認が必須です。

また、コンバージョン率を高めたいのであれば、Googleアナリティクスなどのアクセス解析を利用して、毎月数値データがどれくらい良くなったのかを確認しなくてはなりません。

集計を行わないWebマーケティングは、闇雲なホームページ運営と変わらないので、必ず集計を実施するようにしましょう。

PDCAによる課題の抽出と改善

集計を行ったら、ホームページが抱える問題点の抽出と改善を行います。

「Webマーケティングの実施→集計→改善→Webマーケティングの実施・・・・」という流れをPDCAサイクルに基づくことで、ホームページの成果は高くなります。

PDCAサイクルを計画通りに回し続けるには、スケジュールの策定が重要になり、自社にとって無理のないスケジュールを策定して、適切に継続することで、KPIやKGIは期待通りの数値に成長するでしょう。

Webマーケティングの成功事例

当社の経験からWebマーケティングの成功事例を紹介します。

ネットショップの売上が倍増

ネットショップにWebマーケティングを実施した事例です。

そちらのネットショップは、ネットショップを公開した当初から高いSEO効果を実現していて、多くの売上を上げることに成功しました。

しかし、高いSEO効果をさらに高くすることができず、半年くらいの間、売上も訪問者数も伸び悩みが発生してしまいました。

そこで、アクセス解析を確認したうえで、以下の対策を行いました。

  • 会員登録者を増やす対策
  • メルマガの配信
  • マイページの充実

この対策によって、高い成果を生み出すことができており、訪問者数は変わりませんが、会員登録者数が150%に、法人からの会員登録者数が300%増加、売上も200%にまで上昇させることができています。

ネットショップがWebマーケティングで成功した事例

上記は、WordPressのプラグインのWelcartに表示される売上になっており、8月は閑散期であるにもかかわらず、昨年は2,000万円以上の売上を実現しています。

現在では、ホームページの集客対策ではなく、ユーザーが扱いやすいホームページを目指すために、定期的にGoogleアナリティクスを確認して、改善に取り組んでいます。

複数の集客対策で来店数が倍増

鍼灸院のホームページにWebマーケティングを実施した事例です。

ある鍼灸院からの相談で、とにかく訪問者数を増やすための対策をサポートして欲しいと相談を受けました。

訪問者数を増やす対策として、提案したのが、SEOとSNS運用、Googleビジネスプロフィール運用、YouTubeの公開になります。

SEOでは、むやみにページを増やすのではなく、Googleサーチコンソールを利用して、公開したページの検索順位などを見ながら、コンテンツの調整を提案しました。

新規ページ作成とリライトの割合は、1対9くらいになっています。

また、SNSとGoogleビジネスプロフィールの運用では、SNSのライバルアカウントを確認して、どのような投稿を行えば、見込み顧客が反応してくれているのかを調査し、最適な運用法を提案しています。

さらに、SNSとGoogleビジネスプロフィールの運用は、MEO対策で重要なポイントになるので、それぞれで毎日1投稿以上を行ってもらうようにしています。

その結果、50ページほどのホームページではりますが、Googleアナリティクスを見ると、1日の訪問者数が500人、また鍼灸院への予約が1日に4本もあるという状況になっています。

もともとはアクセス数も予約件数もほとんどなかったので、Webマーケティングを実施してもらって良かったとお喜びをいただいています。

Webマーケティングのまとめ

Webマーケティングについて解説しました。

ホームページのコンバージョン数を増やすためには、具体的に目標を立てた適切なWebマーケティングの実施が不可欠です。

Webマーケティングって何?と思いの方の参考になれば幸いです。

関連ページ

Webコンサルティングとは
Webマーケティングを駆使したWebコンサルティングとは
Googleサーチコンソールとは
Google SEOの効果を高めるためにはGoogleサーチコンソールが必須
Bingウェブマスターツールとは
Bing SEOの効果を高めるためにはBingウェブマスターツールが必須
Googleアナリティクスとは
WebマーケティングならGoogleアナリティクスが必須
大阪のホームページ制作会社
Webマーケティングを駆使した大阪のホームページ制作会社
記事一覧に戻る