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Webユーザビリティとは?ホームページ制作における重要性や対策法

Webユーザビリティとは、簡単に言うと、ホームページの使いやすさのことを言います。

しかし、Webユーザビリティというのは、一言で言い表せるくらい簡単なものではなく、さまざまな解釈ができる定義が多くあるので、日本語で表現することが難しい言葉になります。

当ページでは、Webユーザビリティとは何かや、意味が近い言葉、ホームページ制作における重要性、対策法を解説します。

Webユーザビリティとは

Webユーザビリティとは、簡単にいうとホームページの使いやすさのことを言います。

昨今では、ライバルサイトが多く存在しているので、Webユーザビリティの高いホームページでなければ、コンバージョンを獲得することができません。

Webユーザビリティ自体には定義が存在していませんが、ユーザビリティには存在しており、Webユーザビリティを高めたいとお考えであれば、一読だけはしておいた方が良いでしょう。

ISOの定義

ISOでは、ユーザビリティを以下のように定義しています。

特定のユーザーが特定の利用状況において、システムや製品、サービスを利用する際に、効果、効率及び満足を伴って特定の目標を達成する度合い。

すなわち、ユーザビリティとは、誰が、どんな状況で、何を行いたいのかを定めたうえで、システムや製品、サービスを開発しなくてはならないと言い換えることができます。

ヤコブ・ニールセンの定義

ヤコブ・ニールセンは、デンマーク出身のアメリカの工学博士で、ユーザビリティの第一人者です。

ヤコブ・ニールセンは、1999年に出版された著書「Designing Web Usability: The Practice of Simplicity」の中で以下のユーザビリティの10原則を提唱しました。

システムの状態を可視化する ユーザーがどのような状態にあるのかを明確に示す
現実世界とシステムを一致させる ユーザーが理解しやすい言語やデザインを採用する
ユーザーに操作の主導権と自由度を与える ユーザーが操作を誤った場合にすぐに元の状態に戻れるようにする
一貫性と標準化を保持する 社会全体で一貫性のあるデザインや用語を利用する
エラーを予防する ユーザーがエラーを引き起こす可能性を防ぐ
記憶しなくても、見て理解できるデザインにする 直感的に操作ができるようにする
柔軟性と効率性を持たせる 初心者から上級者まで誰でも使いやすいようにする
最小限で美しいデザインを施す 必要がない要素を利用しない
ユーザーによるエラー認識、診断、回復をサポートする エラーが発生した場合に原因と対処法を示す
システムのヘルプとマニュアルを用意する 必要な情報やサポートにアクセスしやすくする

当たり前の内容ではありますが、しかし非常に難しく、ユーザビリティを高めたいとお考えの方は、まずは理解だけはしておくことが大切です。

Webユーザビリティに意味が近い言葉

Webユーザビリティと意味が近い言葉を紹介します。

Webアクセシビリティ

Webアクセシビリティとは、誰でもホームページにアクセスしやすいことを言います。

つまり、Webユーザビリティは特定の人物に対して使い勝手が良いことを指しているので、全体か特定かの違いになると理解しましょう。

UI・UX

UIとは、ユーザーとホームページの接点のことを指しており、つまりWebブラウザに表示されているコンテンツことを指しています。

UIとWebユーザビリティの違いとしては、UIはコンテンツそのもののことを指しており、Webユーザビリティはコンテンツの使いやすさのことを指しています。

次に、UXとは、ユーザー体験のことを言い、ホームページの表示速度が速くなったや、コンテンツが見やすいなどのことを指しています。

つまりWebユーザビリティの高いホームページであれば、自然とUXにも最適化させることができるのです。

現在のホームページでコンバージョンを獲得するには、UI・UXの最適化が必須と言われているので、当ページをご覧の方は、あわせてUI・UXとは?のページもご確認ください。

ホームページ制作におけるWebユーザビリティの重要性

ホームページ制作において、Webユーザビリティを高めることは重要です。

Webユーザビリティが低いと、見込み顧客に対して適切なアプローチを行うことができないので、訪問者がホームページを閲覧することをストレスに感じてしまい、離脱してしまう可能性があります。

離脱をした訪問者は、ライバルサイトでコンバージョンを行ってしまうので、御社のホームページに戻ってきてくれることはなくなるでしょう。

つまり、Webユーザビリティの向上は、ホームページのコンバージョンを高めるためには必須と言えるのです。

Webユーザビリティを高めるためには、先述した通り、WebアクセシビリティやUI・UXを向上させることが重要になっており、適切な対応を行うことで、Webユーザビリティは高まり、期待以上のコンバージョンを獲得することが可能です。

Webユーザビリティを高める対策法

Webユーザビリティを高める対策法を解説します。

一般的なWebユーザビリティ施策を行う

Webユーザビリティを高めるには、一般的に言われているWebユーザビリティを高める対策法を行いましょう。

例えば、リンクがクリックしやすいや、初めてホームページに訪れた方でも意味が分かるアイコンを使う、訪問者が目的のページまでに必要なリンクのクリック回数を減らすなど、ユーザーにとって便利と思える対策を網羅的に行いましょう。

一般的に多くのWebマスターでは、ユーザー目線を追及しているので、Webマスターが考えるユーザーのための対策を網羅することで、Webユーザビリティが高いホームページとすることができます。

アクセス解析でユーザーの動きを見る

Webユーザビリティを意識したホームページを制作した後、Webマスターの感覚でWebユーザビリティを改善することはおすすめできません。

そこで大切になるのが、Googleアナリティクスなどのアクセス解析になり、アクセス解析を利用することで、訪問者が迷っているや、訪問者の意図と異なるコンテンツを数値データとして発見することができます。

訪問者の意図と異なるコンテンツを発見することができれば、そのコンテンツをユーザーのために改善することによって、Webユーザビリティを高めることが可能になります。

ヒートマップで具体的な動きを見る

アクセス解析ツールは、URL単位での数値データしか提供をしてくれないので、Web業界の会社であれば使うことができますが、お客さまの場合は少し難しいかも知れません。

そこで、Microsoft Clarityなどのヒートマップを利用すれば、ブラウザで表示したホームページの状態で、分析結果を確認することができます。

当サイトのヒートマップの結果

このように、パソコンとスマートフォン、タブレットでユーザーがどこをクリックしているのかを把握することができるので、ユーザーが誤操作している箇所の改善や、リンクの位置や先ページを調整して、サイト全体をWebユーザーニーズに最適化することができます。

ユーザビリティテストを行う

Webユーザビリティを向上させるためには、Webマスターやホームページ制作会社が検討するだけではなく、実際の見込み顧客に対して、Webユーザビリティを確認してもらうことができるユーザビリティテストも効果を発揮します。

ユーザビリティテストを行うことで、見込み顧客がホームページをチェックして、会社が定めた形式に則ってホームページの使いやすさを調査してくれます。

ただし、ユーザビリティテストは、決して安いサービスではないので、簡易型のユーザビリティテストを実施するか、アクセス解析やヒートマップを使ったWebユーザビリティの改善に取り組みましょう。

Webユーザビリティのまとめ

Webユーザビリティを解説しました。

Webユーザビリティを高めれば、ホームページのコンバージョン率を最大化させることができたり、また昨今のGoogleはWebユーザビリティの高いホームページを高く評価しているのでSEO効果を高めることもできます。

Webユーザビリティのもう少し具体的な事例を知りたい方は、トライベック株式会社が提供しているWebユーザビリティランキングを確認すると具体的な事例を知ることができます。

Webユーザビリティって何?とお思いの方の参考になれば幸いです。

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