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お客様視点!WordPressのサイトヘルスステータスの確認法
先日、あるお客様から「WordPressのサイトヘルスステータスとは何か?」と質問をいただきました。サイトヘルスステータスを確認することで、ホームページの安全性を高めることが可能です。ただし、頻繁な確認は必要ありませんが、当ページで紹介するタイミングで確認することをおすすめします。
このページでは、「お客様はどのタイミングでサイトヘルスステータスを確認すべきか」、そして「確認すべき具体的な項目」について解説します。
目次
お客様はいつサイトヘルスステータスを確認すべきか
お客様がWordPressのサイトヘルスステータスを確認すべきタイミングは次の2つです。
ホームページを公開して半月が経過したら
ホームページの公開直後は、初期設定やプラグインの調整が必要になる場合があります。公開から約2週間が経過した段階で、サイトヘルスステータスを確認し、適切に設定されているかを見直すことが重要です。これにより、ホームページのパフォーマンスやセキュリティが早期に整えられます。
一般的に、公開直後のホームページでは大きな問題が発生しにくいですが、制作会社に完全な状態で納品してもらうためにも、早期の段階で修正を依頼することが望ましいでしょう。
3ヶ月に1度
ホームページを運営している間も、定期的なサイトヘルスステータスの確認が必要です。
当社がおすすめするタイミングは、3ヶ月ごとのチェックです。このタイミングで、WordPressやプラグインなどのバージョンアップが必要かどうかを確認し、適切な対応を行うことで、ホームページの安定性と安全性を維持できます。
お客様が注目すべきサイトヘルスステータスの項目
お客様が確認すべきWordPressのサイトヘルスステータスの項目について解説します。これらの項目を適切に管理することで、ホームページの安定性や安全性を確保できます。
サイトヘルスステータスについて、より詳しい情報は、「WordPressのサイトヘルスとは?」のページで解説していますので、興味があればご確認ください。
WordPressの更新が可能
WordPress本体の更新は、サイト全体の機能やパフォーマンスを改善する最も重要なステップです。
更新を怠ると、新しい機能が利用できなくなるだけでなく、脆弱性が残る可能性もあります。最新バージョンへのアップグレードにより、より強力なセキュリティ対策が講じられ、操作性や速度の向上も期待できます。
更新可能なプラグインがあります
プラグインの更新は、ホームページに新しい機能を追加したり、セキュリティの脆弱性を修正するために必要です。更新しないままでいると、ホームページが攻撃されやすくなる可能性があります。
定期的にプラグインの更新状況をチェックし、常に最新バージョンに保つことが、ホームページの安全性とパフォーマンスの維持につながります。
停止中のプラグインを削除してください
停止中のプラグインも、セキュリティリスクを高める原因となる可能性があります。プラグインが使用されていなくても、サイト内にそのコードが残っている限り、脆弱性を突かれるリスクが存在します。特に、更新していないプラグインは、攻撃の対象になりやすいため、注意が必要です。
不要なプラグインを削除することで、ホームページの動作が軽快になり、同時に潜在的なセキュリティリスクも軽減されます。常に必要なプラグインのみを有効化し、不要なものは速やかに削除することがおすすめです。
更新可能なテーマがあります
テーマの更新は、デザインの整合性を保つだけでなく、コードの最適化によってページの読み込み速度を向上させる効果があります。
古いテーマを使用し続けると、セキュリティホールが生じる可能性が高まり、サイト全体の脆弱性を引き起こすリスクがあります。テーマを最新バージョンに更新することで、セキュリティの強化やバグの修正が行われ、より安定したサイト運営が可能になります。
停止中のテーマを削除してください
使用されていないテーマは、潜在的なセキュリティリスクの一つです。
停止中のテーマが更新されていない場合、脆弱性が残る可能性があり、悪意のある第三者による攻撃の対象になるリスクがあります。不要なテーマは削除し、必要最低限のテーマのみを保持することが推奨されます。これにより、ホームページの安全性が向上します。
サイトが古いバージョンのPHPを実行しています
PHPは、WordPressの基盤となるプログラミング言語であり、ホームページの動作を支える重要な要素です。PHPを最新バージョンに更新することで、ホームページの高速化やセキュリティの向上が見込めます。
古いバージョンのPHPを使用していると、最新のWordPressやプラグインが正常に動作しない場合があり、ホームページのパフォーマンスに悪影響を及ぼすことがあります。セキュリティリスクも増大するため、ホームページ制作会社に相談し、PHPを最新のバージョンに更新することをおすすめします。
古いデータベースサーバー
データベースは、WordPressのコンテンツ管理に必要不可欠な部分です。
古いバージョンのデータベースでは、データ処理の遅延やセキュリティの弱点が生じる可能性があります。最新のデータベースを使用することで、読み込み速度が向上し、より安全なデータ管理が可能になります。必要に応じて、ホームページ制作会社にアップグレードを依頼しましょう。
お客様視点のサイトヘルスステータスのまとめ
WordPressのサイトヘルスステータスは、お客様がホームページの安全性と安定性を確保するうえで、非常に重要な指標です。
頻繁に確認する必要はありませんが、適切なタイミングでのチェックと、必要な更新を行うことで、ホームページのパフォーマンスを最適に保つことができます。特に、WordPressやテーマ、プラグインの更新、PHPのバージョン管理などは、ホームページの運営において欠かせない要素です。
これらの項目を定期的に確認することで、より安全で効果的なサイト運営が実現できます。サイトヘルスステータスのチェックは、ホームページを守るための重要なステップですので、定期的な確認を心がけましょう。