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WordPressの操作マニュアル!基本的な更新法を解説
昨今では、WordPressの操作マニュアルを用意する機会が減少しています。
その理由は、WordPressが更新しやすいシステムであることに加え、SNSの普及により、多くの方がオンライン操作に慣れているためです。
しかし、SNSに慣れていない方や、WordPressの操作に不安を感じる方もいらっしゃるかと思います。そこで、本記事では、当社が過去に提供していたマニュアルをもとに、WordPressの基本的な更新方法を紹介します。
当ページでは、WordPressの操作マニュアルとは何か、更新法には2種類があるという点、よくあるマニュアルについて解説します。
目次
WordPressの操作マニュアルとは
WordPressの操作マニュアルは、更新作業をスムーズに行うためのガイドです。
近年、WordPressの管理画面は操作しやすくなり、オンライン操作に慣れた方も増えたため、マニュアルを用意するケースは減少しています。
しかし、操作マニュアルがあることで、お客さまは安心感が得られることも事実です。ただし、WordPressの操作は、ホームページごとに異なるため、テンプレート化が難しく、通常は有料で提供されています。
さらに、WordPressのバージョンアップで管理画面のレイアウトが変わる場合もあるため、マニュアルは定期的な更新が必要です。
そのため、当ページでは具体的な操作方法ではなく、一般的な更新方法のみを紹介します。詳細な操作手順については、ホームページを制作した会社にお問い合わせください。
WordPressの更新法には2種類ある
WordPressの更新方法には固定ページと投稿の2つの種類があります。
固定ページ
固定ページは、ホームページ制作時にWordPressで作成されるページで、ブログのように時系列で新しいページが次々と追加されるディレクトリは含まれません。
たとえば、会社概要ページは「/com/」といったURLで作成され、作成後は管理画面から「/com/〇〇/」のような新しいページを自由に増やすことはできません。また、ブログの投稿のように新しい固定ページを公開しても、リンクが自動生成されることはなく、手動で内部リンクを設定する必要があります。
固定ページには、以下のようなコンテンツが該当することが多いです。
- トップページ
- 料金表
- 会社概要
- 問い合わせ
- プライバシーポリシー
固定ページは一般的にホームページ制作時に必要なページとして作成され、サイト内の重要な情報を提供する役割を果たします。
投稿
投稿は、WordPressの管理画面から新しいページを作成できる形式であり、時系列でコンテンツが追加できるディレクトリです。
たとえば、ブログの記事詳細ページは「/blog/〇〇/」といったURLで生成され、お客さま自身で自由に新規ページを作成することができます。投稿を使ったページは、公開すると自動的に内部リンクが設定されます。また、カテゴリやタグを使ってページを整理することも可能です。
投稿には、以下のようなコンテンツが該当することが多いです。
- サービス案内
- 実績や事例
- ブログ記事
投稿は、ホームページ制作時に初期設定を行うことで、運営中に管理画面から自由に新規ページを公開することが可能です。
よくあるWordPressの操作マニュアル
WordPressの操作マニュアルによく掲載される内容を解説します。
管理画面で更新したいページの見つけ方
ホームページで更新したいページが管理画面のどこを触れば良いかの見つけ方を解説します。
左ナビゲーションを確認して、該当するコンテンツがある場合は、リンクボタンをクリックすることで、該当ページの編集画面を見つけることができます。また、左ナビゲーションにない場合は、「固定ページ」に含まれている可能性が高いです。
左ナビゲーションにもなく、固定ページにもない場合は、テーマファイルエディタに含まれているので、そこから更新することが可能です。
テーマファイルエディタは、ホームページの根幹にかかわる箇所になるので、できる限りお客さまではなく、ホームページ制作会社に相談するようにしましょう。
画像のアップロード方法
記事を作成する際に、画像を利用したい場合は、編集画面にアクセスして「メディアを追加」をクリックすれば、アップロードと貼り付けが行えます。
アップロード後には、必ず代替テキストを入力しましょう。代替テキストは、alt属性の文章が挿入されるので、アクセシビリティやSEO効果を高める効果があります。代替テキストを入力後、「投稿を挿入」をクリックすれば画像の埋め込みができます。
リンクの貼り方
本文にリンクを追加する際には、ビジュアルエディターのツールバーにある「リンクマーク」をクリックすれば、手軽にリンクを設定することが可能です。
リンクを設定したい文章を指定してから、リンクボタンをクリックすると、その文章がアンカーテキストになり、リンク先URLの入力欄が表示されます。
表の実装法
本文に表を挿入する場合は、ビジュアルエディターのツールバーにある「表のマーク」をクリックし、テーブルの行数と列数を指定しましょう。
ただし、ホームページ制作会社によっては、過剰に列数が多い場合、レイアウトを調整していない可能性があります。一般的には3列以内に収めることをおすすめします。
もし列数が多く必要な場合は、ホームページ制作会社に相談し、列数が多くても問題なく表示できるようなレイアウト調整を依頼するのが良いでしょう。
太字を利用する方法
文章を太字にする場合は、太字にしたいテキストを選択して、ビジュアルエディターのツールバーにある「Bのマーク」をクリックします。太字を使うことで、重要な情報や強調したいポイントを際立たせることができます。
箇条書きの行い方
箇条書きを利用したい場合は、まず改行した文章を作成して、箇条書きにしたい文章をすべて選択した後、「箇条書きボタン」をクリックします。
「箇条書きボタン」には2つの種類があり、「・」として表示される形式と、1.、2.、3.といった数字付きの形式があります。ユーザーにとって見やすい方を選びましょう。
ただし、数字付きの箇条書きは、ホームページ制作会社によっては設定していない場合があるため、設定されていない場合は、制作会社に依頼して設定してもらう必要があります。
下書き保存のやり方
記事を作成し、作業を中断して翌日以降に続きを書きたい場合は、下書き保存を行いましょう。
下書き保存の方法は、画面右側の「公開」のセクションの左上にある「下書き保存」ボタンをクリックするだけです。これで、記事が下書きとして保存されます。
ページの公開法
記事を公開するには、画面右側の「公開」のセクションの右下にある「公開」ボタンをクリックするだけです。これで、記事が即時に公開されます。
ページの削除法
公開したいページを削除する方法は、画面右側の「公開」のセクションの左下にある「ゴミ箱へ移動」ボタンをクリックするだけです。これで、記事が即時に削除されます。
WordPressの操作マニュアルのまとめ
WordPressの操作マニュアルについて解説しました。
WordPressは非常に更新しやすいシステムであり、さらに最近ではお客さま自身がオンライン操作に慣れているため、操作マニュアルを作成する機会は減少しています。しかし、お客さまの状況に応じて、上記のようなオリジナルのマニュアルを作成することもあります。
もし、この記事をご覧になってWordPressの更新マニュアルの作成をご希望であれば、お気軽にご相談ください。御社独自のWordPress更新マニュアルを作成いたします。