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WordPressがSEOに強いと言われる理由や対策法を解説

WordPressがSEOに強いというのは、一度は耳にしたことがあるWebマスターも多いと思います。

確かに、WordPressはSEOとの相性は良く、多くのホームページ制作会社が活用していますが、しかし決して強いというわけではないのです。

当ページでは、WordPressがSEOに強いというのは本当か、言われるようになった理由、最適化する方法、成功事例を解説します。

WordPressがSEOに強いというのは本当か

WordPressとは、ホームページの更新システムのことを言います。

WordPressがSEOに強いかどうかを判断する際に、当社が良く提案することが多いのがGoogleのXです。

GoogleのWebマスタートレンドアナリストであるジョン・ミューラー氏は、「Googleは、WordPressで制作されたホームページと比較して、HTMLサイトのランキングを高くしますか?」と質問を受けて、「ページはページだ」と回答をしています。

つまり、WordPress、他のCMS、HTMLであったとしても、ページの品質が高ければ上位、低ければ下位に表示される仕様になっています。

そのため、WordPressだからと言って、SEOに強いわけではなく、適切な対策や継続したホームページ運営を行わなければ、成果を発揮することができません。

WordPressがSEOに強いと言われる理由

多くのホームページ制作会社がWordPressはSEOに強いと考えている理由を解説します。

Googleの発言

過去のGoogleの発言ですが、元Googleのマット・カッツ氏は、WordPressはSEOに最適と発言をしています。

元Googleのマット・カッツ氏がWordPressはSEOに最適と発言

上記を訳すと、「WordPressは素晴らしい選択だ。SEOの80〜90%に対応している。」になります。

そのため、WordPressがSEOに強いのではなく、適切に対策を講じなければ、まったく効果を発揮することができないことを意味します。

これを踏まえたうえで、ホームページ制作会社がWordPressはSEOに強いという理由をご覧ください。

クローラーがクロールしやすい

クローラーとは、検索エンジンが情報を収集する目的でインターネットを巡回させているプログラムです。

WordPressは、検索エンジンのクローラーが巡回しやすい構造になっており、SEOに強いホームページを制作しやすい特徴があります。

例えば、カテゴリーやタグの設定が簡単に行えるため、サイト全体が整理され、検索エンジンがどこにどの情報があるかを効率よく把握できます。

さらに、WordPressはXMLサイトマップを自動生成し、すべてのページのURLを検索エンジンに伝えることが可能で、これにより、クローラーがサイト内のすべてのページを巡回しやすくなります。

加えて、WordPressのプログラムコードはシンプルであるため、クローラーがページを効率よく読み込める点でも優れています。

これらの特徴により、WordPressはSEOに強いホームページを制作するのに適しています。

SEOプラグインが豊富にある

WordPressは、世界で最も人気があるCMSになるので、多くのプラグインがリリースされています。

プラグインの中には、WordPressのSEOを強化できるものあり、例えば「All in One SEO」や「Yoast SEO」、「Rank Math」は細部まで最適化することができるツールになっています。

もちろん、他にも優れたSEOプラグインは多数あり、ホームページの状況やWebマスターの更新のしやすさから選択することが可能です。

ホームページの更新が行いやすい

WordPressの魅力は、更新のしやすさにあります。

例えば、当社サイトで言うと、サービスページはカスタマイズを行い、更新のしやすさを追求しています。

当サイトのサービスページのWordPressの管理画面

しかし、スタッフブログでは、カスタマイズが必要なく、デフォルトの状態でも十分に更新がしやすいです。

当サイトのスタッフブログページのWordPressの管理画面

更新がしやすいということは、コンテンツを作成しやすいことに繋がるので、ホームページ運営頻度を高めることが可能です。

現在のSEOでは、コンテンツのボリュームと品質の2つが重要な成功要因になっているので、WordPressは検索エンジンの仕様に則ったCMSということができます。

WordPressをSEOに最適化する方法

WordPressはデフォルトの状態では、SEOに強いとは言えないので、最適化するための方法を解説します。

デザインテーマの選び方

自分でホームページを制作する場合は、デザインテーマ選びに注意しましょう。

現在、多くの業者がWordPressのデザインテーマを販売しており、それぞれが特徴を持っているので、SEOに強いものを選ばなくてはなりません。

WordPressのデザインテーマを選ぶポイントは以下です。

  • SEOを意識したソースコード
  • レスポンシブWebデザインに対応
  • ページの表示速度が速い
  • 更新画面がシンプル

これらの条件を満たしていれば問題ありませんが、当社のお客さまのSEOを確認していると「SWELL」が高い効果を発揮していることが多いです。

SWELLは、上記のポイントを全て押さえており、特にページの表示速度は、他のWordPressのデザインテーマよりも優秀であると思います。

ただし、SWELLでなければ、SEO効果が出ないわけではないので、上記を満たしつつ、自分にとって使い勝手が良いデザインテーマを選択しましょう。

内部SEO対策のポイント

WordPressは、SEOに強い仕組みですが、内部対策を行わなければ、その効果が大幅に減少してしまいます。

内部SEOとは、ホームページを検索エンジンがクロールしやすく、内容を理解しやすくするための対策になり、以下のポイントを意識しましょう。

  • SSLに対応する
  • XMLサイトマップの設置と送信を行う
  • robots.txtを設置する
  • ホームページの読み込み速度を高める
  • レスポンシブWebデザイン作成を行う
  • UI/UXを高める など

詳しくは、上記の内部SEOとはからご覧いただき、特に重要になるポイントがこちらです。

URLの考え方

WordPressでページのURLを作成する際の考え方を紹介します。

  • 一度公開したページは削除しない
  • テーマでディレクトリーに整理する

SEOにおいてURLの重要性は高くなります。

ページを削除して404 NOT FOUNDになってもSEOに悪影響はない

Google曰く、ページを削除して404 NOT FOUNDになってもSEOに悪影響はないそうです。

しかし、当社のこれまでの経験で見るとページを削除して404 NOT FOUNDのページが増えるほど、サイト全体のSEOに悪影響が出ています。

さらに、URLを策定する際には、テーマごとにディレクトリにまとめましょう。

例えば、当サイトで言うと、サービス関係は/service/wordpress/や/service/corporate/などに整理をしており、そうすることで、検索エンジンがそれぞれのページが何についてのコンテンツかが理解しやすくなります。

WordPressは、すべてのページのURLを自由に設定ができるので、後から改善するのではなく、初めから理解して対応することが大切です。

適切な内部リンク構造を作る

クローラーは、内部リンクを辿って、さまざまなページにアクセスしています。

クローラーがページ間を移動するのは、訪問者と同様に内部リンクを使って移動をしているので、適切な構造を作る必要があります。

  • ヘッダー
  • パンくずリスト
  • サイドナビ
  • フッター
  • コンテンツ内

これらの設定もWordPressであれば、管理画面から簡単に行うことができます。

サイト全体でユーザー目線で内部リンクを設置することによって、検索エンジンのクローラーは、すべてのページへとアクセスしてくれるようになるので、高いSEO効果を発揮します。

ただし、闇雲な設置は、クローラーが無視する仕様になっているので、訪問者が利用する可能性が高い内部リンクを作成しましょう。

コンテンツの網羅性を意識する

SEOにおいて、コンテンツの網羅性は重要です。

例えば、当社は、【ホームページ制作 大阪】で上位表示を狙っているので、サイト全体で「ホームページ制作」に関連するコンテンツを作成しなくてはなりません。

検索エンジンは、ページ単位だけではなく、サイト全体でも評価しているので、メインで上位表示を狙っているキーワードに対してボリュームと品質を高めなくてはなりません。

そのため、ホームページを公開した後、WordPressの管理画面から新規ページ作成を行い、網羅性を高めることでSEO効果が向上していくのです。

画像を最適化する

ホームページで利用する画像を最適化することで、検索エンジンにより深くコンテンツを理解してもらうことが可能です。

画像を最適化するためには、適切なサイズにトリミングを行うことや、alt属性を記述が必要です。

大きな画像をアップロードしていると、ホームページでは適切なサイズに表示されていますが、ページの読み込み速度が遅くなってしまうので、SEO評価を落としてしまう可能性があります。

また、検索エンジンの画像解析は、年々優れたものに成長していますが、まだ完璧ではないので、alt属性を入れて、該当の写真が何かを説明してあげることが大切になります。

トリミングやalt属性は、WordPressの管理画面から簡単に行えるので、SEO効果を高めたいWebマスターは必ず実施しましょう。

SNSと連携する

WordPressサイトに、ソーシャルボタンを設置して、SNSと連携しましょう。

ソーシャルボタン

連携方法は、AddToAny Share Buttonsなどのプラグインを実装すればスムーズに行うことができます。

ソーシャルボタンを設置することで、ソーシャルメディアアカウントを持っているユーザーが気楽にページをSNSで拡散できるようになります。

現在のホームページは、SEO効果の高い被リンクを獲得することが難しいので、少しでも数を増やすことを考えて、ソーシャルボタンの設置は必須と言えます。

WordPressでSEOに成功した事例

上記の考え方を持ち、高いSEO効果を発揮したWordPressサイトの事例を解説します。

東京渋谷の鍼灸治療院

東京渋谷の鍼灸治療院

東京渋谷の鍼灸治療院のホームページでは、WordPressを使ったSEOに取り組んでいます。

ページ数が少なくなっていますが、しかしリライトを中心とした更新に力を入れているので、各ページのSEO効果が高く、1日に400~500人の集客に成功しています。

東京渋谷の鍼灸治療院のGoogleサーチコンソール

まだホームページを公開して3ヶ月が経過していないのですが、鍼灸師の方が、ユーザーを考えて、丁寧に記事を作成していただけているので、高いSEO効果と言っても良いでしょう。

当ページで紹介した内容を網羅できておらず、ソーシャルボタンの設置は行っていなかったり、お客さまのページ作成もまだ途中になっているので、今後さらなるSEO効果を発揮することが推測されます。

非鉄金属商社

非鉄金属商社

非鉄金属商社もWordPressサイトでのSEOに取り組んでいます。

非鉄金属商社のGoogleサーチコンソール

訪問者数としては、200人前後と少し少なめになっているのですが、特徴としては、ビジネスに関連する訪問者しか訪れておらず、コンバージョン率が高くなっています。

非鉄金属商社は、WordPressの管理画面からスタッフブログを更新しているのですが、その際に、実際のお客さまの事例を基にした記事になっているので、自然とコンバージョン率が高くなっています。

今後も継続していけば、少しずつGoogleからの検索者数が増え、コンバージョン率が高いので、さらに高い成果を得られることは間違いありません。

WordPressがSEOに強いと言われる理由のまとめ

WordPressがSEOに強いと言われる理由を解説しました。

WordPress自体はSEOに強いわけではなく、検索エンジンの認識を意識した仕組みが実装しやすいので、品質の高いコンテンツを公開することで、上位表示を実現できる可能性が高いと言えます。

WordPressってSEOに強いの?とお思いのWebマスターの参考になれば幸いです。

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